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標題の通りですが、偏差値には上下の限界ってないんでしょうか?
理論上は100以上やマイナスもありうると訊いたのですが、それはどのような場合ですか?
計算の仕方や特質などを教えてください。

A 回答 (2件)

一般に使われている偏差値は、平均が50、標準偏差1σ分が上下すると10ずつ変動します。



たくさんのデータを集めると、平均値の辺りのデータ数(試験だったら人数)が一番多くなり、値(試験の点数)がそれより高くなったり低くなったりするほどに減っていく、釣鐘型の分布(正規分布)になることが多いのですが、その「裾野」は理論上ずーっとデータ数が少なくなりながら伸びています。上下の限界はありません。

釣鐘型のグラフを想像してください。
偏差値50というのは、平均点をとる人のいるところで、グラフの真ん中です。人数は一番多くて、平均点以上の人は2人に1人です。平均点以下の人も2人に1人です。
偏差値65となると、やや右側にずれて、それ以上の人はだいたい15人に1人だ、ということです。偏差値35はその逆ですね。
偏差値75(あるいは25)なんてなると、161人に1人という値です。このまま見てみると、だいたいの値ですが、
偏差値80(20):  1/741
偏差値90(10):  1/31560
偏差値100(0):  1/3483046
……350万人に1人です(!)
偏差値110(-10):1/1009976678
……10億人に1人です(!!)

このように、上下の限度はありませんが、大きく(小さく)なればなるほどとても「珍しい」ことになってくるということを表しているのが偏差値です。

計算の仕方は少々複雑ですから、Webで検索したり本を読まれることをお勧めします。
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http://www.o-shinken.co.jp/benkyo/hensati/hensac …
ここを読むと詳しく書いてありますので、解説はここに任せます。

ものすごく簡単にいってしまうと、偏差値とは、平均からどれくらい離れているかを示したものです。個人の点数は、100点満点テストなら、0~100にしかなりませんが、平均からの離れ具合は、そのテストを受けた人すべてと自分との相対的な値なので、理論的にはいくらでも大きくなったり小さくなったりします。したがって、平均から思いっきり離れていれば、100以上になったり、値がマイナスになったりするのです。
で、実際、偏差値100なんてありうるのかといいますと、高校受験の時に一回だけ見たことがあります。自分が大学受験生時代の、センター試験模試の社会の問題だったと思いますが、受験雑誌の最優秀者は、偏差値120を取っていました。
センター試験模試ぐらいになると、受ける人が多いので100点満点をとる人が必ず一人ぐらいいるものです。で、模試はセンター試験よりちょっとむずかしめに作ったりするので(楽勝と思われて本番で失敗して文句言われたら困りますから)、平均点がとても低かったりすると、こういうことが起こります。
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