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数A 分散と標準偏差の問題です。
画像の問ですが、解答をみても、黄色4角の式の意味が分かりません。この式を詳しく説明してください。

「数A 分散と標準偏差の問題です。 画像の」の質問画像

A 回答 (2件)

sx が24


xの平均が16なので四角上の式に代入しています

この時、四角上の式の左辺(xの二乗の平均)はそれぞれを二乗した値を個数で割った物(四角右の式)なので、二乗和を求めたければ右辺に個数を掛けたら良いだけになります

ようするに、四角上の式を
二乗和 = 個数 x (分散 + 平均の二乗)
という式に変形して代入しているだけです
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そもそも、グループA、Bの元データを


{A} = {X1, X2, ・・・, Xn}
{B} = {Y1, Y2, ・・・, Ym}
とすれば

Aの平均:Xbar = (1/n)ΣXi   ①
Bの平均:Ybar = (1/m)ΣYj   ②

ということです。その上で、各々の分散は
Aの分散:Va = (1/n)Σ(Xi - Xbar)^2    ③
Bの平均:Vy = (1/m)Σ(Yj- Ybar)^2    ④

ということです。これは「定義」ですからよいですね?

その上で、例えば③を実際に分解してみれば
 Va = (1/n)Σ(Xi - Xbar)^2
  = (1/n)Σ(Xi^2 - 2Xi・Xbar + Xbar^2)   ←2乗を展開
  = (1/n){ ΣXi^2 - Σ(2Xi・Xbar) + ΣXbar^2 }   ←各々の「総和」に展開
  = (1/n)ΣXi^2 - (1/n)Σ(2Xi・Xbar) + (1/n)ΣXbar^2

ここで
第2項:(1/n)Σ(2Xi・Xbar) = 2Xbar(1/n)ΣXi   ←共通な定数をくくり出すと、(1/n)ΣXi = Vbar である
            = 2Xbar^2
第3項:ΣXbar^2 は、定数 Xbar^2 を n 回足し合わせるだけなので ΣXbar^2 = nXbar^2
    従って (1/n)ΣXbar^2 = Xbar^2
なので
 Va = (1/n)ΣXi^2 - 2Xbar^2 + Xbar^2
  = (1/n)ΣXi^2 - Xbar^2
という式が得られます。これが「解説の2行目」の式です。
右辺第1項は「Xi^2 の平均値」ということですから。
これを変形して
 (1/n)ΣXi^2 = Va + Xbar^2
→ ΣXi^2 = n(Va + Xbar^2)
これが「黄色で囲った式」です。「n と Va と Xbar(の2乗)」を使って計算していますよね。

こういった「データの個数、平均値、分散の関係」は、一度自分で上のような式変形をしてみて、納得をした上で公式として「暗記」するなりして、活用できるようにしておくとよいですよ。

その上で、同じ公式を使って、全体の分散は
 全体の平均 μ = [ ΣXi + ΣYj ]/(n + m)
より
 全体の分散 s^2 = [ Σ(Xi - μ)^2 + Σ(Yj - μ)^2 ]/(n + m)
        = [1/(n + m)][ΣXi^2 + ΣYj^2] - μ^2
で求まることになります。
この変形は、自分でトレースしてみてください。
(途中で
  ΣXi + ΣYj = (n + m)μ
を使えば、ちゃんと求まりますよ)
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