人生のプチ美学を教えてください!!

なめこについて質問したいと思います。ご存じの方、ご教授いただけると嬉しいです。

1。私は九州出身なのですが、大きくなるまでなめこというものを見たことがありませんでした。栽培できる地域というのはあるのでしょうか。(私がたまたま見かけなかっただけでしょうか?)

2。私がいつも見かけるのは先っぽが切り取ってあって袋詰めになっているものですが、どうしてしめじのように株のままで売らないんですか? 軸はおいしくないとか、なにか理由があるんでしょうか。生産地の方ではどうしていらっしゃるんですか?

3。あの独特のぬめりは、どの段階で出てくるんですか? 切り取って袋詰めする時にはないと思うのですが(あると扱いにくいですよね?)。古くなると増えるといったことがありますか?

4。前にファミレスで定食を食べた時に、なめこと思われるものが味噌汁に入っていましたが、色が真っ黒でした。もしかして、冷凍したものはそのようになりますか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

青果物流通の仕事です。



1.一般に流通しているなめこは菌床栽培といって湿度や温度を
 コントロールできる施設で栽培されています。
 つまりどこでも栽培はできます。
2.なめこはしめじなどと同様におが粉などの培地を詰めた
 瓶やポットで発生させます。
 なめこの生産者に聞くと、ワッと発生したなめこはナイフで
 一時に刈ってしまいます。そうすると2度目が発生するということでした。
 横にばっさり、だから足がついていないのです。
 一部「株獲りなめこ」や「足つきなめこ」として近隣のスーパーや
 直売所に卸していました。この場合は培地の少し上から
 しめじのように刈り取っていました。
 軸は美味いです!
 なめこ料理のレシピの中には「足つきなめこで!」というのもあります。
3.なめこのぬめりはなめこの特徴ですから発生したときから
 ぬめっています(というかベタベタしています)。
 通常はべたつきに付着するゴミを取るために水を使って
 機械で洗っています。
4.その味噌汁は時間を置きすぎたんでしょうね。

天然のなめこは傘が大きくてもっと開いています。
なめこ汁、おろしなめこを食いたくなってきたぞ^^
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この回答へのお礼

お答えいただいてありがとうございます!

No.1さんの回答でだいぶわかってきましたが、さらによくわかりました。
特に「バッサリ切りとる秘密」がわかってとても面白かったです。ねぎやにらもそうですよね?
真っ黒のなめこの謎?も解けてよかったです(笑)。
私もなめこおろし食べたい!

お礼日時:2004/11/26 22:44

1.どこでも栽培していますよ。



2.袋詰めものは、培地を使って屋内で瓶栽培されています。
瓶の代わりに袋を使う場合もあります。
キノコも1本づつ単独で生えるので、ハサミで根本から切り取って水洗し、ふるいで大きさ別に分類され、水切りをして計量し、パックに梱包されます。

3.収穫時にもぬめりはありますが、上記の処理で完全にぬめりのあるパッケージになります。
(乾燥処理等はしません)

4.冷凍は無理かも・・・

ちなみに、天然や原木栽培、路地栽培した場合は、もっと大きなキノコになってから収穫して食します。
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この回答へのお礼

素早いお答えありがとうございました。

なるほど、ハサミで切るんですか! 手間のわりに安い感じですね。水洗いしてあるとは知りませんでした。
以前、スーパーでしめじみたいなパックで株のまま売られているのを見かけたように思います。大きくなったものですね。今度見かけたら食べてみたいと思います。
勉強になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/25 23:54

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