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下記質問の関連ですが、この質問者の言いたいことがよく理解できないでいます。
どなたか、浅学の私にもわかるように解説していただけませんか?
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11227149.html
まず、該当の質問文から※引用※します。

名詞(めいし)
noun
意味のうえから,事物の名称を表わしたり,状態,性質,存在などの概念を表わしたりする単語と定義される。「虎」のように類概念を表わすものを普通名詞,「加藤清正」のように個体名を表わすものを固有名詞,これらの具象名詞に対して「勇気」のように抽象概念を表わすものを抽象名詞と,意味のうえで分類することが多い。
【ブリタニカ国際大百科事典】
https://kotobank.jp/word/%E5%90%8D%E8%A9%9E-141071
より。
ということですが、<事物の~【状態,性質,存在】などの概念を表わし>でいう、「状態,性質」を表わすのは動詞、形容詞であり、「存在」を表わすのは<動詞>「ある/いる」であるのは明白でしょう。


つまり、この方は、
【(名詞とは)事物の名称を表わしたり,状態,性質,存在などの概念を表わしたりする単語と定義される。】というブリタニカの記述は、
『「状態,性質」を表わすのは動詞、形容詞であり、「存在」を表わすのは<動詞>「ある/いる」であるのは明白』であるから、間違っていると指摘しているようです。
しかし、
・「豊饒」⇒状態の概念を表わす単語。
・「明朗」⇒性質の概念を表わす単語。
・「実在」⇒存在の概念を表わす単語。
はすべて名詞だと思うので、ブリタニカが間違っているようには思われないのです。
それとも、この方の言うように間違っているのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • 「概念」=物事の概括的な意味内容。
    ですから、「名詞」について、

    ・事物の名称を表わしたり,状態,性質,存在などの(概括的な意味内容)を表わしたりする単語と定義される。

    という表現が間違っているなど、いったい、どんな考え方をすれば出てくるのか実に不思議です。
    みなさんのご回答を拝見して思うのは、アスナロウさんは、

    ・状態,性質,存在などの概念を表わす。(名詞など)
    という文と、
    ・状態,性質,存在などを表わす。(動詞・形容詞・形容動詞など)
    という文の【意味の違い】を理解していらっしゃらないのだろうと思われます。
    ほぼ確信しているのですが、あまりにごねるので、私が間違っているのかと心配になって質問させていただいた次第です。(笑)

      補足日時:2019/08/02 22:24
  • 訂正です。

    ×
    『ソシュールパラダイムの超克の必要性』というのは、要するに言語実体観の批判ですよね?


    『ソシュールパラダイムの超克の必要性』というのは、要するに言語道具観の批判ですよね?

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/08/03 15:57

A 回答 (8件)

#7 について。



>>学校文法なんて、試験以外では、ほとんど役立たないように、私は想います。

その通りです。

それは学校文法が言語事実と相違した誤った、非科学的な文法論であるためで、ブリタニカの解説はそのことを理解せずに説いているところに、本質的な誤りがあります。

>>もっとちがった教え方があると想います。

当然ながら、科学的、論理的な文法論に基づき教えるようにしなければなりません。■
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> >ブリタニカの説明が間違っているというような明らかな部分はないだろうと思います。


> :控え目の表現ですね。(笑)

控えめにしたのは、ちょっとブリタニカの説明にも問題はあると思っているからです。 言語には孤立語という系統があって、その代表は中国語ですが、動詞には活用がありません。
ブリタニカの記載は、「インド=ヨーロッパ語族に属する言語の多くでは,動詞は文の述語の中核に必ず含まれているものであり,法,態,時制,数,人称などによって活用する。」でほぼ正しいです。活用があるかないかで品詞を分けるのは適当でないと明確に書いた方が、ブリタニカのスタンスとしてはいいのかなとも思ったからです。

> 彼の場合、単純に、
> ・状態,性質,存在などの概念を表わす。(名詞など)
> という文と、
> ・状態,性質,存在などを表わす。(動詞・形容詞・形容動詞など)
> という文の【意味の違い】を理解していないだけだろうと思われます。

webでみるとブリタニカには、
❶ 事物の名称を表わしたり,状態,性質,存在などの概念を表わしたりする単語と定義される
とあります。 (事物の"名称”) /(状態/性質/存在/などの"概念")が並記されていると見なせば、冷凍・解凍・液状・高温・常温・低温・堅い・固い・硬い・堅さ・固さ・硬さ・重さ・重い・思い・念い・想い・晴れ・曇り・おかしい・おかしさなどでも、それを"名詞"として解釈して問題のない文章は考えられます。 あそこの店は高い、アイツは硬い、思いを大切に、アイツがおかしい、今日は特に暑い、などでも、名詞として位置づけても問題はないはずです。 暑い日、生煮えの料理、堪え性でも、「暑い」や「生煮え」「堪え」を名詞として見なしてマズイとは言い切れないでしょう。 もちろん、他の文法的解釈だって可能です。 「寒がり」を形容動詞として見なければならない絶対の理由はないと想います。

webでみるとブリタニカの形容動詞には、
https://kotobank.jp/word/%E5%BD%A2%E5%AE%B9%E5%8 …
❷ 日本語の品詞の一つ。「静かだ」「親切だ」のように,用言の一種で,意味上は形容詞に近く,活用の点では動詞に似たところがあるものを,全体で1語と認め,形容動詞と呼ぶ。しかし,この品詞を認めるか否かは論争があり,単語の認定法,品詞の認定法により異なる意見が出ている。また,形容動詞を認めても,どの単語がそれに属するのかという点で一致しないことがある。橋本文法では形容動詞を認めるが,時枝文法では「静か」「親切」がわれわれの意識のなかで1語として存在しており,しかも単独で使われることもあることなどを根拠として,いわゆる「形容動詞」は……
形容動詞という品詞が確実にあるという立場には、ブリタニカは立っていなのかだから、こうした説明で整合性は取れています。

webでみるとブリタニカの形容詞には、
https://kotobank.jp/word/%E5%BD%A2%E5%AE%B9%E8%A …
品詞の一つ。語源のラテン語 adjectivumは「添えられたもの,添え言葉」の意味で,ギリシア語 epíthetonを訳したもの。一般には,「名詞を修飾して事物の性質,状態を表わす単語」と定義されるが,各言語ごとに,より厳密な定義が試みられている。日本語では,「美しい人」「この菓子はうまい」の「美しい」「うまい」のように断定の形がイで終り,語尾がカロ,カッ,ク,イ,ケレのように替変する語を形容詞とするのが普通。「美しい人」のように直接名詞にかかるのを付加的用法,「この菓子はうまい」のように叙述に用いられるのを叙述的用法という。
しかし、「この菓子はうまい/甘い/みごと/絶品/最悪/下品/上品/マズイ/高級品/古い/賞味期限切れ/鶴屋吉信」を文法的に別なものが混じっていると考える絶対的な判断はないと想います。 同じ文章/短文の一部を交換しても通用するのなら、品詞をすべて名詞としたって問題はないです。

webでみるとブリタニカの助動詞には、
https://kotobank.jp/word/%E5%8A%A9%E5%8B%95%E8%A …
(1) 西洋語においては,独立性をもった単語ではあるが,文法的意義特徴を多く有し,本動詞と結びついて,時制,態,法,相などの文法範疇を形成する役割を果すものをいう。英語の will,shall,may,have (完了相) ,be (受動態) など。 (2) 日本語では普通,付属語 (辞) のうち活用のあるものとされている。しかし,その所属内容の点では学説により異なり,特に,(ラ) レル,(サ) セル,タイなどを助動詞とみるか,接尾辞とみるかで分れている。一方,服部四郎の単語認定法によると,普通に助動詞とされているもののうち,ダ,デス,デショウ,ラシイなどごく少数が「付属語」で,残りは単語の一部 (「接合形式」) にすぎないと分析される。日本語では,(1) に相当するものの一部が「補助動詞」である。なお,山田孝雄の文法論では,助動詞の名称を用いず,その大部分を,用言の語尾が複雑に発達したものとして「複語尾」と呼んで,「単語」とは認めない。
日本語で頻繁に使う「です」「でした」「でしょう」は、「上手いです」「鋭いです」「ロケットです」「城です」「愛人です」「悪人です」「ワルです」「アホらしいです」「ダメです」「高値更新です」「怒りなどの感情です」なんだって使えるのですから、「です」の前に置かれる語の品詞を名詞としたところで、なんの問題もないはずです。 ブリタニカの記載は、言語に捕らわれない、国文法の特有の学説にも捕らわれないという立場のようですから、明らかな間違いはないように私は想いますが、ちょっとブリタニカの説明には、「わかりやすさ、単純明快さ」という視点でみれば、問題はあると思っています。

> >鋭い、鈍い、などは、{「状態,性質」を表わす}とも言えるかもしれませんが、
> : これが正しい認識ですよね。
> まさに、この文面を、彼は、
> ・鋭い、鈍い、などは、状態,性質,存在などの概念を表わしたりする。
> のように誤って解釈するのだと思われます。

No.4の回答で書いた私の文章は、次の通りです。
暑い、熱い、厚い、重い、軽い、美しい、美味しい、可笑しい、うまい、まずい、苦しい、辛い、痛い、速い、遅い、トロイ、鋭い、鈍い、などは、{「状態,性質」を表わす}とも言えるかもしれませんが、{「状態,性質」の程度や方向性を表わす、評価や感覚での程度や具合を表言したい}ような目的で使われています。 その表現(評言)が断定の場合には語形がイ(い)で終り、下手、上手、愉快、甘味、痛み、辛み、重さ、軽さ、暑さ、寒さとは違うし、文の中での位置関係や役割によって活用するので、名詞ではなく、形容詞となります。
有る、在る、居る、ない、居る(おる)は、{「存在/不存在」を表わす}とも言えるかもしれませんが、{「存否の認知、確認、あるいは仮定、去就・継続の意思」などの表明}という目的で使われていることが多いです。 そういう目的で文を構成しようとすると、在ったんだ、有ればいいな、居たくない、居ないのだから、居てよ、などと語形が変化してしまうから、名詞ではなく、動詞となります。 
「この本は厚い」「暑い!」は、{「状態,性質」の程度や方向性を表わす、評価や感覚での程度や具合を表言}しています。これをもって、形容詞とも言えるし、文の形を変えると活用するので形容詞とも言えるのでしょう。 文の構造、形、時制を変えた場合に発音や文字表記が変わっているのは、その変えた時点で品詞が変わったと考えもいいわけです。
なお、webでみるブリタニカの名詞の項目には、『鋭い、鈍い、などは、状態,性質,存在などの概念を表わしたりする』という記載はないです。
私は、「彼の指摘は鋭い」「鐘の音が鈍い」「正解などはない」の鋭いや鈍い、ないを、名詞とするとどう具合が悪いのか、最近疑問に感じるようになりました。

この質問やこの質問に対する回答者さんは、文法の多くは解釈の仕方の主張でしかない、実際の言語の使用実態の多くを説明し切れてはいない、曖昧というか適当な面が多いとは考えないのでしょうか。 経済理論と同じで、文法も、ただの主張でしょう。 どれだけ有効性があるのかは、その使用局面に照らして判断するのが適当だろうと、私は想います。 学校文法なんて、試験以外では、ほとんど役立たないように、私は想います。 外国語を母語にしてきたヒトに、日本語会話や通常の文章を日常的に読み書きする程度ならば、もっとちがった教え方があると想います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

参考になりました。

お礼日時:2019/08/05 17:50

早速の応答を有難うございます。



>>些末な点にのみ拘り、重箱の隅を突くことにのみ終始しておられる。

これらの指摘を、「些末な点にのみ拘り、重箱の隅を突くこと」としか理解できない方と議論しても無意味と感じます。■
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

1.
>これらの指摘を、「些末な点にのみ拘り、重箱の隅を突くこと」としか理解できない方と議論しても無意味と感じます

こうした逆切れを防ぐために、

『ソシュールパラダイムの超克の必要性』が無いとか有るとか言ってるわけではない、という点にも留意してください。

と注釈したはずですが、この日本語の意味が理解できなかったようですね。
困ったもんです。(笑)

2.
いずれにせよ、反論が無いということは、

【(名詞とは)事物の名称を表わしたり,状態,性質,存在などの概念を表わしたりする単語と定義される。】というブリタニカの記述は正しい。
・「豊饒」⇒状態の概念を表わす単語。
・「明朗」⇒性質の概念を表わす単語。
・「実在」⇒存在の概念を表わす単語。
などが名詞であることからも、それは明らかである。

ということをお認めになるということなのですね?
もっと簡単に言うと、

『「状態,性質」を表わすのは動詞、形容詞』
であるのは確かだが、ブリタニカは、そんなことを言ってなかった。
ブリタニカは、
『(名詞とは)「状態,性質などの【概念】」を表わす語』と言っているのであって、これはまさに名詞であるから、自分の批判は勘違いであった。

こうしたことにお気づきになった、ということなのですね?
まあ、勘違い、間違いは誰にでもありますので、別に気になさる必要はありません。
今後に生かしていただければ、それで十分です。

・過ちては則ち改むるに憚ること勿れ(論語)

という言葉もあります。

お礼日時:2019/08/03 16:47

この質問にある、最初の問題を提起した者です。



大方の回答が出揃ったようで、当方への質問ではありませんが、当提起者の理解力、軽薄なコメントは別にして、最初の提起者の責任として、主旨、提示された回答の正否について簡単にコメントさせていただきます。

なお、本質問自体は当方の問題提起を広め、このコーナーの回答者のレベルを明示する効果も挙げ感謝しております。

最初に各回答に関する、寸評を述べます。

#1:うろ覚えの戯言
#2:問題外の戯言

で、注目すべきは、#3のOKATサンの理解力です。当方の提起の大枠は理解いただいており、こうした形で纏めて提起すべきであったことを反省しています。しかし、あくまでも学校文法、言語実体観のパラダイム下で発想されているため、当方が明白に説明している内容も理解されず、「ご本人の説明不足です。」とされる誤りには、後ほど触れたいと思います。

#4 は長々とブリタニカを引用され、逆に「ブリタニカの説明が間違っている」ことを証明する結果になっています。「物言えば唇寒し秋の風」という風情です。

簡単な例を挙げれば、「日本語の動詞は,用言で,終止形が-uで終るものとして定義できる。」というのは、<ラ行変格活用動詞>「あり/をり/はべり/いますがり」という反例があり単純な誤りに過ぎません。語の内容ではなく、形式を本質と取り違えるため、こうした初歩的な誤りを恥ずかしげもなく晒すことになります。

さらに、代名詞、指示詞という名称の誤り、悪評高い関係代名詞等、問題満載の状態です。ここには、形式主義/機能主義的な言語論、文法論が横溢し、回答者にはその自覚、反省がないため呉越同舟の観があります。

では、前に記した#3 の回答の問題点に触れることにしましょう。

最初に、「文章の中で、述語の役割を果たす語」と始りますが、「文章」ではなく『文』の誤りでしょう。そして、「文の中での述語の役割」というのは、文での語の機能の問題で、語自体の意義ではありません。語の意義を問題にしている当方がそのような見方を否定するところから始っている点を理解されていません。

>>静詞  形容詞(活用あり)及び 名詞(活用なし)→属性を表す。
   (静詞の中で使われる【名詞】は一般に「形容動詞語幹」に相当する?)

当方は、ブリタニカを引用した後、

まず、注意すべきは意味上、つまり語の意義としては<形容詞>に近いということです。つまり、属性表現の語であり、名詞ではないということです。

と明記しており、この点を無視、理解されていないということです。それは、名詞と属性表現の語の相違と関連を理解できていないということでもあります。

>>「時枝文法」の改良版など知らなくて当然です。

当方がまず訴えたいのは、上にも記した通り現在の文法論が言語事実と相違しているということです。そして、この相違の根源を明らかにするのが、「時枝文法」であり、それを発展、展開した<三浦つとむ>による認識と言語の理論であるということです。

これは、言ってみればニュートンの力学がニュートン力学となり、さらに古典力学となったように、最初は個人名を冠した論として出ざるを得ないという歴史的な事実です。

「ご本人の説明不足」は重々承知しており、簡単に詳細を説明できるような内容ではないので、詳細は本を読んで確認して下さいと言っているもので、別に高踏的であるなどとは考えておりません。

時枝の文法論は開戦時に出版され、三浦がさらにこの展開を始めたのは、1950年代からであり、すでに、70年を経過しようとしています。この間、学会、学界はこの業績の無視を決め込み、西欧のテンプラ理論の追随に汲々としているあり様で、<『日本語文法事典』〔日本語文法学会 ;2014/6/25)〕の欠陥>で指摘しているような現状です。

であれば、素人、一般人である我々がその欠陥を認識、指摘し、裸の王様であることを知らしめることが重要ではないかと考え問題提起している次第です。

そして、これは単に日本語の問題に留まらず、世界のソシュールパラダイム下にある言語論、文法論、言語哲学の欠陥、限界であることにも注意を払うべきです。

これは、単に現在の学会の問題であるだけでなく、これからの研究者、学習者を誤った理論で教育し、低俗な論文に科研費などを投入する経済的な損失以外に、関連諸学への影響もまた重大なものがあります。

このようなパースペクティブの基に問題提起をしているものであり、主旨ご理解の上、、ソシュールパラダイムの超克の必要性、必然性をご理解いただければと願うものです。■
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

今回は逃げずに応じていただけたことに感謝いたします。
しかし、相変わらず論点を理解することが苦手なようですね。(笑)
そのため、些末な点にのみ拘り、重箱の隅を突くことにのみ終始しておられる。

質問内容を簡単に言い直して差し上げましょう。

【(名詞とは)事物の名称を表わしたり,状態,性質,存在などの概念を表わしたりする単語と定義される。】というブリタニカの記述は正しいですよね?
・「豊饒」⇒状態の概念を表わす単語。
・「明朗」⇒性質の概念を表わす単語。
・「実在」⇒存在の概念を表わす単語。
などが名詞であることからも、それは明らかでしょう。

もっと簡単に言いましょうか。

『「状態,性質」を表わすのは動詞、形容詞』
であるのは確かだが、ブリタニカは、そんなことを言ってませんよね?

という質問です。
簡単でしょ?
アスナロウさんは、

・「状態,性質などの概念」を表わす語。

・「状態,性質」を表わす語。
の区別が理解できていないために、こうしたブリタニカ批判をやってしまうのですよ。
ここにお気づきになっていただきたい、ということです。
何かおっしゃりたいなら、こうした論点を外さずに頼みます。
『ソシュールパラダイムの超克の必要性』というのは、要するに言語実体観の批判ですよね?
しかし、あなたは、ブリタニカ批判(しかも間違っている 笑)という『ソシュールパラダイムの超克の必要性』云々とは何の関係もない前提を持ち出し、自ら、その目的をワヤにしていることに気づきましょう。
『ソシュールパラダイムの超克の必要性』が無いとか有るとか言ってるわけではない、という点にも留意してください。
『主旨ご理解の上』とおっしゃいますが、こうした主旨の前提となっているのが(ブリタニカ批判という)誤った例なわけですから、自ら最初のボタンをわざと掛け違いさせているということ。

お礼日時:2019/08/03 15:51

https://kotobank.jp/word/%E5%90%8D%E8%A9%9E-141071
「意味のうえから,事物の名称を表わしたり,状態,性質,存在などの概念を表わしたりする単語と定義される。」 「意味のうえから、❶事物の名称、❷事物の状態、❸事物の性質、❹事物の存在、❺事物の(など)の概念、を表したりする単語」
https://kotobank.jp/word/%E5%8B%95%E8%A9%9E-103600
「一般的には,文の述語となって,動作,状態などの概念を表わすものとされる。語源のラテン語 verbumの原義は「言葉」で,英語 wordと同じ *werdhom に由来する。インド=ヨーロッパ語族に属する言語の多くでは,動詞は文の述語の中核に必ず含まれているものであり,法,態,時制,数,人称などによって活用する。日本語の動詞は,用言で,終止形が-uで終るものとして定義できる。」
https://kotobank.jp/word/%E5%BD%A2%E5%AE%B9%E8%A …
「一般には,「名詞を修飾して事物の性質,状態を表わす単語」と定義されるが,各言語ごとに,より厳密な定義が試みられている。日本語では,「美しい人」「この菓子はうまい」の「美しい」「うまい」のように断定の形がイで終り,語尾がカロ,カッ,ク,イ,ケレのように替変する語を形容詞とするのが普通。「美しい人」のように直接名詞にかかるのを付加的用法,「この菓子はうまい」のように叙述に用いられるのを叙述的用法という。英語,フランス語など多くのインド=ヨーロッパ語族の言語では,叙述的用法の場合に,This cake is nice.と動詞を媒介にする点が日本語と異なる。また,インド=ヨーロッパ語では,比較級や最上級の形をもつことも形容詞の特色である (例:nice,nicer,nicest) 。修飾される名詞の性,数,格に応じて語尾替変する言語も多い。ラテン文法では,名詞と形容詞の替変が同様であることから,ひとまとめにして曲用と呼び,動詞の活用と区別した。 」
https://kotobank.jp/word/%E4%BB%A3%E5%90%8D%E8%A …
「文のなかでは名詞と同様の働きをするが,名詞が個々の事物や事物の類につけられた,いわば名前であるのに対し,代名詞はその事物が何であるかは問わず,単に指示するという性格が強い。「あれを取ってくれ」の「あれ」は,話者から離れたところにある物をさす。これ,それ,あれ,英語の this,thatなどは,このように指示詞の役割をもち,指示代名詞と呼ばれる。英語の who,what,whichなどは疑問文をつくる働きがあるので疑問代名詞と呼ばれる。日本語では,どれ,どっちなどはほかの指示代名詞と並んでコソアドの体系をなす。英語のI,you,he,itなどは人称の別を表わすのに用いられ,人称代名詞と呼ばれる。人称代名詞の一種で,英語の itself,フランス語の se,ドイツ語の sichのように,「~自身を・に」の意味を表わすものを再帰代名詞という。英語の one,someのように不特定者をさすものは不定代名詞と呼ばれる。関係代名詞も多くの言語にみられる。 」


ブリタニカの説明は、日本語に限らないで、言語に関する説明なのだろうと思います。
で、関係代名詞は名詞ではないというスタンスをとっているのがブリタニカならば、ブリタニカの名詞の説明は、かなり厳密にできているという可能性があると考えられます。
上昇、下降、運動、発声、呼吸、加速、減速、増加、老化、噴出、紛失、雨降り、晴れ、曇り、嘆き、装い、動き、思い、笑い、怒り、泣き、嘆き、休み、眠り、立ち、座り、歩き、走り、話し、あゆみ、くすぐり、腹立ち、などは、「意味のうえから、❶事物の名称、❷事物の状態、❸事物の性質、❹事物の存在、❺事物の(など)の概念、を表したりする単語」なので、名詞となります。
また、私は怒った、座ったり立ったり、動き回る(れば)、思った、くすぐって、晴れた、曇った、装って、嘆くと、行こう、話せ、笑うな、泣いたら、休んだら、遊ばない、寝たかった、などは、「法,態,時制,数,人称などによって活用する」(日本語では数と人称は普通影響しない)ので、動詞となります。

『「状態,性質」を表わすのは動詞、形容詞であり、「存在」を表わすのは<動詞>「ある/いる」であるのは明白』
暑い、熱い、厚い、重い、軽い、美しい、美味しい、可笑しい、うまい、まずい、苦しい、辛い、痛い、速い、遅い、トロイ、鋭い、鈍い、などは、{「状態,性質」を表わす}とも言えるかもしれませんが、{「状態,性質」の程度や方向性を表わす、評価や感覚での程度や具合を表言したい}ような目的で使われています。 その表現(評言)が断定の場合には語形がイ(い)で終り、下手、上手、愉快、甘味、痛み、辛み、重さ、軽さ、暑さ、寒さとは違うし、文の中での位置関係や役割によって活用するので、名詞ではなく、形容詞となります。
有る、在る、居る、ない、居る(おる)は、{「存在/不存在」を表わす}とも言えるかもしれませんが、{「存否の認知、確認、あるいは仮定、去就・継続の意思」などの表明}という目的で使われていることが多いです。 そういう目的で文を構成しようとすると、在ったんだ、有ればいいな、居たくない、居ないのだから、居てよ、などと語形が変化してしまうから、名詞ではなく、動詞となります。 
ブリタニカには、名詞の説明に、語形が変化しないという記述はないですが、「語形が変化しない
」と書くと、複数形の語形が変わる名詞を持つ言語もあるから、そうは書けなかったのでしょう。

高温、低温、適温、高木、低木、上流、中流、下流、姓名、国名、家名、言語、鈍痛、頭痛、心痛、犬猫、嫌煙、硬軟、不正、正邪、善悪、邪悪、善良、建物、貴人、賎民、など、は複合語と考えるのならば、名詞は、「❶事物の名称、❷事物の状態、❸事物の性質、❹事物の存在、❺事物の(など)の概念、を表したりする単語」は、日本語の場合基本的に、語形が変化しないと考えてもいいのではないでしょうか。

ブリタニカの説明が間違っているというような明らかな部分はないだろうと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>ブリタニカの説明が間違っているというような明らかな部分はないだろうと思います。

控え目の表現ですね。(笑)

>名詞は、「❶事物の名称、❷事物の状態、❸事物の性質、❹事物の存在、❺事物の(など)の概念、を表したりする単語」は、日本語の場合基本的に、語形が変化しないと考えてもいいのではないでしょうか。

おっしゃるとおりと思います。
ただ、彼の場合、単純に、
・状態,性質,存在などの概念を表わす。(名詞など)
という文と、
・状態,性質,存在などを表わす。(動詞・形容詞・形容動詞など)
という文の【意味の違い】を理解していないだけだろうと思われます。

>鋭い、鈍い、などは、{「状態,性質」を表わす}とも言えるかもしれませんが、

これが正しい認識ですよね。
まさに、この文面を、彼は、

・鋭い、鈍い、などは、状態,性質,存在などの概念を表わしたりする。

のように誤って解釈するのだと思われます。
だからこそ、

・(鋭い、鈍いなどのn)「状態,性質」を表わすのは動詞、形容詞であり、(名詞ではない)

などと言って、ブリタニカにいちゃもんを付けているわけです。
早く気付いてもらいたいものですが、なにせ頑固でして。(笑)

お礼日時:2019/08/02 22:35

アスナロウさんの考え(三浦つとむの文法論)を勝手に推測します。

言葉遣いがかなり抽象的なため理解出来ない部分が多いのはやむを得ません。

文章の中で、述語の役割を果たす語
 動詞(活用あり)→動作や存在を表す。
 静詞  形容詞(活用あり)及び 名詞(活用なし)→属性を表す。
   (静詞の中で使われる名詞は一般に「形容動詞語幹」に相当する?)
 
 上記に含まれない名詞は概念を表し、区別される。まだ未確認だが、このような名詞は文中で主語をあらわすのに使われる(と思う)。
 申し訳ないが、これが間違いなら、ご本人の説明不足です。「時枝文法」の改良版など知らなくて当然です。本を読んで確認せよ、とはいかにも高踏的ですね。「三浦文法」の後継者の一人なら、広く知ってもらう努力をすべきです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>(静詞の中で使われる名詞は一般に「形容動詞語幹」に相当する?)

「活用しない形容詞」だそうです。「名詞」というと烈火のごとく叱られます。(笑)
個人的には「形容詞性名詞」と呼びたいのですが、これも許してもらえない。(笑)
どっちでも同じことだと思いませんか。

> 上記に含まれない名詞は概念を表し、区別される。まだ未確認だが、このような名詞は文中で主語をあらわすのに使われる(と思う)。

いずれにせよ、そのような名詞に対しても、『状態,性質,存在などの概念を表わしたりする単語』ではない、と言っているのは確かですよね。

「概念」=物事の概括的な意味内容。
ですから、「名詞」について、

・事物の名称を表わしたり,状態,性質,存在などの(概括的な意味内容)を表わしたりする単語と定義される。

という表現が間違っているなど、いったい、どんな考え方をすれば出てくるのか実に不思議です。
みなさんのご回答を拝見して思うのは、アスナロウさんは、

・状態,性質,存在などの概念を表わす。(名詞など)
という文と、
・状態,性質,存在などを表わす。(動詞・形容詞・形容動詞など)
という文の【意味の違い】を理解していらっしゃらないのだろうと思われます。
ほぼ確信に近いのですが、あまりにごねるので、私が間違っているのかと心配になって質問させていただいた次第です。(笑)

お礼日時:2019/08/02 22:24

元の質問者がただのかまってちゃんなだけ。


その方にとってはかまってちゃんも動詞なのかな(笑)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/08/02 21:52

「状態,性質」を表わすのは動詞、形容詞>ギリシャ哲学や錬金術と同じ考えですね。

つまり「塩」と「塩辛い」は言語学的に等価だと言いたいのです。現在誰も「太陽」と「光」を同一視する人はいないでしょう。(笑)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「状態,性質」を表わすのは動詞、形容詞

これは間違っていないと思うのです。
ただ、ブリタニカが書いているのは、

・事物の名称を表わしたり,状態,性質,存在などの概念を表わしたりする単語と定義される。

です。
「概念」=物事の概括的な意味内容。
なので、

・事物の名称を表わしたり,状態,性質,存在などの概念(=物事の概括的な意味内容)を表わしたりする単語と定義される。

という意味になります。

・「状態,性質」を表わすのは動詞、形容詞

であるのは確かですが、

・状態,性質,存在などの概括的な意味内容を表わす

のは、また別のもの(名詞)ではないかと。

お礼日時:2019/08/02 21:52

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