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現在、諸先輩方のブログなどを参考に中古の入門アンプのオペアンプ・抵抗・コンデンサの交換を進めています。
回路図を読み解く力は全くなく、基板をたどって、これであろう部品を交換している程度です。

そんな私ですが、アンプ作成にトライしようと考えています。
アレキサンダー電流帰還アンプALX-03
 http://nw-electric.way-nifty.com/blog/alx03.html
回路図
 http://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/alx0 …
部品表
 http://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/alx0 …

この回路図において、大きく音質に影響する抵抗・コンデンサを教えてください。
それは「直列に配置されている」という認識で問題ないでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

質問の趣旨に添わない回答をしてしまい陳謝します。


しかしながら質問文にあるような修理ビギナー程度のスキルでは自作アンプの制作はおぼつかないのが実情です。
にもかかわらずアンプは完成したも同然とした姿勢で「音質に影響する~」との質問は時期尚早というのもです。

信号経路に直列に入る素子は音質への寄与度は高いです。
しかし信号経路に並列に入る素子も馬鹿にはできないのです。
余計な信号を制御、規制する、GNDへ流すなどの役割がありますがここも素子固有の癖が音に出ることがあります。
信号経路とは直列に入らないから無関係と思われる素子でも音質への影響はあるのです。

なお彼のサイトで公開されている部品表や作例を見ても音に効きそうな箇所にはオーディオ用素子を用いています。
音への寄与度が低い箇所は汎用品を使っていますので取捨選択は適格だと思います。
私が見る限りでは非常に理にかなった設計と作例です。
強いて上げるとすれば電源にはDCアダプターを二個使うことです。
電源回路の簡素化で制作しやすくするためでしょう。
自作マニアならばトランス整流回路とし低ノイズ化、左右独立電源±20Vで駆動したいですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「オーディオ用素子」ということですね。

今回の質問は知識向上が目当だったのですが、ますます分からなくなりました。
・オーディオ用素子の直後にある素子は汎用でよいのか
・信号の入出力の直前直後は明らかではないのか     などなど...

直ぐにとり掛かるつもりはないので、しばらくは色々と考えてみます。
若しくは、とりあえず組み上げて、部品を替えながら変化を確認するというのもアリですね。


この基板をもとにいろいろ遊ばれているいるようです。
トランス電源やら、私には理解できないものやら...
何時できるか、完成どうかも分かりませんが、私はマルチアンプを検討しております。

ありがとうございました。

お礼日時:2019/10/01 01:42

確認ですが


貼られたURL先のアンプは初段増幅をOPアンプ、終段増幅をトランジスターとしています。
低価格アンプのようにOPアンプだけで動作するパワーアンプではありません。
以下、長文になりますご容赦ください。

最大の問題は終段トランジスターです。
PNP型、NPN型のプッシュプル回路を構成していますがこれが厄介です。
指定型番のトランジスターを10個、20個とまとめ買いをして特性測定、選別作業を行い
近似値を持つPNP型とNPN型をペアとして使用します。
コンプリメンタリーペアと呼びますがこの状態で使用しないと動作が不安定になりまともな音が出なくなります。

この回路は上下対象回路になっています。
小型トランジスターが片チャンネルあたり12個使われています。
これも上下で対になる素子はコンプリペアとした方が良いです。

終段プッシュプル回路を構成するからには調整が必要になります。
テスターだけでは無理なのでオシロスコープやプローブ、発振器を用いての測定調整が必要になるはずです。
あの設計者はオシロによる調整は不要と明言しているのでしょうか?
アンプ制作にあたっての基本なので端折った可能性もあります。
彼の一連の設計、製作記事を熟読する必要はありそうです。
アイドリング電流の調整についてあのアンプ独自の数値を指定するためものです。

ここまで大変重要なのでご自身の能力で可能かどうかじっくり判断してください。
私もアンプの修理、自作を志して勉強しましたがトランジスターのコンプリメンタリーペアの段階で挫折しました。
電解コンは極性に注意するだけで無頓着に交換しても動作に影響はありませんが
トランジスターは増幅動作に直に影響するので「私のようなバカ」は手を出してはダメなのです。

なお素子の精度誤差への言及がありますがちょっと違う点があります。
電解コンデンサーは容量誤差±20%でこれ以上の高精度品は製造不可能、存在しても入手不能です。
フィルムコンデンサーは誤差±10%ですが最近は±5%が増えてきています。
抵抗器は低品質品、大型巻き線抵抗器ならば誤差±10%ですが酸化金属皮膜抵抗、カーボン抵抗は±5%かそれ以下です。
精度誤差が小さければ回路が正確に動作するので信頼性は高くなりますが音質とは直接関係がありません。
余計な音を付加しない、ノイズ成分を乗せない等の付加価値もオーディオ用素子には必要な要素です。
しかし余計な音を付加することで音作りに役立てることもあります。
電解コンデンサーの銘柄によって音が違うことはあなたも経験済みのはずですがまさにそれです。
高精度素子を使ったから音が良いなどと簡単には語れないのです。
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この回答へのお礼

>精度誤差が小さければ回路が正確に動作するので信頼性は高くなりますが音質とは直接関係がありません。
これ以下、とてもためになりました。

覚えるべきことが山のようにあるようです。
時間はかかりますが、少しずつ取り組んでいこうかと思います。

お礼日時:2019/10/01 02:00

>それは「直列に配置されている」という認識で問題ないでしょうか。


「信号ラインに配置されている」でしょうかね

なお、抵抗・コンデンサは表示と実際の値に誤差(20%程度)あるのはザラなので、
部品を取り替えると改善でなく改悪になることもあります。

部品交換前の無音状態での動作電圧(少なくとも回路図のTP1〜TP4の電圧を計測しておいて)交換後、それらの値が大幅に変化していないことの確認が必要と思います。
おそらく、VR1で調整するのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>「信号ラインに配置されている」
まさにそれでした。

>部品を取り替えると改善でなく改悪になることもあります。
しっかり頭に入れて取り掛かります。

お礼日時:2019/10/01 01:53

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