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オンキョーアンプA819RSの修理調整をしています。以前このコーナーで質問をしたものです。
アドバイスをいただき、おかげさまで現在実機動作はしていますが、今の状態がノーマルなのか、再度質問をさせていただきます。

表記の知見のある方がおられましたら、是非アドバイスをお願いします。
このアンプの解説記事などを見ると、他社と違ってオンキョー独自開発の”リニアスイッチング方式”を採用しており、バイアス可変式のAB級アンプとは異なる方式とのこと。
この場合、当アンプでは、パワー終段のプッシュプル回路のエミッタ間にバイアス電流(アイドル電流)を流す必要がないのでしょうか?

B級アンプでは常識的にはエミッタ間電流を20~30mA程度を設定するものと考えておりますが、”リニアスイッチング方式”ではこれが不要という意味なのかが不安になっております。
当アンプではエミッタ間に0.47Ωの抵抗が入っているので、抵抗両端で10mV程度で調整するのかと思って、現在そうしているのですが、これが妥当なのか不安に思って質問するものです。
知見のある方のアドバイスをお待ちしています。
当方の誤解がある場合は、ご指摘もよろしくお願いします。

KAMOHE-G 2022.1.10

A 回答 (2件)

”リニアスイッチング方式”と言ってもB級アンプですからトランジスタのオフ時間をなくすためにバイアスは必要です。



温度検出だとディレイが生じるので小信号から大信号に変化すると過剰バイアス、逆に大信号から小信号に変化すると不足バイアスとなるため、温度に頼らずに直接PNPとNPNのエミッタ電流を検出・比較してバイアスを一定にしようとするのが”リニアスイッチング方式”です。そのためにfTが高いトランジスタを採用しています。エミッタ電流を多く流せば安定しますが電源の利用率が下がります。回路図がないので断言できませんが20 mA程度でいいと思います。
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この回答へのお礼

xs200様

過日お礼を書いてお送りしたつもりでしたが、本日確認したところ、まだお礼のアイコンが表示されていました。ひょっとしたら、手違いでまだお礼ができていなかったのかもしれません。大変申し訳ございません。

ご回答いただいた内容は、当方が希望していた内容にズバリで、当方の疑問は解決しました。ベストアンサーにも選ばせていただきました。ありがとうございました。

当方も回路図がないので、実回路を追いながら手描きで回路図に落としこんで機能を推察しながら修理しています。時間もかかって大変ですが、発見する事も多く楽しみながら作業をしています。

今後とも質問をする場面があるかと思いますが、是非知見をお借りしたく
よろしくお願いします。

KAMOHE-G

お礼日時:2023/01/16 13:52

記憶違いかもしれませんがオンキョーアンプA819RSは測定TPが有ったと記憶してます。


そこの電圧を無信号時15mV位に調整してました。
現在の調整値で問題なければ10mVで良いと思います。
余り多く流すとトラブルの元となります。
測定端子はショートさせると前段のTRが飛びます。
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この回答へのお礼

tabaru様

早速ご連絡ありがとうございました。前回のバリスタダイオードの件では大変参考になりました。当件についてもアドバイスありがとうございます。

仰るとおり測定TPがあり、これを基にバイアス調整をしていましたが、直接エミッタ間電圧と比較すると少し低めに出る傾向があり、現在は直接エミッタ端子間で測定して調整しています。
先般、上げすぎて終段TRを飛ばした為、少し低めに設定しています。当アンプは終段保護回路がうまく機能せず、暴走してTRと周辺抵抗が飛んでしまうので少し慎重になっています。
測定端子をショートさせると前段TRが飛ぶ は実体験かと 感謝です。

KAMOHE-G

お礼日時:2023/01/11 09:41

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