
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
俳句に精通していませんので、指導はできず感覚的な回答になります。
紫陽花を例に挙げたことで、本来の質問の趣旨から逸れましたね^^;
たしかに「アジサイ」は夏の季語、「カエリバナ」は初冬の季語(対象が桜なので)ではあります。
季語だけで判断すれば、『気重なり』というより『気違い』ですね。
ただし、そもそも返り花というのは季節外れを意味する(遊女の復帰を除く)物ですから、桜以外の植物を詠むならむしろ花の名を添える必要があるでしょう。
さて質問ですが…w
>離して使っても良いのでしょうか?
もちろんです。
ただし、初句が「アジサイ」+結句が「カエリバナ」の場合、詠み手は途中まで夏のつもりでイメージしているため、結句で逆転する目論見を意図的に仕込む展開でない限りは、詠み終えてスッキリせずにチグハグな印象だけが残りがちになりそうですね(工夫が必要かと)。
「アジサイ」は「ヨヒラ」に置換できるので、少しだけ可能性は拡がりそうですけど。
そして、質問の趣旨に該当する俳句はあります。
たんぽぽの数へられゐる返り花:石田勝彦
たんぽぽの花を大きく返り花:滝沢伊代次
花の季節ではないことは理解できますが、「じゃあ、いつだよ?」と不明瞭(理解力の欠如?)になりますね^^;
質問文の前半のように、初句と2句・あるいは2句と結句を繋げた方が、作りやすい印象はあるでしょう。
その上で先の回答者さんは、アジサイを選択することの難しさを説いて下さっているように感じます。
ご回答ありがとうございます。
まさに知りたかったことを、わかり易くご説明いただいて、疑問が解決いたしました。
桜以外なら、花の名を自然に入れたくなってしまいます。
入れた方が良いとのことで、安心いたしました。
また、離して使ってもかまわないけれど、初心者は、
>初句と2句・あるいは2句と結句を繋げた
作り方をした方が無難なようですね。
納得いたしました。
ほんとうに勉強になりました。
ありがとうございました。

No.3
- 回答日時:
>「返り花」というと桜を指すらしい
まさにここなんですね。
俳句は(というより芸術全般は)様々な約束事から成り立っています。
そういう共通土台があるから、その上にオリジナリティを積み上げてもみんな納得するのです。
共通土台に則っていないのは、単なる言葉の連なりか独りよがりです。
アジサイを使いたいなら返り花はあきらめた方がよいです。
秋に咲くアジサイもあるからです。
No.2
- 回答日時:
紫陽花は、帰り花/返り花として鑑賞に値しない、のではないでしょうか。
季節感としても紫陽花の性質としても、季節外れにぽっと咲いている事が無いのでそれで心が温もるということも無いでしょうから。それともその違和感を句になさるお積もりですか。
ご回答ありがとうございます。
「紫陽花は、帰り花/返り花として鑑賞に値しない」
なるほど、そうなのですね。
どんな花でも良いというわけではないのですね。
私はこの季節に咲いている紫陽花を初めて見たものですから、句にしようと思ったのですが、やめた方が良いですね。
とても参考になりました。
ありがとうございました。
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