プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

日本はアメリカの属国でしょうか?
日本は実質的な支配は受けていないものの、株式の乱高下や米軍の思いやり予算など、アメリカの属国の立ち位置にいるのではないかと思います。
これは客観的に考えてみると属国のように感じるのですが、どうなんでしょうか。

A 回答 (7件)

株価などの経済観点だけを見るならアメリカを主な貿易相手としてる国は日本に限らず、すべて同じ状況だと思いますよ



日本はアメリカに頼ってるのは経済だけではないのでそれは仕方のないことなのかも知れません
それが戦争に負けるということです
    • good
    • 0

日本の制空権は米軍に握られているのでそうとも言える。

    • good
    • 0

日米安保条約が、憲法よりも上位に位置づけられる感覚こそ問題です。

    • good
    • 1

現状そう言われても仕方の無い事でしょうね。


独立主権国家とは名ばかりで、アメリカ様が居なければ何も出来無い。
安保法など日本の防衛の為では無くアメリカにくっついていくための物であり、憲法九条を変えようと言うのも自国防衛よりも
アメリカと一緒になって行こうと言うのが本音でしょう。
現状アメリカによる占領政策が未だ残って居ると言う事。
    • good
    • 0

そうともいえるし、違うともいえる。

重要なのは「日本国が世界情勢の中で生き残るために何を選択するか」です。

ローマ帝国の話をします。ローマ帝国は今のアメリカ並みに大きく、そして軍事力が強い国でした。ローマがあれほど大きな国になったのは、ローマ人側の言い分では「防衛」のためで、文明化したローマに対して近隣の蛮族が略奪に来るのを防止するため、近隣の蛮族をローマ化(文明化)しました。

ローマの強力な武力に対して周辺の蛮族は「従ってローマ化されるか・争って滅びるか」のどちらかしかありませんでした。もっともローマは意外に寛大で、戦かった後に降伏した部族に対してはローマを受け入れれば許したので、ローマ帝国は拡大し、比較的長い歴史を有しています。
 他の「帝国」と呼ばれるものは、負けた側に容赦しなかったので、結局反乱が起きて長い歴史を作る前に滅びることも多かったのです。

アメリカもローマとやり方が似ています。アメリカ化というか「アメリカと同盟を結ぶ」ことで敗戦国でも許容するやり方です。日本もドイツもイタリアも、敗戦後に「アメリカと同盟を結ぶ」形で戦後の繁栄と、対共産勢力との冷静に勝利することができたわけです。

日本以外の多くの国は日本の敗戦をみて「戦わずにアメリカ化を受け入れる」選択をしています。
米軍基地があるのは、日本やドイツだけでなく、トルコやスペイン、タイやアラブ首長国連邦など駐留国で60か国、安全保障条約の締結国は150か国などになります。

これらの国とくに、米軍が駐留している国はすべて「属国」なのでしょうか?私は違うと思います。

逆にローマに逆らった国も紹介しましょう。ユダヤ国家です。
ユダヤ人は起源前1万年前には国家を持っていた民族で、ローマ時代は自治領をもっていました。殆どの民族が多神教だった時代にユダヤ人は一神教で「神に貢ぐのがユダヤのおきてなので、ローマには税金を払えない」と独特な地位に居たのです。しかし、彼らは紀元66年にローマに対して反乱を起こし、結局自治権を失い、その後イスラエルを建国するまで2000年間流浪することになったのです。

2000年も国家を持たない状態で、民族が崩壊しなかったのはあっぱれですが、後世の私たちから見れば「あれほど寛大だったローマに対してなぜ反乱を起こしたのか?」という疑問もあるわけです。彼らの言い分でいえば「支配されても魂は売らない。ローマは魂を売れ(信仰を曲げろ)と言ったから反乱したのだ」というプライドだったわけですが、その結果2000年も流浪したことになります。これは「民族・国家」の選択としてはけっしてよいものではないでしょう。

日本から見てアメリカは非常に強力な相手です。第2次世界大戦中の航空機生産量を見ても、日本が総数2万機程度しか作れなかったのに対して、アメリカは同じ次期に20万機以上精算しています。これでは勝てません。

重要なのは「勝てない相手にどのように対応するか」であり、今の日本の繁栄をみればその選択は正しかったといえるでしょう。
特に日本はソ連・中国と言う世界でもまれに見る超巨大国に囲まれていて、アメリカを含めれば、仏独伊に囲まれたスイスと同じ構造、ただし規模が格段にちがう状態での同じ構造になっています。

このような状況では「永世中立」を選び、その代り国民皆兵制度を維持するか、逆に「どこかの国と同盟を組んで、残りの2か国と対決する」しかありません。敗戦当時、ソ連も中国も共産化していましたから、日本が選択できるのはアメリカとの同盟だけだった、ともいえます。

これらの「国家的な生き残りをかけた選択」という視点を度外視して「属国かどうか」という議論は不毛だと思います。
    • good
    • 1

パクス・アメリカーナのもとに生きているのだからな。


アメリカの意向を忖度しなければならないのは当然だ。

ちなみにパクス・アメリカーナは古代ローマの穏健な帝国路線時代のパクス・ロマーナを参考にしている。
①覇権はローマが持つ
②それゆえに他の強国の軍事力は、自衛力の水準に落とされる。
③しかし、ローマによる軍事上の占領はなく、それゆえに軍事基地も駐留軍も置かない。
④各国の国内の自治は完全に認め、
⑤それどころか、各国の経済上の繁栄が平和裏に継続されることを希望する。
 (塩野七生『ローマ人の物語 ハンニバル戦記(下)』新潮文庫、p111、l9~)

マケドニアや第二次ポエニ戦争後のカルタゴがこれによりローマ傘下に入った。
マケドニアはのちに独立を目指し①②に反し、ローマに攻め滅ぼされる。
カルタゴはそのようなことは目指さなかったが、隣国のヌミディアの侵攻に悩まされ結局協定を破る。
とばっちりと言ってもよいが、彼らには「ハンニバル戦争」と呼ばれる第二次ポエニ戦争を引き起こしたという前科があった。
ローマ人はハンニバルの悪夢を忘れることができなかったのである。
ギリシャも小アジアの王国もこれによってローマの傘下に入った。
ギリシャはこれを守り続け、ポントス王ミトリダテスは独立を目指しやはりローマに攻め滅ぼされた。
ユダヤはポンペイウスの時代にローマの庇護下に入ったがその特殊な民族性の故同化しなかった。
たえず神権政治を求めてローマに反抗し、王国から属州に格下げ、最終的にハドリアヌスにより反抗派は徹底排除される。

国際政治は正義で動かない。
利害と力で動く。
そんななかで日本が真の独立を叫ぶのもよいが、それには必ず何らかの代償を伴う。
今恩恵を受けているもののいくつかを失うということである。
よくよく天秤にかけて考えてみることである。
    • good
    • 0

日本はアメリカの属国でしょうか?


 ↑
属国化している面はあると思います。

例えばバブル崩壊です。
あの原因は、総量規制と公定歩合が重なった為に
起きたのですが、
どうして重なったのか、といえば米国の圧力で
日銀のタイミングが誤ったからです。

事実、ドイツは米国の圧力を跳ね返し
ソフトランディングに成功しています。


日本は国防を米国に委ねているので
どうしても言うことをきかざるを得ない面が
あるのです。

反面、次のような事例もあります。

朝鮮戦争を契機に、米国は日本に再軍備を
迫りましたが、時の総理、吉田茂は
憲法を盾にして、一部譲歩に留まることを
やりました。

オイルショックで、イスラエルの味方をする
国には石油を売らない、と言われた日本は
慌ててアラブ寄りの姿勢を示すようになりました。

これに激怒した米国はキッシンジャーを送りコミ
翻意を促しましたが、こればかりは譲れないと
日本は強行しました。

だから、完全に属国化している訳では無いでしょう。
    • good
    • 4

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!