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日本語を勉強中の友人からの質問です。

例えば、「右に書類があって、左に印鑑があります。」のように、
「Aがあって、Bがあります。」のような文章を、部下が上司に伝える場合、
「右に書類があり、左に印鑑があります。」と、「~があって」の部分を、
「~があり」に変えて話したところ、それは文語体だと聞いたようです。
(「~があり」という言い方を教えたのは私です。)

「Aがあって、Bがある(Aもあって、Bもある)」と、
AとBに全く関連のないものを丁寧に説明する場合、
「A,Bがあります(またはございます)」と言うのがシンプルかとは思いますが、
「~があって」という繋ぎの言葉を入れて話したい場合、
「Aがあり、Bがあります。」
「Aがあり、Bがございます。」
「Aがありまして、~~」という言い方も日本語として、
正しい、綺麗な表現でしょうか。文語体なのでしょうか。

日本語は体に染み付いたものなので、いざ説明をしてあげようとなると
うまく説明できないのですが、「~があり」は口頭で言う場合、正しいのか
ぜひ、お教えして頂きたいです。

質問者からの補足コメント

  • 皆様に、親切丁寧に詳しくお教え頂いて大変感謝しております。文語体ということについて聞いてみましたところ、ありという単語は、ありてになると教えてもらったようです。
    調べたところ、古文の「あり」を指しているのだと分かりました。

      補足日時:2020/03/16 01:03

A 回答 (7件)

文語体というのは、古文を意味しているのでしょうが、


「右に書類があり、左に印鑑があります。」というような言い方を「文語体」というのは誤りでしょう。
「右に書類がが<あり>、左に…」の「あり」は「連用形中止法」と呼ばれ、そこで一旦切り、後に続ける方法です。現代語でも使われます。
 本来は「右に書類があり、左に印鑑がある」のように、左右平等に使うのがいいのですが、「ありまして~あります」でもいいし、最初の例「「Aがあり、Bがあります。」のように「ます」両方に活かす言い方も不自然ではありません。
「右に書類がありまして、左に印鑑があります。」の場合は、「あります」を二つ続けるときに、接続助詞「て」を使って続けます。
 これらは現代語ではどれでもいいと思います。特別綺麗な言い方でもありません。丁寧な度合いを高めるには、「ます」より「ございます」使うのがいいでしょう。ただ、一部だけ「ございます」を使い、あとは「ます」を使うのはあまり感心できません。
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この回答へのお礼

ご回答下さり、ありがとうございます。
>文語体というのは、古文を意味しているのでしょうが、
なるほど、文語体=古文とのご指摘を頂き、聞かれたところを見直してみましたところ、
ありて、になるとの説明を受けたとメッセージでありました。
探してみたところ、古文のありの連用形が、ありてであることがわかりました。
(日本語を独学で勉強された方が、古文の連用形をご存知だということに驚きました。)

>最初の例「「Aがあり、Bがあります。」のように「ます」両方に活かす言い方も不自然ではありません。
左右平等に使うのがよいとしても、このような表現も不自然ではないのですね。
知れば知るほど、日本語の表現の難しさと面白さに検索が止まりませんが、
教えて頂きました「連用形中止法」を説明してあげたいと思います。

お礼日時:2020/03/16 00:38

>ぜひ、お教えして頂きたいです。



これはおかしな日本語です。それ以外はすべて許容範囲内で日本語として正しい表現です。正しいというのは違和感が少なく正しく伝わるという意味です。綺麗かどうかは受け手の主観ですから何ともわかっりません。

以下の補足の文章は、主語が明快でないため補いました。また文体は文語体に近い簡潔な形に改めてみました。日本語というと敬語のことのみに関心を奪われがちですが、論理性や伝達内容を明快に伝えることにも十分な配慮をすべきです。

「皆様に親切丁寧に詳しくお教え頂き本人も大変感謝しております。文語体ということについて人に聞き『ありという単語は<ありて>になる』と教えられたようです。当方でも
調べたところ、古文の「あり」を指しているのだと分かりました。

「ありて」は促音便を生じて「あって」という音に遷移しました。どちらも正しい日本語です。綺麗かどうかは、これも主観の問題です。
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この回答へのお礼

ご指摘頂きありがとうございます。次回また質問をする際にはより分かりやすく書こうと思います。
また、促音便についても勉強になりました。

お礼日時:2020/03/23 11:44

#2です。



>この文章を、「右に書類、左に印鑑がございます。」のように、「書類が」から「が」を抜いたら、丁寧ではない印象になりますでしょうか。
(特に秘書が社長にお伝えする場合です。)

シチュエーション次第と思います。
書類・印鑑がセットで用意されるべき場面であれば、さほど不自然な印象にはならないかと。
丁寧さに欠けると言うよりは、むしろ簡潔さを良しとする印象のほうが強くなる可能性があるでしょう。
「セットで用意されるべき」というのが、どのようなシチュエーションかは、あくまでその場の感覚ですので一概にどちらが良いとは言えないように思われます。

>また、「Aがありまして、Bがあります」の文体ですと、丁寧語でしたら、クドイ印象にはなりませんでしょうか。

これもシチュエーション次第でしょうね。
上司に対して、

「右に書類がありまして、左に印鑑があります。」

は、やはりくどい印象を与えそうです。
一方、たとえば社外のお客様などに対して、

「まっすぐ行かれると、右手に会議室がありまして、左手に総務部があります。」

などの表現はできるでしょう。
社外に対しては、多少くどいぐらいでも構わないと思います。
その意味では、

「まっすぐ行かれると、右手に会議室がございまして、左手に総務部がございます。」

も許容範囲かと。
丁寧の度合いが難しい相手に対して無難に言いたい場合は、これもアリと思います。
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この回答へのお礼

夜分遅くまでお付き合い下さり、ありがとうございます。
やはり状況次第ですよね。この状況をうまく説明してあげられたらなと思います。
同じ上司でも相手によっては距離感が違うと思いますので、
挙げて頂いた例文で日本語の感覚も併せて説明しようと思います。

お礼日時:2020/03/16 00:57

>Aがあり、という言葉は、かしこまった場所で、例えば、プレゼンテーションや、秘書が社長に口頭で何かを伝える場合ではいかがでしょうか。


やはり、文語ととらえられても致し方ないでしょうか。

どちらかというと書き言葉であり、自分の場合なら口頭では「Aがあって」「Aがありまして」といいますが、誤りではないですしプレゼンなどの場でいっても全然大丈夫ですよ。
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この回答へのお礼

重ね重ねありがとうございます。
やはりどちらかというと書き言葉になるのですね。誤りではないとのことで少し安心致しました。
どうやら、「ありて」になる(調べたところ、古文の「あり」の連用形)と聞いたようで、独学で勉強された方が、~があり、と聞くと
文語体に感じられるのだろうと思いました。
自然と覚えた日本語を論理的に説明をするのは難しいと痛感しているところです。

お礼日時:2020/03/16 00:49

「Aがあって、Bがあります」が一番一般的ですが、目上の人に丁寧に口頭でいうなら


「Aがありまして、(ここに)Bがあります。」で十分です。
もっと丁寧にいうなら
「Aがございまして、(ここに)Bがございます」でもいいとは思いますが。
「Aがあり」でも間違いではありません。

しかし、「Aがあり」というのは「Aがあって」を丁寧にしたようには聞こえません。
★「Aがあって」を丁寧に言いたいなら、「Aがありまして」と言ったほうがいいです。

確かに「Aがあり」というのは、私個人的には口語ではいいません。文語だと言えるかもしれません。
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この回答へのお礼

ご返答いただき、ありがとうございます!!

>「Aがあり」でも間違いではありません。
Aがあり、という言葉は、かしこまった場所で、例えば、プレゼンテーションや、秘書が社長に口頭で何かを伝える場合ではいかがでしょうか。
やはり、文語ととらえられても致し方ないでしょうか。(日本語を勉強している友人が日本語が流暢な上司に伝えました)。

お礼日時:2020/03/15 20:15

私なら、おそらく、



「右(側)に書類が、左(側)に印鑑がございます。」

と言うように思います。

「ございます」は「あります」の謙譲語2で、聞き手に対して丁重な表現をするという用法の敬語です。
なので、
「Aがあり、Bがございます。」
のように、前項には敬語を使わず後項だけに使うと違和感を与えることになるでしょう。

「Aがありまして、~~」
の場合、「ます」という丁寧語が使われているので特に問題のない表現。
丁寧語も(敬度はそれほど高くないものの)立派な敬語です。
ただ、上で述べましたように敬語を統一しないと不自然になると思います。
△「Aがありまして、Bがございます」
〇「Aがありまして、Bがあります」
ということ。
とはいえ、では、
△「Aがございまして、Bがございます」
とすればよいかと言うと、これはこれで敬語の繰り返しがクドイ印象を与えてしまうかと。
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この回答へのお礼

お忙しい中、ご回答ありがとうございます!
敬語の表現は多様なので、とても勉強になります。
>私なら、おそらく、
「右(側)に書類が、左(側)に印鑑がございます。」
この文章を、「右に書類、左に印鑑がございます。」のように、「書類が」から「が」を抜いたら、丁寧ではない印象になりますでしょうか。
(特に秘書が社長にお伝えする場合です。)

また、「Aがありまして、Bがあります」の文体ですと、丁寧語でしたら、クドイ印象にはなりませんでしょうか。

お礼日時:2020/03/15 20:08

口語体とか文語体ということは、良くわかりませんが、



上司にいう場合なら、「右に書類がありまして、左に印鑑がございます」

で、良いのでは?

変ですかね?
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この回答へのお礼

A、Bともにありますなので、
「Aがあり」と短くし、Bがありますと、したのですが
ございますがより丁寧ですよね。
早速のご回答ありがとうございます!

お礼日時:2020/03/15 19:46

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