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小料理屋の女将が「おビールをお持ちしました」と言ったとします。
「お持ちしました」は「持つ」を「お〜する」の形にした謙譲語でしょう。
 では「おビール」の「お」はなんなのでしょう。

 外来語に「お」をつけるのはヘンだとお考えの方は、「お料理をお持ちしました」でお考えください。

A 回答 (11件中1~10件)

>では「おビール」の「お」はなんなのでしょう。



「美化語」ですね。丁寧語の一分類。

敬語の指針 (平成19年 文化審議会答申)
--------
5 美化語(「お酒・お料理」型)
  ものごとを,美化して述べるもの。
<該当語例>
  お酒,お料理
--------

外来語に「お」は付けないのが基本ですが、
女性語や接客用語などでは「お+外来語」の形をしばしば見かけます。

おビール、おソース、おタバコ、おコーヒー、
おニュー、おリボン、おトイレ、おズボン、
おセンチ、おデート、おフランス、…

昔、「お電話、おメールをお待ちしております」
というのを見かけて驚いたことがあります。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>「美化語」ですね。丁寧語の一分類。
 そう考えるのが無難な気がしてきました。

 ただ、「おタバコをお忘れですよ」あたりはお客様の所有物なんで尊敬語と考えるほうがいい気がして。
 コメントNo.9へのお礼をご確認ください。

お礼日時:2020/04/13 21:03

お【御】


〔接頭〕
➊(オホ(大)の約。平安時代、限られた語の上に付いた)尊敬する人に関係のある事物に冠する。源氏物語槿「中宮の―前に雪の山つくられたりし」。「―もの(大膳)」「―まし(大坐)」
➋(オホミ→オホン→オン→オと変化してできた語。主として中世以後、文章語で多くオンが用いられたのに対し、広く口語で用いられた)
①尊敬する人に関係のある事物に冠する。狂言、鈍根草「ただ―ことばの違はぬやうになされてくだされう」。「先生の―宅」「―手紙拝見いたしました」
②尊敬する人に対する動作や事物に冠して、動作や事物の主の謙譲・卑下の気持を表す。「―送りする」「―なぐさめ申しあげる」
③広く事物に冠して、聞き手に対する丁寧の気持を表す。浮世風呂3「お正月の来るのが―たのしみだよ」。「―菓子」「―天気」「―暑うございます」
④口語動詞の連用形の上に付け、やわらかに命令する気持を表す。「お…なさい」の略。浮世風呂2「ゆるりと流して―出で」。「早く―帰り」
⑤中世以後、主に女の名の上に付けて尊敬・親愛の意をそえる。「阿」「於」の字も使った。三河物語「―千代様十三にして」。「―富さん」
【広辞苑】

で、「お持ちしました」は②、「おビール」の「お」は③の用法です。
語に美化などの機能はありません。■
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この回答へのお礼

そうかあ。
 異次元のSF敬語には「美化語」はないんでしたね。大変ですね。不便ですねぇ。
 でも日本語の敬語では基本的な用語です。
『広辞苑』をはじめ、ほとんどの国語辞典にのっています。「敬語の指針」にも当然のっています。
 それらをご一読ください。
〈語に美化などの機能はありません。〉などとお考えではコミュニケーションができません。

 で、「喧々服用」って、いったいどうやって変換するのでしょうか。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11480663.html
 間違いは間違いとして素直に認めないと、いま以上に誰にも相手にされなくなりますよ。

お礼日時:2020/04/07 10:21

例の「敬語の指針」には、



>【解説3:名詞の謙譲語Ⅰ】
「先生へのお手紙」「先生への御説明」のように,名詞についても,<向かう先>
を立てる謙譲語Ⅰがある。
(注) ただし,「先生からのお手紙」「先生からの御説明」の場合は,<行為者> を立てる尊敬語である。
このように,同じ形で,尊敬語としても謙譲語Ⅰとしても使われるものがある。

とありますから、これに従えば「おビール」は謙譲語Ⅰなのでしょうね。ただし、「お客さんがお飲みになるおビール」と考えれば尊敬語となるのかどうかはよく分かりません。「お客さんがお飲みになるおビールをお持ちしました」だとわけが分からないですね。

また同指針には、「5 美化語(「お酒・お料理」型)」という説明もありますから、「おビール、お料理」が謙譲語Ⅰなのか、尊敬語なのか、美化語なのかは複雑怪奇。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

 長くなったのでリンクの形で失礼します。
【「おビールをお持ちしました」の「おビール」の「お」の働き goo 】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12587375415.html

 現段階の考え。
===========引用開始
●飲食店の場合
 お品書きにのっている段階では謙譲語。客が注文した途端に所有権が移って尊敬語になる? 無銭飲食の場合は……などと言ってはいけません。
 ビールの場合は、お客様のためにお冷やしした」とか「お客様のために栓をお抜きした」とは考えないだろう。そうなると、謙譲語とは考えにくい。

 ということは、先生へのお手紙や先生へのおみやげも、先生の手に渡ったとたん、謙譲語の「お」が尊敬語になる?
 お客様にお売りするお鞄、お客様にご提供するお料理、と考えて終始尊敬語という考え方もできそう。

 やはり『敬語再入門』にあるとおり、〈初めの二つも美化語と見てしまったほうがよいのかも〉しれない(泣)。
===========引用終了

お礼日時:2020/04/07 10:32

No.7 です。



>そうなると、「お客様がご注文くださったお料理」の「お料理」の「お」は尊敬語なのでは、と考えています。

いえ、その『お』はお客様の言葉をオウム返しに返したものじゃないですか?
でも、それでいいと思います。
相手に優しく返すんですから。

こう言ったらどうでしょう。

ビールは『お待たせいたしました』( 『おまちどうさま』ではありません )

お料理は『お口に合えばいいのですが』。

なんて
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この回答へのお礼

本題からどんどん離れていっているような気がします。

お礼日時:2020/04/04 22:59

No.2 です。


ただの私の私信です。

『お料理』を『お持ちしました』での『料理』につける『お』は、あなた(のお店)がお客さんのために作ったものという意味の健常の意味があるような気がします。
でも、ピールはただ買ってきたもので、町のどこにでも売ってるもの、という意味で、『料理』は格上げしてもいいのではないでしょうか。

丁寧語、謙譲語、敬語は所詮気持ちのもんですから。
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この回答へのお礼

>『お料理』を『お持ちしました』での『料理』につける『お』は、あなた(のお店)がお客さんのために作ったものという意味の健常の意味があるような気がします。

 ということは「お料理をお持ちしました」はOKで、〈普通、『お』はひとつだけです〉は撤回ということでよろしいでしょうか。

 当方も「お料理をお持ちしました」の「お料理」の「お」は謙譲語ではないかと考えています。
 ただ、「お客様のお荷物」の「お荷物」の「お」は尊敬語ですよね。
 そうなると、「お客様がご注文くださったお料理」の「お料理」の「お」は尊敬語なのでは、と考えています。

お礼日時:2020/04/01 22:11

丁寧語の一種でしょう。

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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
 そう考えるのが妥当かもしれません。

 お客様にご注文いただきましたおビールをお持ちしました。
 の場合も美化語(丁寧語の一種)でしょうか。

お礼日時:2020/03/31 21:15

おビールについては、水商売的な商売用語で


日本語としては相当浸透しているとおもうけどな
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>水商売的な商売用語
 としては、定着していると思います。
 ただ、外来語には「お/ご」をつけない、という主張もよく見ます。

お礼日時:2020/03/31 21:14

>「おビール」


 女性はたいていの名詞に「お」とか「ご」を付けますね。「ご飯」とか「お味噌汁」とか。外来語でも付けられるものは付けるでしょう。ただし「おチョコレート」とかは言いませんね。「お猪口」とは言いますが。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

 男性にい比べると、女性のほうが使用例は多いでしょうね。

「おビール」「お酒」はありでも
「お(ご?)焼酎」「おブランデー」はナシでしょう。
「お水割り」はボーダーライン?

お礼日時:2020/03/31 21:09

「おビール」は普通なら「美化語」と考えられます。

しかし、ご質問があったと言うことはちょっと違うという感じがあったのでしょうね。料理屋の厨房では「ビール3本」などと言っているはずです。お客の前に来たとき、「おビール」に変わっているのですから。これは、お持ちすると一体になった敬語表現(「お持ちする」は勿論「謙譲語Ⅰ」「おビール」は独立させて、「尊敬語」とするか、「おビールをお持ちする」で「謙譲語」とするかですね)であり、「お荷物をお持ちします」と似たような関係と考えられます。
 敬語の5分類はかなり前から、議論されていたらしく、昭和40年代に書かれた渡辺実氏の文章では、「美化語」は「上品敬語」とされ、「謙譲語Ⅱ」は「丁重語」でした。特に「謙譲語ⅠやⅡ」でいつまでもいくのではなく、「謙譲語Ⅱ」は「丁重語」になると考えています。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

 仮に女将が厨房でも「おビール」と言っているなら、美化語の可能性が高いでしょう。
 厨房では「ビール」と言っているなら、尊敬語か謙譲語か。

「お荷物をお持ちします」の場合はお客様の「お荷物」ですから尊敬語の可能性が高いような。

>昭和40年代に書かれた渡辺実氏の文章
 そうなんですか。
 今後は……どうなるんでしょ。

お礼日時:2020/03/31 21:13

外来語につけるのが不適切と言うことには賛成できませんが、『お持ち』で丁寧表現をしていますし、『しました』もあります。


普通、『お』はひとつだけです。
なので、この場合『持ってきました』とは言いませんから『お持ちしました』というわけで、それなら、ビールに『お』は要りません。
くれぐれも、これは外来語だからつけないのではありません。
『そば』を持ってきても『お』は要りません。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
 接頭語の「お」や「ご」が多いと煩雑になるのはたしかでしょう。

「お料理をお持ちしました」もダメですか?
「ご注文のお料理をお持ちしました」ぐらいなら、さほどクドくないのでは。

お礼日時:2020/03/31 21:07

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