
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
「早い」のほうは「早まる」「早める」という組がありますが、
「遅い」のほうは「遅める」がないのだから「遅まる」もありません。
「早む」という言葉が文語に存在するようですが、「遅む」という言葉は存在していないため、「遅める」という言葉もありません。
「遅める」と言わなくても「遅らせる」と言えばいいだけのことです。
早い⇔遅い (形容詞)
早める⇔遅らせる・遅らす (動詞)
早まる⇔遅れる (動詞)
早くする⇔遅くする (形容詞+「する」)
早くなる⇔遅くなる (形容詞+「なる」)
どんな言葉でも対義語があるということはありませんが、「早い」と「遅い」についての「基本的」な対義語関係は上記でよろしいかと存じます。
「遅れる(おくれる)」の対義語として、「早れる」というのがあるかというとありません。
「深める」という言葉はありますが「浅める」とは言いません。
「細める」はありますが「太める」はありません。
このように考えてみると、「遅める」がないことは不思議ではありません。
将来的には「遅める」という言葉も普通に使われるかもしれませんが、現状としては、上記でいいと思います。
不自然な日本語の表現はありません。
No.5
- 回答日時:
目の付け所が素晴らしいですね。
簡潔に言うと、私たちネイティブにもわかりません。
慣例
というのが正しい答えでしょう。
No.4
- 回答日時:
はや‐ま 【早間】〔名〕
(1)邦楽で、音と音との間隔の短い、テンポの速いもの。
(2)間をおかずに次々と行なうこと。
これを「動詞化」したのが、「早まる」でしょう。これの対義語として「遅まる」を使う人もありますが、辞書では取り上げていないですね。対義語というのは次々とできる物では無さそうです。
一方、動きの遅い(スローテンポ)ことを「鈍間(のろま)」と言い、これはこれで成立した言葉です。しかし、「のろまる」はありません。
また、「早まる」からの類推で、「まる」が接尾語として受け取られ、「(音や声が)高まる」という語がありますが、対義語「低まる」は成立しているのでしょうか。
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