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敬語の使い方について
痛かったので歯科医院の予約をしました。
症状を聞かれたので、
「左の奥歯が痛いです」と答えたんですが、
「左側の奥歯がお痛みになるんですね」(?)
と言われました。

お名前、お手元、とか名詞につけるならわかるんですけど。
痛むという動詞を名詞化しておをつけているのか、
痛いという形容詞を名詞化?しておをつけているのか
にしてもお厚みとか言いませんよね。

正直すごく違和感を覚えました。
調べたら、医療系、特に歯医者はそのような言葉を多く使うようですが、一般的じゃないですよね。
実際どうなんでしょう。
皆さんはお痛みって言葉使われたらどう思いますか?
また、私と同じように実際言われて違和感を覚えたことありますか?

私も正しい日本語を完璧に使いこなせてる自信はありませんが。

A 回答 (11件中1~10件)

#8です。


#9さんのご回答を拝見して若干感想を。

>お寂しい、お美しい、お暑い、はありますが、お痛い、はどうでしょうか。

接頭語「お(ご)」には、いわゆる【そぐわない語】というものがあります。
<敬語の指針>では、

a.お死にになる
b.ご失敗になる
c.ご運転になる

などを挙げている。
ただ、厳密な区分が決まっているわけではなく、たとえば個人的には、

「社長はロールスロイスを自らご運転になるのがご趣味でいらっしゃいます」

てな美人秘書の発言は特に違和感無い。(くど過ぎるという点はさておき)
#8でも少し触れましたが、基本的に意志動詞なら適用可能ではないかと推測しています。未検証ですが。
逆に言うと、今回の「お痛みになる」や上記 a や b に違和感が生じるのは無意志動詞のゆえではないかと。

形容詞の場合も同様で、特に厳密な区分はないはず。
「お痛い」に違和感を覚える方は、「痛くていらっしゃる」を使うという、より自然な道が開けております。
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違和感の理由が分かってきました。

「痛める」ではなく「痛む」であれば自動詞です。「膝をお痛めになったのですね。」なら、自然です。(実際には自分で痛めようとしたわけではなのですが)これが、「膝がお痛みになるのですね。」というと、「膝」が動作主体(主格)にになります。「奥歯」だといっそう自分で痛めようとしたわけではという思いが、「奥歯がお痛みになるのですね」のように、「奥歯」に対する敬語表現になっています。(「鞄がお落ちになる」と奇妙な話を持ち出したのも「落ちる」という自動詞を意識したものでした。「鞄をお落としになった」ならいくらか自然です。)
自動詞だと「お~になる」の形にならないわけではなく、「お歩きになる」「お泣きになる」のように例があります。
 「(あなたは)奥歯がお痛みになる」は、「(あなたは)腹がお痛みになる」とおなじことですね。
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>「左側の奥歯がお痛いのですね」


お寂しい、お美しい、お暑い、はありますが、お痛い、はどうでしょうか。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/1555376.html
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まず、動詞か名詞かという点について、大辞林の語釈を確認してみます。


「なる」
❾(補助動詞)
「お」を冠した動詞の連用形や「ご」を冠した動作性の漢語名詞に,「になる」の形で付いて,その動作主に対する尊敬の意を表す。「手紙をお書きに―・る」「城跡を御見物に―・る」

また、敬語の指針24ページにも尊敬語一般形のひとつの例として、
・お(ご)……になる
が挙げられており、この場合も動詞連用形なので、
『お痛みになる』の「痛み」は動詞連用形と考えて良さそうです。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/s …

ただ、個人的には若干、違和感を覚えます。
「痛む」とは「肉体のある部分に痛さを感ずる」という意味ですが、意志動詞ではないため、感ずる主体(=質問者さん)を動作主とは認識しづらいのではないかという気がします。
そのため、「左側の奥歯がお痛みになるんですね」は、あたかも、動作主と切り離された奥歯(だけ)に対する尊敬表現のような印象を与えてしまい、それが違和感の理由なのかもしれません。

そういった意味で動詞はなじまないと思われるので、形容詞を使うことを全国の歯医者さんにお勧めしたい。(笑)
基本的には、

「左側の奥歯が痛いのですね」

のように、簡潔を旨として言う。
「です」も丁寧語という立派な敬語の一種ですからまったく失礼にはならない。
どうしても尊敬語を使いたい場面(たとえば天皇陛下の歯を治療する場合など)では、

「左側の奥歯が痛くていらっしゃるのですね」
「左側の奥歯がお痛いのですね」

のように言う。
また、「痛み」という表現を使わないと気が済まないという歯医者さんの場合は、

「左側の奥歯に痛みがおありなのですね」

のように名詞として採用する。
以上、あくまで個人的見解として。
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鞄は「あなた」の一部じゃ無いですね。

だから「鞄がお落ちになる」は無いですが、指がお伸びにならなくなった、はあり得ますね。

また今回は形容詞(語幹)云々など余計な議論を持ち込まない方がよいです。あくまでも「痛む」という動詞に注目しないと混乱します。
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「痛み」は形容詞「痛い」の語幹に質的な実体把握の認識を表わす接尾語「み」が付加された名詞で、「凄み」「厚み」「絡み」「楽しみ」「高み」「明るみ」などと同じです。

「胸の痛み」「心の痛み」のように使用します。

この質的な実体把握の名詞「痛み」にお客様である患者に敬意を表し、敬意の接頭語「お」を付加したもので、馬鹿丁寧という趣きはありますが膠着語である日本語としては妥当な用法です。■
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「痛い」という形容詞の「語幹」「いた」+み(接尾語)と考えず、「痛む」という動詞の連用形を使った敬語(尊敬)、「お話しになる」「お行きになる」の類ですね。

しかし、あなたが「お痛みになる」のではなく、「あなた(の奥歯)がお痛みになる」となると、やはり?ですね。「あなたの鞄がお落ちになりました」みたいな話になります。しかしまあ、痛がっているのは、奥歯ではなくあなたの神経が痛みを感じているわけですから、その言い方でも許されるのではありませんか。
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痛むの主語は「歯」であって、「あなた」ではないと言い切れるか、ということですね。

もしあなたは痛まず、歯だけが痛むのであれば、歯に対する敬意などあり得ないのでおかしな敬語ということになるでしょう。
この場合、「痛む」の文法上の主語は「歯」ですが、その歯への敬意の表現はとりもなおさず歯の所有者である「あなた」への尊敬の表現と考えればよいわけです。
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確かに敬語の使い方としてはおかしいですが、言われて腹が立つようなことでもありませんので、まあよろしいのではないでしょうか。

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お痛みになる、は、敬語として確かに変です。


しかし、その方が、一生懸命敬語を使おうとしていることがわかるので、嫌な気持ちににはならないですね。
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