No.2ベストアンサー
- 回答日時:
雲ができる要因が、その範囲に限定されているからです。
「湿度の高い空気」と「温度低下」が、雲ができる最大の要因です。
「低気圧」のような大きな上昇気流では、その条件が広範囲に成立するので、ほぼ全体にわたって雲ができます。
「高気圧」のような大きな下降気流では、その条件があまり成立しないので、ほとんど雲はできません。
ローカルな大気の動き、温度変化では、湿度の条件や温度の条件で、雲が出来たりできなかったりします。
高い山があるとその周辺に雲ができることが多いですが、それは山に沿って「上昇気流」ができ、断熱膨張で温度が下がるからです。
No.5
- 回答日時:
>雲ができる範囲は10km程度と聞いたのですが…
高度(たかさ)の事を言うなら、最初からそう言ってください。
大抵の雲は3000mくらいですが 雄大積乱雲では9000m以上になるものもあります。
雲ができるには空気中にほこりのような粒が必要(これを核と言います)ですが、1万メートルを超えるとそういう粒も少ないですし、空気そのものも薄くなりますので余計に雲ができにくいのです。
雄大積乱雲は下の方でできた雲が上昇していって9000m以上になるので、その高度で雲ができたとは言いずらい面もあります。
No.4
- 回答日時:
大気中の、水蒸気の密度分布、温度分布、3次元的な気流の状態(流れる方向や渦、強さ)が空間の中で一様じゃないからです。
そのいい例が夏にモクモク立ち上がる積乱雲(入道雲)。
地上に直射日光が当たって地面が暖められると、そのすぐの上の空気も温まり、上昇気流が出来ます。
上昇する空気が出来るということは、それが上昇した後に代わりの空気が来なければいけません。
それが地表付近の周りの空気です。
地表付近は上空に対して暖かいですから、上空の空気に対して水分を相対的にたくさん含みます。
特に前日に夕立が降ったりするとなおさらです。
上空の空気は地表付近の空気に比べて冷たいです。
湿気をたくさん含んだ暖かい空気は対流で上昇します。
すると、上に行けば行くほど冷たい空気に触れ、空気中の水分は『湯気』となって白く見えるようになります。
これが積乱雲です。
上昇する気流にしか水分は含まれていませんから、その上昇気流のある領域だけ縦方向に雲が伸びていきます。
こんな具合で、空気中が一様でないので、ある所には出来、あるところには出来ないのです。
雲にもいろいろな姿のものがあります。
それらがなぜそうなるか、研究してみてはいかがですか。
気象予報士になれるかも。
No.1
- 回答日時:
>できる範囲が限られている
と言われる意味がわかりません
たとえば ハワイのマウナケアの頂上には各国の望遠鏡がいっぱいあります。それは曇りの日がほとんどないから。 そりゃそうです、3000m以上なら あまり雲はできませんからね。 でもできる日もあるので、出来なわけではありません。
たとえば サハラ砂漠のどこかでは70年間雨が降らなかった というところもありますが、雲はたまに出ますし、70年前に雨がふったことがあるわけです。 朝露は砂漠でも結構できているみたいです。
地域的に言うなら 乾燥しやすいところは雲ができにくいところ はあります。
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