No.5
- 回答日時:
>自然界でも、火山の噴火活動や落雷等により山火事が起きた場合、炭が大量に出来ませんか?
山火事で燃え残った炭、というのは、その時点で大量の木材が存在しなければなりませんが、森林ができるのは、地球の歴史、細菌の進化の歴史からすれば新しい出来事だといえます。イオウは、火山地帯では継続してできますが、炭は、他の生物が作った有機物がないと出来てこない、というのがつらいところ(「炭素細菌?」にとっては)です。
森林をつくるほどの環境では、山火事で燃え残った炭の上には多数の好気性細菌が繁殖して(炭の表面は多孔質だから)、ほかの有機物をエネルギー源にして繁殖してしまうので、エネルギー効率の悪い「炭素細菌?」はまけてしまう。(イオウ細菌の要る場所は、他の生きものが暮らせないような環境)
ご質問が、「炭素」でなく「炭」とありますが、「炭」(木炭)は炭素を主成分にしていますが他の無機物も含んでいます。燃やすと灰がのこりますが、純粋な炭素だったら、二酸化炭素しか残らないはずです。
カルシウムやマグネシウムや、そういうものは、細菌にかぎらず、植物の栄養源になります。
たしかに備長炭など、硬くて丈夫ですが、長い間には風化していきます。じゃあ炭は微生物の働きなしに「土に返る」(自然界の循環サイクルに帰る)のか?というと、そのへんの疑問もありますので「自信なし」にしていますが、ただ、もっぱら炭を栄養源にするような生物はいないと思います。
No.4
- 回答日時:
元素の周期律表の12番目にC(炭素)があります。
化学的に言えば単体という、これ以上分解できない単位です。
炭はダイヤモンドと同じ純粋に近い炭素の固まりですのです。それ故、生物学的に酸化や合成と言う形で利用する生き物は数知れませんが、分解できる生物などいるはずがありません。
No.3
- 回答日時:
だいたい、自然界に「炭」というのが、ありそうでないものです。
だから、進化の中で出てきていないのでは?石炭だって、せいぜい古生代の植物ですから、細菌の進化の歴史からみればあたらしい。
イオウ細菌とか、ありますから、無機物である炭をエネルギー源にする細菌の存在が不可能、というわけではではないと思います。(プラスチックは有機物ですので、またちがう)
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