No.4ベストアンサー
- 回答日時:
長文、失礼します。
むやみに選ぶものではありません。
とにもかくにも、ピックアップカートリッジが振動を検出するのですから、音溝の振動だけ拾わせるためには、周りの環境振動を拾わないように、遮断することが必要です。特に、「畳」の部屋に置いた「組み立て式の棚」は最悪です。「畳」から低周波が来るし、棚は中は空洞ですので中域で共振します。意外と高音は拾いません。運動会のようなピーというハウリングは起きません。それはRIAAというイコライザーカーブのせいですが、それはここでは触れないことにしましょう。
まずは、その昔オーディオ誌に出ていた確認方法を使って確認して下さい。
確認方法は、
①【ハウリング】レコードの回転を止めて、ピックアップを降ろし、レコードプレーヤーを指でトントン叩きながら、アンプのボリュームを上げていってみて下さい。自分が使う一番大きな音のところまで上げてもハウリング(音が循環するような現象)が生じなければ良いですが、ボワンボワン余韻が鳴るようならば対策が必要です。
必ずスピーカーでやって下さい。ヘッドホンで聴くのは無意味です。スピーカーの破損に気を付けてやって下さいね。本当はオシロスコープがあれば良いのですが。
②【環境音】次に、同様にピックアップを降ろし、ボリュームは普段使うくらいにして、床、棚を今度は強めにノックします。そのとき、(今度はヘッドホンが好ましいです)ボワンボワンとピックアップが音を拾っているようなら、対策が必要です。普段も、そのような汚染された音を聴いている訳です。
LP時代は、床下の地面からコンクリートで土台を作ったという人までいました(レコ芸に出ていました)。ハウリング対策だと思いますが、相当大音量で聴く人でしょうね。
低周波を消すには重量物(御影石など)、中音域を消すには逆に減衰率の高い樹脂製のオーディオボードを使います。むやみに選ぶものではありません。
現象が出ていなければ、他の人のご回答のように、ただのインテリアです。ちなみに私は作り付けの腰棚(集成材)を大工さんに作ってもらっているので、石は使っていません。スピーカーもサブウーファーも同じ棚に乗せていますが、全く問題ありません。
なお、他の回答者さんも書いてみえますが、スピーカーは効果大です。私は三角錐のやつで3点支持しています。スピーカーは面で乗せていると、面で当たっていると思ってもミクロ的には隙間だらけで、振動で当たったり離れたりしてビビり音が濁ります。専用スタンドにボルト固定するか、3点支持がいいですよ。安物の棚に側面もくっつけて設置しているなんてのは最悪です。何を鳴らしているのやら。石を使うのはビビらないからです。
No.11
- 回答日時:
そうそう、思い出しました。
かつて長岡鉄男(先生)というオーディオ評論家がみえて、その方は砂袋を使ったデッドニングを自身のコラムで紹介されてみえました。
それから、スピーカーには、減衰性の高いパーティクルボードや合板を使って箱鳴りを防いでいる(重量級のフロア型)のスピーカーと、最近の小型軽量の小口径だが低音が出る箱も鳴らしているスピーカーがあります。材質は樹脂や無垢の木が使われています。
特に後者は、インシュレーター効果は絶大だと思います。少なくともスパイク式のものを使って設置面とはアイソレートすべきじゃないでしょうか。Amazonでインシュレーターを検索すると最初にスパイク式が出てきますが、それだけ需要があり、多くの人が使っているのだと思います。
No.10
- 回答日時:
>「石の厚みは40~50mmは必要になると思います。
」とのことですが20mm程度の厚みでは効果はないのでしょうか。床や棚板を伝わって入ってくる環境の振動を、20mmの厚さの石の質量で止めることができるのであれば良いですが、もし、それで止めきれなければ、購入金額が無駄になります。もちろん、ピタっと止まるかもしれません。
また、LPを聴いているときは、部屋の外の廊下は通行禁止にするとか、水道を使用禁止にするとかできれば、スピーカーから出ている程度の振動ですから遮断できるでしょう。でも生活音(による振動)はなかなか消せるものではないですよ。
身近にあるその他の重量物を使って、ピックアップカートリッジが拾う音が止まるかどうか確認して、それがどれくらいの質量だったのか、それに相当する重量の石を調達すべきだと思います。
それから、石には中音域の振動に対する減衰能力はありません。あくまで、大きな慣性質量を挟むというだけのことです。お金をかけるなら、相応の材料を使用した広帯域をカバーできるインシュレーターを購入された方が、お金を捨てることにはならないと思います。
No.9
- 回答日時:
#2さんが使用してみえるTAOCって、トヨタ系列のアイシン高岳っていう鋳物会社が作っているんですが、品質管理のレベルが高い会社です。
私の大学の同級生(工学部)が就職した会社で、オカルト・信仰ではなく、実験室で大量の実験をして最適化して作られています。そこらの石材屋とは訳が違います。鉄鋳物って、減衰能力が優れ、重量もあるので、低域から高音域までカバーできる良いインシュレーターで・・・私も欲しいのですが高いんですよね。
機器を周囲からアイソレート(分離独立)して、機器本来の性能が出せるという意味で、できれば全ての機器に、特に常に振動しているスピーカーには、TAOCやメタクリレート樹脂(たしかJBLが日本のメーカーに依頼して作らせスピーカーのベースとして採用した?)やクリプトンオーディオが出しているインシュレーターを入れるのが理想でしょう。しかし、金額がね・・・。
でも、音質、激変するだろうと思います。#2さん、効果を書いて下さいよ。
いやー、このご質問で、インシュレーター欲しくなってしまいました。罪作りなご質問です。何度も書いてしまったのも、そのせいです。お許しください。
No.8
- 回答日時:
大理石のキャビネット(?)をメインで使ってます。
カートリッジの性能を出し切る、という感じはしてますが、それが良い音かというとそれは好みではないかな~と思います。私は好きですけど。少し硬い響きが乗るようなので、合皮のカバーをかぶせてます。
ただ、木製キャビの音もたまに聴きたくなりますので、もう一台あります。
高解像度でクリアに、チューニングした音を細かく聞くには大理石ですが、クラシック聴くには木製だな~って思います。
最初は鉄板くりぬいて・・・なんて思ってましたがそんなもの手に入らず、手ごろな大理石キャビが中古で在りましたので手を出しましたが、サイズが無駄に大きいようにも思います。
今はこの二台で満足してます。
No.7
- 回答日時:
#4です。
『物理的なルーズタッチなどでビビりが出る部分を見つけて、お金を掛けずに潰していく方が楽しいと思います。』について、
私は若い頃に買った40年選手のスピーカーをいまだに使っていますが、あるとき、ユニットを固定しているネジが怪しいと思って直したことがあります。
まず、殆どのネジが増し締めが必要だったことに驚きました。中には、締めていくとバカになっているネジ穴もありました。そこで、ホームセンターで0.5mm径の大きいネジを買ってきて、全て打ち直しました。めちゃくちゃ音質改善になりました。
このように、ネジの増し締めなどは、やってみると意外と有効です。特に常に振動している箇所は緩んで音の濁りの原因になっています。一度、チェックなさってはいかがでしょうか。
実はアンプの中のヒートシンクも増し締めしたかったのですが、ちょっと怖くてやれませんでした。(買い換えてしまいました)
安い機器でも100%能力を発揮させてやれば、それなりに良い音で鳴ってくれます。愛着が湧きますよね。
No.6
- 回答日時:
#4です。
ついでと言ってはなんですが、中音域の遮断は、プレーヤーよりアンプの下に入れることが多いです。聞き分けられるかどうかは別として、オシロスコープレベルでは効果はあります。
吸音効果のあるポリメチルメタクリレート樹脂などが使われます。高価です。
実は、私の勤務先では、自動車のヨーレートセンサ(回転センサ)なども研究しているのですが、光ファイバを何百ターンも巻いて作るんです。例えば角度で10度回ると、1本あたりの円周上の変化はわずかですが、何百ターン分だとかなりの距離になり、光パルスがわずかに進んだり遅れたりします。それを検知します。
つまり、アナログアンプが振動すると、僅かではありますが、理論的には電流経路の見かけ上の長さが変化し、音声波形の遅れ進みが発生し音が歪みます。
低域では波形の山の幅は広く、ずれる量は気になりませんが、中高域ではかなりズレることになりますので遮断したいのです。
昔は、デッドニングと言って、アンプの底を粘土で埋めるとか、本当にやっていた人がいます。重量級シャーシを使ったアンプが良いというのもそういう理由です。外部のピンコードを固定するオモリも売られています。
ただ、オシロスコープで見て分かる程度で、聞き分けられるかどうかはかなり怪しいです。でも高音の濁りが取れ、さわやかになったとか言っている人もいます。(私は60過ぎているので、そんな高域はもう聞こえません)
私は、物理的なルーズタッチなどでビビりが出る部分を見つけて、お金を掛けずに潰していく方が楽しいと思います。
また、他のご回答者の方もおっしゃっていましたが、オカルト的なというか信仰みたいな話ではなく、理論的に合っていること、例えば、慣性質量として何Kgあれば制振できるかということを考えたり実験してみることが必要だし楽しいと思います。でないと投資が無駄になってしまいます。
No.5
- 回答日時:
#4です。
ちょっとおせっかいですが、厚さ15mm程度の石はインテリアですよ。
低周波を防ぐには、イナーシャ(慣性)が大きいことが好ましいので、石の厚みは40~50mmは必要になると思います。だから皆さんは耐荷重のことをおっしゃるのです。
また高級プレーヤーよりも値が張ります。
その前に、まずは環境音を拾っているかどうかテストです。対策が必要なら、レンガやコンクリートブロックでお試しをしてみるのが良いと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2020/10/13 18:35
回答ありがとうございます。
「石の厚みは40~50mmは必要になると思います。」とのことですが
20mm程度の厚みでは効果はないのでしょうか。
No.2
- 回答日時:
一時期は御影石を敷くのが流行しました。
その後は話題に上らなくなったので絶対的なメリットはないと判断されたはずです。
それでも床やラックの状況如何では効果を発揮するので一定の人気があるようです。
機器の色調との釣り合いを考えると白御影か黒御影の二択になるでしょう。
墓石としての需要があるため比較的安価、加工業者にほぼ丸投げで購入できます。
なおレコードプレーヤーをどこに設置してあるのか分かりませんが
ラックの耐荷重によっては石材系オーディオボードは置けません。
当方はレコードプレーヤーやアンプ類の下には何も敷いてません。
充実木材のラックで必要十分な音質を確保したあること
ラックの強度的に石材や金属などのプレートは置けない判断したからです。
ただしスピーカーの下にはTAOCのオーディオボード(絶番)を敷いています。
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