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アンモニア NH3
アンモニウムイオン NH4+
なんで? そういうもんなのかな

A 回答 (2件)

高校で使う分には、アンモニアは配位結合するものと覚える方がいいと思います。

←配位結合がどんなものかは軽く知るべきですが。
簡単に説明するなら、アンモニア(NH3)には一対の非共有電子対があります。そこにH+(Hから電子を1つ奪ったもの)が結合してアンモニウムイオン(NH4+)になります。 といったかんじでしょうか。
(一応軽く書いた図も添付します。化学基礎の教科書にも同じようなものがあると思います。)
「アンモニア NH3 アンモニウムイオン 」の回答画像2
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この回答へのお礼

とてもわかりやすいです ありがとうございます!

お礼日時:2020/10/13 21:34

窒素原子は、2p軌道の3つの電子で3つの水素と共有結合を作り、アンモニア分子NH3 となる。



1番内側のK殻の電子2個は反応に関与しないが、L殻に残った2s軌道の2個の電子は、水溶液中のプロトンH+を取り込んで配位結合(共有結合の一種)を作り、全体として1価の陽イオンとなるNH4+となったほうが電子配置的に安定する。
故に、アンモニアは、水溶液中ではアンモニウムイオンとして存在する。

量子力学を多電子に拡張した量子化学の分野になり、詳しい事情は中高の化学では教えないので、この辺は丸呑みする部分です。
大学でも化学系の専門学科に進学しないと、教えないというか研究しませんね。
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この回答へのお礼

なるほど… 丁寧にありがとうございます!

お礼日時:2020/10/13 00:14

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