1. われ・ことば・表現は 世界と同時一体である。という命題をかかげて その或る程度具体的な事例を示します。
2. われなるミクロコスモスと世界なるマクロコスモスとは わが意識において同時に生成する。といった意味ですが それと言語ゲームとは どう同じでどう違っているでしょう?
3. ことばの生成について想像した仮説をかかげます。
*
奈良(ちなみに na-ra=地‐ら⇒奈良。cf. no-ra=野‐ら)の三輪山あたりの地で のちに《たたなづく青垣 山隠(ごも)れる》と形容されたその風景を見て われらが祖先の誰かが:
HA.....
と発出した。この場合 ただ ハアーッという息の音を出しただけかも知れない。溜息をついただけかも知れない。でも その主観の内には何らかの心の動きが あったはずである。
HA.....SI。
というふうに続けて 舌や口の筋肉のはたらきにものを言わせて さまざまな形にして発声した。これは 音で いま目の前の世界の風景を切り取ったわけである。また その心の状態を 取り立てようとしたことになる。
HASI . / はし。
こうなると 心の状態が あたかも意味をもって表わされたかに思える。
――愛(は)し。
つまり これは 中心主題相の子音/ h / と指定相・断定相の子音/ s /が働いたと《あとづけ》して捉えられる事態ではある。何らかの主題(= は)が指定され肯定された(= し)。
ここに 自称相 の子音/ ’(=ア行子音)/で:
’u = う。
'u-ru = うる(⇒裏・裡・心)。
と作って これを添えれば:
うる‐はし。(心愛し・麗しい)
とつなぐ。いまの心持ちをそれとしてさらによく取り立てて表わすことができた。
ところで はじめの《 HA.....》は 主観内面のことでもあれば その心の動きを感じさせてくれる目の前の山々の姿でもある。
つまりここで 一気に文として扱えば それは 主題(命題)の表明になる。
そのための語彙を考えよう。《山》のことを どういうわけで《やま》と言ったか分からないが 人はこれを得る。そしてさらに 《所》の意味の《と》を得て これらを合成すれば 《やま‐と》のかたちにつくった。
文としては 主題(問い)と論述(こたえ)から成る。つまり:
やまと(山‐処)‐は うるはし。
人間は その思いを 表わさずにはいられない(!!??)。その内容を充実させようとする。
やまと‐は・・・・・ほ・・・・・うるはし。
と表出する。《ほ》は 突出したものの相を表わし 《穂・帆・秀》であろう。ここにさらに《ま / ろ / ば 》をも添えて:
やまと‐は ま‐秀‐ろ‐ば〔なり。 それゆえ〕うるはし。
と来る。こうなれば 意思表示としての言語は 文による表現を基軸として さらに文法規則としても やがてその現在にまで至る姿を現わしてくるものと思われる。
*
4. すなわち 仮説のねらいとしては うたのヌシとその心とそして周りの山々なる環境とは 言葉の生成をめぐって 同時発生だというところにある。
5. 人間の認識が先行するというもの(そういう一面のみ)ではなく また 環境が人間をつくるといった一面のみではない。基本は すべての存在や現象が 同時一体である。と。
6. ウィトゲンシュタインの言語ゲームは――それほどむつかしいものとも感じていませんが―― 全体としてその内容を知った結果として さっぱり焦点を結びません。その仮説には どういうねらいがあるのか? それによってどういうことが さらに分かるのか? ・・・
☆ どうなんでしょう? [3]の試みの具体例を出汁にしてでもおしえてください。
A 回答 (2件)
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No.1
- 回答日時:
今日は光の戦士が死んだそうですし
ゲーム攻略法が全然わからにですね。かんこく
ライブドアニュースということは
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