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ある本には、生涯ユダヤ教徒としての自覚を持っていた、というようなことが書かれておりました。イエスさんがキリスト教を生み出したのではない、とするとキリスト教のイメージもだいぶ変わってくると思いますが、学術的には、その辺りどうなのでしょうか?何かイエスさん=ユダヤ教徒を裏付ける根拠はあるのでしょうか。ご存知の方がいたら教えて下さい。

A 回答 (9件)

新約聖書の四福音書の概略だけでも良いのでざっと目を通してみると良いと思うんですが、いくつかの例を挙げると。



当時のユダヤ人は神殿は再建したのの、ローマ人に占領されていて、解放してくれる救世主を待ち望んでいた。イエスは旧約で予言されたように、ダビデの末裔として、ダビデの街と言われるベツレヘムで生まれます。ユダヤ人にとっては、非常に意味のあることです。

12歳の時に、ナザレから両親に伴われて首都エルサレムに巡礼して、三日間迷子になります。両親は必死で探しますが、見つかった時、彼は神殿でユダヤ教の教義を熱心に語り合っていた。”父の家にいる私を心配するのはなぜか”と尋ねたそうですが、その年齢で教義に精通していたことになります。

磔刑の後の復活した際、弟子たちに布教を言い残して昇天します。”世界中に”ひろめるように、というのは、多くの弟子たちには呑み込めない苦い薬でした。ユダヤ人にとっては、律法を守っていない他教徒は、”穢れた”存在だったからです。イエスを取り囲んでいた弟子たちでさえ、敬虔なユダヤ教徒であったことがわかります。

世界最期の日、最後の審判がおこなわれるときにも、ユダヤ人はまず最初に天に召されるというふうに書かれています。一種の、特権的存在です。
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この回答へのお礼

新約聖書においても、ユダヤ人は特権的な存在として描かれているのですね。キリスト教社会における、ユダヤ人迫害の意味がよく分からなかったのですが、ますます分からなくなってきました。

旧約聖書の概略を読む限りにおいても、これが「愛と平和」の宗教の聖典だとは、とても思えないのですが、長い歴史の中で教義が変質したか、教団などによるイメージ戦略のなせる業なのか、はたまたただ日本において受容の仕方が特殊だったのか、わかりませんが、ユダヤ、イスラム両教に比べ私は、キリスト教は穏やかで人に優しい、という漠然としたイメージを持っています。ただ同時に実はそうではないのでは、あるまいか、という直感めいた予感もあって、そのギャップを埋めるべく、ここに質問を投げさせていただいた次第でありますが、ciaopolpoさんのお蔭で蒙が開かれたような気がいたします。
キリスト教の正体を見極める糸口が得られたと思っております。
ご回答、誠にありがとうございました。

お礼日時:2020/12/12 22:41

イエスキリストは、脳梅だったという説もありました。

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この回答へのお礼

sewaninnさん、ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/12/12 21:46

イエスは「ユダヤ教改革派」というスタンスでしょう。

当然彼は、自分がキリスト教を開いたとは思っていません。彼の言動を見ても、ユダヤ教に基づいたものを受け入れ、それに自分の新しい解釈を加えています。イエスの教えを正しいとしたのはその弟子たちで、彼らが新たに別の聖書を作り、ユダヤ教での神の約束は「旧約」であり「別につくった聖書」によって、神と再度契約したものが「キリスト」でありその再契約を信じる「ユダヤ教改革派」の人たちを「キリスト教徒」と呼ぶのだと思います。
それは、例えば、ユダヤ教チームから「FA宣言」したイエスが、ユダヤ教チームに残留するにあたり、新しいルールを認めさせて、再契約したという感じだではないでしょうか。因みに「ムハンマド」もモーゼやイエスを預言者として認めています。
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この回答へのお礼

なるほど、それは分かりやすい見方ですね。

イエス様がいつ、神様と再契約したのか、またイエス様自身には再契約したという意識があったのかどうかが、聖書を読んでもよく分からなかったのですが、御立派な方であったことは異教徒の私にも、十分に理解することができました。

確かに、イスラム教徒もイエス様ご自身については真の預言者だという認識ですが、キリスト教の教義に対しては誤解されて伝わっているというスタンスではなかったでしょうかね。

同じ一神教であり、啓示宗教であるユダヤ、キリスト、イスラムで教義や理解が違うというのは、やはり落ち着かないものなのでしょうか。

特に元祖ユダヤと最終完成形(?)のイスラムの狭間にあるキリスト教は、両者に対して敵対的な態度をとる傾向が強いように、これはあくまでも私の個人的な意見ですが、思います。

hiroparty1さん、ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2020/12/12 22:24

宗教的内容を無視した歴史学的に言えば、確かにイエスはユダヤ教徒でした。

戒律を重んじるパリサイ派が道端で倒れている人を「安息日だから」という理由で助けるのを拒んだのを見て、戒律が全てじゃない。と自ら宗教を作ったと聞きます。
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この回答へのお礼

歴史学と宗教学では、回答が分かれるのでしょうね、きっと。

でも、欧米のようなキリスト教国においては、余り歴史的真実を追究することに熱心ではないような印象をもっております。

絵画で描かれるイエスキリストの姿や像は金髪碧眼の白人でありますが、実際のところは有色人種であられた訳で、あれらの「芸術的作品」については、彼らはただ「見たいものだけを見ている」という感じを受けるのですが、おそらくは教義に関してもそうなのではないか、と思った次第です。

欧米社会においては、ユダヤ人はイエスを処刑したからという理由で迫害を正当化してきたのですが、そもそもイエスがユダヤ教徒だったら、この理屈は破綻する訳であります。

鎌倉幕府の役人ら(日本人)は、日蓮上人を処刑しようとしたから、日本人が憎い!!とは、外国籍の日蓮宗徒は(がいれば多分)思わないでしょう。それは日蓮上人も日本人であり、また日本人全員に対して敵愾心をもっていた訳ではないからです。

あまり、良い例えではなかったかもしれませんが、イエスキリストがもし現在の世界に再び降り立ったとしたら、キリスト教徒によるユダヤ人迫害についてどう思うのかなぁ、と、もちろん「汝の敵を愛せよ」みたいなことは仰るのでしょうが、そもそもユダヤ人全体に対して全否定するようなお考えをお持ちだったのか、というところを、私は疑問に思っている次第なのです。

お礼日時:2020/12/12 22:11

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B6 …
の死海文書のところを
見ると関係ないようなことが書いてありますね。

信じるか信じないかはあなた次第です。
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この回答へのお礼

なるほど・・・結局、大昔の話だし真実にたどり着くことは中々難しいのでしょうね。私はキリスト教には、謎が多いと思っています。

一般的には、愛と赦しの宗教と言われるけれども、何でイエスキリストは磔刑に処されたのか、とか。偶像崇拝しないといいながら、何で教会(カトリック)にはイエスやマリアの像があるのか、とか。もっと戦闘的なムハンマドや日蓮上人は天寿を全うされましたし、もっと平和的な孔子やブッダは処刑されていません、マーチンルーサーキング牧師のようなケースとも異なる。きっと、復活という奇跡があったと信じる人が真のキリスト教徒なのでしょう。

宇宙少年ソランさん、ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/12/12 21:33

教祖はネロです。

マトリックスを破壊し人類の復権を果たしました。
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この回答へのお礼

daaa-さん、ご回答、ありがとうございました。
マトリックス、懐かしいですねw。

お礼日時:2020/12/12 21:37

旧約聖書の創世記から新約聖書の黙示録まで読んだら全部分かりますよ。

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この回答へのお礼

旧約はざ~と、新訳は旧約よりはシッカリと読んだつもりなのですがイエス本人が新宗教を作ったという自覚があったのかどうか、それがやはり分かりませんでした。科学者でも本当に優秀な方は、一般向けにそれなりにかみ砕いて理論解説してくださるのですが、思想関係は、哲学でも質問に対して、原書で全部読めば分かると答える方がいるそうですが、何ページ辺りを読めばよいのかまで教示していただけず突き放されるケースが多いような気が致します。
こちらも、もっと書物を読み込み内容を理解する努力が必要だとは思っているのですが・・・ね。

お礼日時:2020/12/12 21:55

旧約聖書を基本として、その延長線上にある新しい約束=新約のためにイエスが登場。

そのため、聖書は、旧約と新約がセットになっていて、新約でも、たびたび旧約の記述に言及しています。

新約聖書は、イエスの死後、弟子たちの書いたものですから、生前のイエスが用いたのは、当然、旧約聖書です。
伝道の初めごろ、イスラエルの教会で、手渡された旧約のイザヤ書を読み上げ、その解説をしたという記述が福音書に記されています。
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キリスト=救世主

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