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お釈迦様やイエス様って、要はニートだったんですか?

A 回答 (7件)

ニートという言葉の定義にはあたるかもしれませんが、ニートという言葉がもつ否定的なニュアンスとは、かなりかけ離れた人たちだと思います。



イエスは極めて政治的センスの優れた人物です。当時、イエスをふくめユダヤ人はローマ帝国の支配下にあったわけですが、ローマへの反逆をも辞さない一部過激派とは違い、イエスはローマによる緩やかな支配を受け入れながら、平穏に生活していくことに重点を置いています。このあたりの歴史的背景をしらないと聖書も意味不明なのですが、たとえば、「神のものは神へ、カエサル(ローマ皇帝)のものはカエサルに返せばよい」という有名なセリフがあります。なにか深遠な宗教的なセリフを言っているわけではなく、単に、「ローマによる寛大かつ緩やかな植民地支配がそんなに不満なのか。税金くらい払えよ」と言っているのです。聖書に出てくる、イエスを陥れようとする連中は、たいがい、イエスを反ローマ過激派として告発しようとするのですが、イエスが政治的センスがあり、柔軟な平和主義者であるため、イエスをわなにはめることに失敗してしまうのです。また、イエスがニート的な生活を送ることが出来たのは、あの地域に今でも残っている「客人は例外なくもてなすべきである」という文化によるものが大きいのであって、日本人のように、身も知らずの他人をいきなり家に泊めたりすることのない文化の持ち主と、同じ基準で判断することは間違っていると思います。

仏陀の場合、王子として楽な生活をすることもできたのに、わざわざ王宮を出て行って修行者になるのですから、ニートという語がもつ否定的な響きとは、大分、差があります。むしろ、王宮のなかでずっと過ごしているほうが、ニート的生活が可能だったのではないでしょうか。もっとも、シャカ族が弱小部族であり、遠からず大国間の戦争で滅びてしまうであろうという政治的センスをもって、早めに出家して逃げたのかもしれません。彼の出家の本当の理由はわかりませんが、当時の流行だった宗教的苦行も体験していることからして、現代人の考えるニートとはほど遠い人物であることは確かです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
確かにニートという言葉は否定的なニュアンスがあるかしれません。
「無職」より「ニート」のほうが聞こえが悪い感じがします。
本来の意味合いより、悪い意味合いで使われてるかもしれませんね。
好き嫌いはあるでしょうが、どちらも歴史に名を残すほどの人物ですから、それないの人物だということは確かですね。

お礼日時:2007/10/08 21:11

特に労働しないで生活する地主や貴族や王族は「ニート」なのですか?一般庶民の子として産まれたイエス様はともかく、お釈迦様は「王子」の身分でした。

イエス様は立派な「職業宗教家」です。

戦前、地主階級の人は、職業は「無職」としていたそうです。旅行して旅館などに泊まる際も職業欄に「無職」と記入するので、巡査が旅館を巡回して宿帳を見て「今日は無職が多いね。客筋が良いのは結構なことだ」と言ったとのエピソードがあります。

「ニート」という概念は、あくまでも現代の日本におけるものです。質問者様の定義では、特に職業につかずに生活している王族、貴族、地主は皆「ニート」なのでしょうか?認識を改められた方がよろしいかと。

この回答への補足

>特に労働しないで生活する地主や貴族や王族は「ニート」なのですか?

それを質問をしているのは私です。
第一、お釈迦様が元王子だというのは知っていると書いておきましたが、それも読まずに回答されてるのでしょうか?
質問はもちろん王子の時ではなく、王子の身分を捨てて出家した後の話です。
回答する場合は隅々まで目を通しましょう。

補足日時:2007/10/09 02:13
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この回答へのお礼

ありがとございます

お礼日時:2007/10/09 02:24

ニートって、現時点で働かず、働く努力をしない人ですよね。


働くということは、賃金労働を指すだけではありません。
釈迦やイエスは、何もせず生きていたのではなく、人々の悩みを解決して、その報酬としての食物や饗応を受けました。
いわゆる、「顧問」ですね。

例の再起某という占い師がいますが、あのようなインチキ臭いものではなく、きちんとした「顧問」だったのでしょうね。
ニートは能動的な行為をしません。その意味で、釈迦やキリストはニートではないと思いますが

何のための質問かよくわからないので、釣られてしまったかもしれません。こういう質問は、質問の意図を書いた方が、より的確な回答を得られると思います。
今後は、そうのように・・・・ねっ

この回答への補足

釣りではありません。
そう思うならスルーすれば良かったと思います。

補足日時:2007/10/09 02:19
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この回答へのお礼

ありがとございます

お礼日時:2007/10/09 02:24

宗教家ってそれはそれでひとつの職業と呼んでいいんじゃないですかね。

だって、牧師さんも神父さんもお坊さんもニートとはいわないでしょ?むしろ信者でもない人を相手に結婚式やったり戒名で金儲けする宗教家はナマグサ坊主と非難されるわけですし。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
宗教家でも給料として賃金をもらっている人はいますね。
イエス様、お釈迦様の場合、宗教家といってももっとスケールが大きいように感じますし、本人達が職業として宗教家を自覚していたかの疑問が残ります。

お礼日時:2007/10/09 02:12

今なら、カウンセラー(医者)じゃないかな?

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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
新約聖書には、イエス様が病気を癒したり、メンタルクリニック的なことをやったという記述はありますよね。

お礼日時:2007/10/08 21:03

宗教家とニーとは違います。


世に出ないうちはニートだったのではないかという質問であるならば、それも違うと思われます。ブッダは元は王族ですが、修行の末に悟りを開いたわけです。イエスはそもそも神の子ですし、青年時代を無目的で怠惰に暮らしたわけではないようです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

お釈迦様が王族どころか王子だったのは知っていますし、イエス様も元大工だったのは知っています。
宗教的な活動をしていれば、生産性が無くてもニートにはならないということですかね。

お礼日時:2007/10/08 21:00

私は特定の宗教に入信していないので、あまり得意な分野ではありませんが、日本でならこのような質問はできますが、海外でこのような質問をしたら、危険ですよ。


日本では最近倫理観とかが希薄になっていて、簡単にニートとかと言えますが、この頃の宗教が現代まで残っていると言えるのは、宗教観や倫理観が、先史時代の宗教とはまったく違う観点で説いたことが宗教として、現在まで引き継がれているのだと思います。隣人愛とか(仏教やキリスト教で言い方は違いますが)といった事柄はそれまでの宗教ではなかったことなので、画期的だったと思います。ちょうど古代の戦乱がひとまず収まった事が時期として宗教の確立につながったと考えます。ニートでは弟子が集まりませんよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/08 20:50

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