A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
初出典は聖書で間違いないと思いますが、
聖書の訳出の仕方は翻訳者によって多少の差異があることがあります。それは原語のヘブライ語やギリシャ語を日本語と照らし合わせたときに、その語の持つ意味合いとぴったりと一致する言葉がない場合があるからです。
ルカ6:38の場合、原語のギリシャ語のこの動詞の語形は、継続的な行為を表わしているそうです。それで、イエスキリストが「与えなさい」と述べたとき、それは特定のときだけではなく、いつものこと、生き方にするように教えたという背景があります。
このことを踏まえて、字義通り「与えよ」とだけ訳出するもの、教訓を強調するように「まず与えよ」とするものなど、翻訳の趣旨により違いが出てきます。
この点を、新世界約という聖書では、日本語では「いつも与えなさい」、英語では「Practice giving」つまり与えることを習慣にしなさいといったふうに訳し、イエスの用いたこの語の意味を十分に伝えているかと思います。
ちなみに、ルカ6:38全体は「いつも与えなさい。そうすれば、人々はあなた方に与えてくれるでしょう。彼らは押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、あなた方のひざに注ぎ込んでくれるでしょう。あなた方が量り出しているその量りで、今度は人々があなた方に量り出してくれるのです。」
となっています。
ありがとうございます。
なるほど。
翻訳の過程で背景や想いが載っているかということも考え得ることなんですね。
納得です。
現代を生きる我々にはビジネス書やその他で誤用や派生した二次、三次の言葉や表現が
多くなっているので本質や起源を知ることは大切と思う次第です。
No.2
- 回答日時:
ありがとうございます。
与えよ。なんですね。「まず、与えよ」ではなく。
では、まずはどこからきたのでしょうか。
近年になって人々の伝承の中で言いやすさや分かりやすさから自然と付随したものでしょうか。
他の回答があるか、しばらく静観させていただきます。
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