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平均 µ = 170,分散 σ^2 = 82 の正規分布から 9 個の無作為標本 X1, X2, · · · , X9 を得たとします。次の問題について教えて下さい
X3 が 180 以下となる確率
無作為標本の中の少なくとも 1 つが 185 以上である確率
合計 X1 + X2 + · · · + X9 が 1500 以下である確率

A 回答 (2件)

企業で統計を推進する立場の者です。



ヒントです。
分散=81なら計算する気が出ますが、こういう半端な数字で問題を作るってどういう神経かしらね。

(1)あるサンプルxはx∈Xです。正規分布N(170,82)の確率密度曲線の面積はサンプルの出現確率を与えます。
(2)少なくとも1つっていうケースは、全てのサンプルが・・・の排他です。
(3)この合計を9で割れば平均です。平均はN(170,82/9)に従います。
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正規分布の確率分布の特性(平均値を中心に左右対称)と、任意の正規分布を「標準正規分布」に規格化し、「標準正規分布表」から「統計量から確率を求める」あるいは「確率から統計量を求める」という基本問題です。



「正規分布」は全ての統計分布の基本で、「標準正規分布表を読む」というのがいろいろな場面でほぼ「必須」になりますので、ここでその「基本、基礎」を理解・マスターしておかないと、この先「お先真っ暗」になりますよ。
(エクセルや関数電卓を使えば「標準正規分布」の計算はできますが、「上側確率」とか「下側確率」などの「考え方」から判定するには、アナログながら「標準正規分布表を読む」のが一番分かりやすいです)

標準正規分布表は、テキストの巻末に必ず載っていますが、例えば下記を使用 ↓ 
https://staff.aist.go.jp/t.ihara/normsdist.html

(1)「平均 µ = 170,分散 σ^2 = 82 の正規分布」の統計量 X を「規格化」して「標準正規分布」にするために
 Z = (X - µ)/σ
の変換をすれば、X = 180 に対する Z は
 (180 - 170)/(√82) = 1.104315・・・ ≒ 1.10
この統計量 Z に対する確率を「標準正規分布表」から読み取れば

P(X≦180) = P(Z≦1.10) = 1 - P(1.10≦Z) = 1 - 0.135666 = 0.864334
≒ 0.864

(2) 同様に、X = 185 に対する Z は
 (185 - 170)/(√82) = 1.65647・・・ ≒ 1.66

P(185≦X) = P(1.66≦Z) = 1 - P(1.10≦Z) = 0.048457
≒ 0.048    ②

9個のサンプルのうち「少なくとも1個」が 185以上である事象は、9個すべてが185未満である事象の余事象であるから、少なくとも1個が 185以上である確率は、1から「9個すべてが185未満である確率」を引けばよい。

185未満である確率は、②より
 P(X<185) = 1 - P(185≦X) = 0.952
なので、、9個すべてがこれである確率は
 0.952^9 = 0.642292・・・ ≒ 0.642

従って、少なくとも1個が 185以上である確率は
 1 - 0.642 = 0.358

(3) 9個のサンプルは母集団の平均周りに分布すると考えられるので、9個の平均の期待値 Xbar は母集団の平均に一致する。
 Xbar = μ

また、各々のサンプルの分散の期待値は σ^2 になるので、無作為に抽出した9個のサンプルの分散の期待値は
 s^2 = 9σ^2
となる。

従って
 Y = X1 + X2 + ・・・ + X9
の平均の期待値は 9μ、分散の期待値は 9σ^2 になる。
つまり Y は N(9μ, (3σ)^2) の正規分布をする。

これを「規格化」して「標準正規分布」にするために
 Z = (Y - 9µ)/(3σ)
を計算すれば、Y = 1500 に対する Z は
 (1500 - 170*9)/(3*√82) = -1.104315・・・ ≒ -1.10

従って、
 P(Y≦1500) = P(Z≦-1.10) = P(1.10≦Z) = 0.135666
≒ 0.136
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