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「そんなことをおっしゃられても困ります」の「おっしゃられる」は二重敬語ではなく「尊敬+迷惑の受け身」の正しい表現なのだそうですが本当でしょうか。

https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/koto …

「雨に降られた」とは用法が全然違うような気がします。

A 回答 (8件)

敬語をなくして・・・



そんなことを、(私が、あなたから)言われても、困ります。

ですから。説明の通りかと。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こういうのを「迷惑の受け身」というのですか。

お礼日時:2020/12/31 09:54

おっしゃっては困ります。

おっしゃっても困ります。普通に使えますね。つまり迷惑の受け身を挟む必然性がありません。

それにも拘わらず「尊敬+迷惑の受け身」と断ずる理由が分かりません。引用文にあるように、言葉の長さ拍数が比較的短いことによって違和感を感じないだけのことではないか、と思いました。
二重敬語を避けるのは誤用だからではなく、単に社交上煩わしいから使用を控えましょう、ということだったはず。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2020/12/31 10:05

こんなことばを、「迷惑の受身」とは呼びません。

迷惑の受身は自動詞を使った受身であり、その動作に意志が感じられ無い動作なのです。(無意志動詞)
「雨に降られる。」(雨はこの人に降ってやろうと考えもしない)
「赤ん坊に泣かれる。」(赤ん坊はこの人に泣いてやろうとは考えない)

「おっしゃる」は本来「言う」の尊敬語。「言う」に自動詞、他動詞の両方がありますが、意志動詞なのは確かです。
「おっしゃられる」の「れる」は尊敬。だから二重敬語であるだけ。
「おっしゃる」は「なさる」・「いらっしゃる」・「くださる」と並んだ尊敬専用動詞の四兄弟です。【活用がラ変特別活用→命令形(連用形も)が、「おっしゃい・なさい・いらっしゃい・ください」になる】
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「尊敬+受け身」と考えることもできるが「尊敬+迷惑の受け身」ではないということですね。

お礼日時:2020/12/31 10:47

このNHKの記事の書き手は信頼できる人なのであまり否定的なことは書きたくありませんが……。


「そんなことをおっしゃれても困ります」は、典型的な二重敬語でしょう。
「先生に無理をおっしゃられて困りました」なら、かろうじて、「尊敬+受身」かもしれません。ただし、先行コメントでOKATさんが書いているとおりで、「尊敬+迷惑の受身」ではないでしょう。
 以前mixiでかなり突っ込んだやり取りがありました。雑音が多くてグチャグチャになったような気もします。
 詳しくは下記をご参照ください。
【「そのようにおっしゃられても困ります」〈2〉〈3〉毒抜き編 規範文法と記述文法】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-11809997719.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

 さて、本題の「おっしゃられる」に関して。
 大前提として【毒入り編】に書いた形で考えるべきでしょう。いまさら指摘しても「揚げ足取り」に見えるんだろうな。誰も指摘しないってことは、当方が間違っているのだろうか?
================================
 何よりヘンなのは、冒頭近くの長~い一文の下記の部分。

>「おっしゃる(尊敬を表す特別な動詞)」と「言われる(受け身の形)」とが結合した形(I)

「言われる(受け身の形)」じゃなくて〈尊敬を表わす助動詞「れる」〉じゃないのかな。そうでなきゃ(II)との区別がつかないし、二重敬語にもならない。
================================

 文法的に×にする理由はない気もしますが、これを使う状況が想定しにくい。
 先生が私に「おっしゃった」とします。
 つまり私が先生に「おっしゃられた」……×ではないでしょうが、かなり疑問です。
 これが「言う」&「言われる(受け身)」だとアリでしょう。
「そのように言われても困るよ」なら、自然に感じられます。これは敬語を使わない間柄だから成り立つのでしょう。
 そうなると、通り道は違っても、「尊敬語には受け身はない」が結論かもしれません。

「そのようにおっしゃられても困ります」
 は「そのようにおっしゃっても困ります」で同じ意味になると思います。
 「も」を「は」にすると、もっと自然かもしれません。

 これが第三者に言う(「グチる」ような状況)場合だとちょっとかわります。
1)先生に無理をおっしゃられて困った
2)先生に無理を言われて困った

 受け身でない形にします。
1)’先生が無理をおっしゃるんで困った
2)’先生が無理を言うんで困った

 1)より1)’のほうがはるかに自然に感じられます。理由はわかりません。日本語はそういうもんだ、としか……。
 2)と2)’の自然さは同じくらいでしょうか。

「おっしゃる」を受け身にすると不自然になるもうひとつの理由は、二重敬語に見えるから……そのとおりとは思いながら、これがまた微妙。
 二重敬語の是非に関してホントのところはよくわかりませんが、一般には×でしょうね。とりあえずパス。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに、
1)先生に無理をおっしゃられて困った
なら「尊敬+受け身」という感じがしますね。

お礼日時:2020/12/31 12:03

参考のサイトをよく読まなかったのです。

「タイトル」も「二重敬語」になっていたので。前にもいったように、「言う」には自動詞と他動詞と二つの側面があります。「……」と言う。の場合は自動詞、「文句を言う」「お礼を言う」のように「ヲ格」を伴うと他動詞になります。「日本国語大辞典」も両方を載せています。「広辞苑」もそうです。
 「自動詞」なら「迷惑の受身」になり得ます。「言われる」という受身形が存在し得るわけですね。昭和の初期の映画の中で、「嘘おっしゃい」という言葉が出てきたことがあります。「嘘言え」の敬語表現です。(裏返しの表現で「うそを言うな」の敬語です。)
 と言うことで、この「塩田雄大」氏の説は当たっているのかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「受け身」と「迷惑の受け身」のことがよく分からなくなってきましたが、
例えば「そんなことを言われた」の場合は尊敬かも知れないし、受け身かも知れないということになると思いますが、さらに「迷惑の受け身」かも知れないということになるのでしょうか。
単純な「受け身」と「迷惑の受け身」の明確な区別は無いのでしょうか。

お礼日時:2021/01/01 12:39

「そんなことをおっしゃられても困ります」


(解釈1)
二重敬語ですが、個人的には、「 お召し上がりになる」「お見えになる 」などと同様、定着している尊敬表現として認めてよいと思います。
天皇陛下に意見をしたい場合などには、こちらのほうが妥当かと。

(解釈2)
「尊敬+受け身」
またも個人的にはですが、この構造は不自然になると思います。
文化庁<敬語の指針>によると尊敬語とは、
【行為・ものごと・状態などについて,その人物を立てて述べるもの。】です。
「おっしゃられる」が受身の場合、受身の動作主は「その人物=自分」となり、「正しい表現」とは言えない、と考えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本題としては以上ですが、「迷惑の受け身」についても若干触れてみましょう。
そもそも「受身」とは、他からの影響を行使されることを意味しますから、それが「迷惑」になることは容易に想定可能という気もしますが。
下記サイトの内容を咀嚼しながら述べますが、説明が分かりづらければ直接サイトをご参照になるほうが早いかもしれません。
https://yousei.arc-academy.net/manbow/index.php/ …

(ア)花子は太郎に叩かれた。

花子にとって大いに迷惑な行為です。
「迷惑の受身」という区分を設けたいのであれば、このような場合も含めなければ定義が曖昧になってしまうという気もする。
それはさて置き、上の受身文には、

(ア’)太郎は花子を叩いた。

という能動文が対応しています。
これを、《直接受け身》と呼ぶようです。
(直接対象の受け身)〜直接対応する能動文がある受け身文〜。

しかし、中には、「直接対応する能動文がない受け身文」というものがあり、これを《間接受身》と呼ぶのだとか。
間接受身には2種類あって、たとえば、

(イ)電車で誰かに足を踏まれた。

の場合、

(イ’)電車で誰かが【私の】足を踏んだ。

のように表現しないと不自然になる。
「足」の所有者を示す「私の」を付加する必要があるため(だと思いますが)、《①ノ格の受け身》(または「所有の受け身」)と呼ばれる。

もうひとつの間接受身は、サイトの記述をそのまま下記にコピペ(※)します。

※② 第三者の受け身(迷惑の受け身・被害の受け身)
  ・(私は)一晩中、赤ん坊に泣かれた。←赤ん坊が一晩中泣いた。
   この受け身文は「自動詞の間接受け身文」である。
  ・(私は)隣人に塀を建てられた。←隣人が塀を建てた。
受け身の文で表現されて初めて迷惑を被った人が表されるので「迷惑の受け身」「被害の受け身」ともいわれる。※

自動詞の場合には「迷惑の受け身」になるようですが、他動詞だからといって「迷惑の受け身」にならない、ということでも無さそうですね。
「踏まれた」「叩かれた」も内容的には、「迷惑の受け身」と思いますが、こうした定義からは「迷惑の受け身」とは呼ばない、ということのようです。
しかし、であるなら、「迷惑の受け身」という呼び名に意味があるんですかね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど。(参考サイトはまだ読んでいませんが、) 受け身を分類すると、

1. 直接受け身
1-1) 私は太郎に叩かれた。<- 太郎は私を叩いた。
1-2) 私は先生にほめられた。<- 先生は私をほめた。
(他動詞)

2. 間接受け身
2-1) 電車で誰かに足を踏まれた。<- 電車で誰かが【私の】足を踏んだ。
2-2) 先生に作文をほめられた。<- 先生が【私の】作文をほめた。
2-3) 医者に病気を治された。<- 医者が【私の】病気を治した。
(他動詞)
3) 一晩中、赤ん坊に泣かれた。<- 赤ん坊が一晩中泣いた。
(自動詞)

2-3) はいかにも不自然な日本語ですが、2-2) は別に不自然ではないですよね。

どこまでが「迷惑の受け身」なのかはよく分かりませんね。3) だけが「迷惑の受け身」なら明確ですが。

お礼日時:2021/01/01 19:57

#6です。



このサイトでは、

・(私は)隣人に塀を建てられた。

という他動詞も迷惑の受身としているようです。

・隣人が私に塀を建てた。

という文が成立せず、「直接対応する能動文がない受け身文」という理屈から。同じような形でも、

2-4) (私は)同僚に風邪を移された。

の場合は、

2-4) 同僚が私に風邪を移した。

のように「直接対応する能動文がある受け身文」なので、おそらく迷惑の受身とは呼ばないのでしょう。(直接受身)
(そうだとすればですが)この辺りがややこしい。


2-2) 先生に作文をほめられた。<- 先生が【私の】作文をほめた。
2-3) 医者に病気を治された。<- 医者が【私の】病気を治した。

この比較は面白いです。
「(作文を)ほめる」も「(病気を)治す」も話者にとっては良いことなのですが、後者を受け身にすると不自然になりますね。
しかし、理由がよくわからない。
何かわかれば、また教えてください。

2-3’) 医者に病気を治してもらった。

辺りが代替の妥当表現になるのでしょうけれど。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど、他動詞で【の】が付かないタイプの間接受け身もあるということですね。勉強になりました。

お礼日時:2021/01/02 09:37

No.4でコメントした者です。


 年始に少し調べてみました。
〈「そんなことをおっしゃられても困ります」は、典型的な二重敬語〉という印象はかわりません。
 二重敬語がなぜいけないのかわかっていませんが、「おっしゃられる」は二重敬語なので×と風潮が強いので、避けるほうが無難でしょう。文化庁の【習慣として定着している二重敬語の例】にも入っていませんし。

「尊敬+迷惑の受け身」という考え方ができるのか……調べた感じでは、やはりナシでしょうね。
 そういうつもりで使っても、「二重敬語」と取られる可能性が高いでしょう。

「迷惑の受身」に関しては……調べてみると定義さえ不明です。
 ウカツなことを書くと恥をかきそうなのでパスします。
 詳しくは下記をご参照ください。
【許容されている二重敬語?】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12647827638.html
 以下は一部の抜粋(重言)。


 文化庁は何を基準に一部の二重敬語を許容できると判断したのか。
 文化庁が【習慣として定着している二重敬語の例】は下記のとおり。
===========引用開始
(2) 「二重敬語」とその適否
一つの語について,同じ種類の敬語を二重に使ったものを「二重敬語」という。例 えば,「お読みになられる」は,「読む」を「お読みになる」と尊敬語にした上で,更 に尊敬語の「......れる」を加えたもので,二重敬語である。
「二重敬語」は,一般に適切ではないとされている。ただし,語によっては,習慣として定着しているものもある。
【習慣として定着している二重敬語の例】
・(尊敬語) お召し上がりになる,お見えになる
・(謙譲語I)お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる
===========引用終了
 ただし、文化庁が上げているのは【例】だから、ほかにどんなものがあるのかわからない。とりあえず、これ以外は許容する根拠はない、と考えるしかない。以下は類推。
 形で見ると、許容されているのは、特定形と基本形の組み合わせ。
  お召し上がりになる←「召し上がる」+「お~になる」
  お見えになる←「見える」+「お~になる」
  お伺いする←「伺う」+「お~する」
  お伺いいたす←「伺う」+「お~いたす」
  お伺い申し上げる←「伺う」+「お~申し上げる」

「おっしゃる」+「お~になる」の「おおっしゃりになる」なら許容されるのかもしれない。(←絶対ナシ!) 
 いわゆるレル敬語と組み合わせた形「おっしゃられる」「召し上がられる」「見えられる」が許容されるとは思えない(現段階では)。
 これは先のリンク先に書いたように(許容されていない)二重敬語と考えるのが素直だろう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

受け身にすることで迷惑の意味が加わることは多そうですが、何が「迷惑の受け身」かという定義は不明ですね。

元々の私の質問である「おっしゃられる」は、二重敬語であり、そもそも「受け身」ではないので「迷惑の受け身」ではないということで良さそうですね。

お礼日時:2021/01/04 19:19

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