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イオン検出器の1つのFID(水素炎イオン化検出器)で、有機化合物を高感度で検出するらしいのですが、
HCHO・HCOOHは例外的にイオン化されないとのことですが、ということはこの2つは検出されないという事なのでしょうか?また、FIDで検出される物質例がありましたらそちらも教えて頂けると助かります。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

FIDは一般的な検出器で、炭素を持つ有機化合物ほとんどすべてに応答します。

(検出器の選択性にかける)カラム出口の部分で水素を燃やし、でてきた試料の有機物を燃焼させ、イオン化し、カラム上部の電極に捕集され、増幅します(ピークが現れる)。カラムから出てくる、有機物が多いと、消光作用がありピークが減少することもあります、炭化水素でも酸化Cに酸素がつきにくいもの、イオン化しにくいものは、検出されにくいのでしょうが、STDをインジェクトして確認するのが一番でしょうか?目的物でどのような検出方法を採用しているか、同じような文献を検索するのもいいと思います。
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この回答へのお礼

返事が遅れてしまって、申し訳ないです。あれから色々と探してみましたが、大体掴めました。アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2005/02/15 18:22

>>HCHO・HCOOHは例外的にイオン化されないとのことですが


HCHO(ホルムアルデヒド)・HCOOH(蟻酸)はイオン化の途中でCO、やCO2になってしまいます。COもCO2も検出されません。
FIDでは炭素数に比例した感度が得られることになっていますが、特に小さい分子が酸素を多めに含んでいたり硫黄や窒素を多めに含んでいたりすると感度は極度に下がります。
ちゃんと検量線を作っておかないとひどい目に合います。
>>FIDで検出される物質例
ホルムアルデヒドや蟻酸が例外なのであって、メタノールでもアセトンでも酢酸エチルでもベンゼンでもジクロロメタンでもちゃんと見えます。そういえば四塩化炭素も感度が悪い。
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この回答へのお礼

遅れてすみません。参考になりました。参考にさせて頂きました。ありがとうございました!

お礼日時:2005/02/15 18:24

基本的に炭素数が多くなれば、リテンションタイムが遅い時間になります。

目的の化合物は炭素数が1つなので溶媒や空気のピークと重ならないようにするために低温から測定し保持時間を長くした方がいいと思います。溶媒も沸点の高いものを利用しないとピークを見ることが難しいかもしれませんが、できると思いますよ。
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この回答へのお礼

遅れてすみません。貴重なアドバイス、ありがとうございました!

お礼日時:2005/02/15 18:23

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