国語

走れメロスというのを授業でしています。
そこで走れメロスが伝えたかったことを色々な人の意見をまとめて書かないといけません。
皆さんは走れメロスが伝えたかったことは何だと思いますか？理由（登場人物像）も含めて教えていただけると嬉しいです。

No.3 回答者： GOMΛFU 回答日時： 2021/01/31 20:40

人間は全速力で走っても地球の自転には勝てないということ

No.2 回答者： サワイ 回答日時： 2021/01/31 14:25

普通は、勇気や約束を守ることだと解釈するのが一般的ですが、太宰治の性格から察するに、そんな凡庸なことを伝えたかったようには思えないですよね。

・例えば、ラストでメロスとセリヌンティウスは(1発ずつですが)殴り合ってます。ま、殴れと言いながら理由も述べていて、それで王を感動させたと考えられますが、人を感動させる際には暴力も有効という見方もできますね。

・最後のセリヌンティウスのセリフにあるように到着したメロスはほぼ全裸です。そのメロスに少女がマントを差し出している。いくら自らを顧みることなく友情を優先させたとは言え、現代では逮捕される事態ですね。この極端な視覚効果はこの物語のラストで、見事な脱構築を果たしています。「皆に見られるのが、たまらなく口惜しい」というセリヌンティウスの言い方から察するに、その場にいた女性の視線がメロスの股間に集中してることや、少女の様子を想像させるからです。太宰、見事！

No.1 回答者： さつまいもやん 回答日時： 2021/01/31 14:10

太宰の立場で書きます。

走る、正義に向かって走る。って言葉をメロスは言ってました。正義をモットーに走る（生きる）姿を伝えたいのです。

王を始め、世の中には邪悪な心が溢れている。疑い深かったり、騙したり。

メロスは、正義こそ真実であり、邪心をも払い飛ばす力をもつものなのだ、と自らの行動をもって示した。

王との約束を守るために、自分を信じてくれた友を裏切らずに、血を吐いても走り続けることが、メロスの正義でした。

太宰は、メロスを通して、正義を追い求める姿の価値、美しさを読者に伝えています。

※課題を頼ったことを隠すため、すぐに質問を削除する方がおられます。残念ですが、そんな方には二度と回答したくないですね。