電子書籍の厳選無料作品が豊富!

楽器のフルートについての制作上の質問です。 フルートのカタログにおいて、単に総銀製のフルートと総銀製で且つハンドメイドと銘打った製品とは、どこが違うのでしょうか?  多分、素人向けの答えとしては、「ハンドメイドのものは、制作に手間がかかっているんだよ!」 という答えが返ってくることでしょう。  そうすると、ハンドメイドではなく単なる総銀製のフルートは、ハンドメイドに比べて、制作に手抜きをしているということなのでしょうか? いわゆる手抜きをした製品なのか、それとも十分に手間をかけている製品なのか、という違いなのでしょうか?  また、具体的に、制作にあたって どんな点(どこの工程)を手抜きしているのでしょうか?

A 回答 (3件)

トーンホールの立ち上がっている部分の加工法の違いです。



ハンドメイドと呼ばれているものは、トーンホールの立ち上がり部分に、別のリング状のパーツをはんだ付けしてありますが、そうでないものはフルート本体にやや小さめのトーンホールを開け、穴のふちを加工して立ち上げてあります。一体型と言うことです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一番多い分け方は総銀製以上の材質でトーンホール部分がドゥローン(引き上げ式)になっているものをセミハンドメイド、同じ総銀製以上でトーンホールがソルダード(ハンダ付け)になっているものをハンドメイドと呼ぶことが多いです。
ソルダードの方がフルート制作に手間がかかるのでお値段は高いですが、ドゥローンの抵抗感の少ない軽くて明るい響きが好みだという人もいれば、楽器の響きがダイレクトに伝わって抵抗感のあるソルダードの方が好みだという方もいらっしゃるので、人それぞれ好みの問題かと思います。
私はやはりソルダードのフルートの方がホールで吹いたときに響きがあって音量もしっかり出ている印象なのでソルーダードをお勧めしていますが、ただお値段はメーカーによっては20万前後違ってきますので、実際に音を出して違いを体感頂いて納得のいく楽器を購入するのが一番です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご指摘、ありがとうございます。 トーンホールの部分の製作上の違いということで理解いたしました。 時折、楽器店で引き上げ式の楽器と、半田付け式の楽器との試奏をして、その違いを聴き比べてみるのですが、楽器店の狭い部屋で試奏した範囲内では、あまり顕著な違いが感じられませんでした。
しかし、日ごろ指導をいただいているインストラクターの方が、時々おっしゃっていることとして、「あなたの音は軽やかですね!」ということを耳にします。 こんな点も、引き上げ式の楽器と半田付け方式の楽器との違いに由来してのことなのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2021/02/03 16:58

No.2です。



> オーバーホールした場合、
修理先では、製造方法に応じて修理するので、
その結果で価値が変化することはありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご指摘の点、ありがとうございます。

お礼日時:2021/02/03 17:53

いずれでも、総銀製と言うならば、素材の原価は同じです。


機械による自動生産品には、一定の誤差が存在し、
生産ロットにより、その誤差自体にも偏りが存在します。
ハンドメイドは、その製作者の技術で、品質が一定です。
ハンドメイドは、その製尺者の作業工賃が上乗せされるので、
その分価格が上がります。

> どんな点(…)を手抜きしているのでしょうか?
一定の誤差、これを認めて修正しないことが。
「手抜き」になります。
フルートとか楽器とかに限ったことではありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。  そうしますと、総銀製の楽器をオーバーホールした場合、組み立て際して、念入りにセッティングすれば、単なる総銀製の楽器も、ハンドメード並みの楽器にレベルアップすることができる、と考えてよろしいのでしょうか?  また、逆に、いくらハンドメイドと称しても、オーバーホールすると、単なる総銀製の楽器にレベルダウンしてしまう、という事態も懸念されるのでしょうか?

お礼日時:2021/02/03 17:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!