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市町村界ってどのようにして決めるのでしょうか?
現地には杭などがあり、それを結んでいる?

またマップル、ゼンリンなどの市町村界は何を元に引いているのか?

地籍測量図、13条地図と言うものもありますが、この辺との関係は保たれているのでしょうか?

A 回答 (2件)

基本的には法務局の公図です

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> 市町村界ってどのようにして決めるのでしょうか?



市町村の境界が、決まったいきさつ・経緯という事ですか?

いきさつ・経緯ならば、私の推測ですが、大きな地域なら、昔は大名が戦いで勝ったほうが、ここは俺の方と決めました。

小さい地域なら集落の代表・庄屋などが隣の地域と、境界を争ったでしょう。
境界が決まらなければ、京都の御所や、幕府・代官所に願い出て、主張・言い分で幕府・代官所からの裁定で境界を来まりました。

それらの小さい地域や集落などが、明治初期の村や町となり、町村合併などで「字(あざ)」や「小字(こあざ)」の地域名として、境界もそのまま残りました。

戦後は、広い地域の市町村合併で、「字」や「小字」の小さな地域名・集落名が合併をすると、今度は「大字(おおあざ)」の地域名として、境界もそのまま残りました。

なお、最近は、住居表示では無い区域(住所表示が番地の地域)では、戸籍や、住民票や、郵便番号では、小さな地域名の「字(あざ)」や「小字(こあざ)」の小さな地域名・集落名を多くは使くなっています。
また、地域名の頭には「大字(おおあざ)」の文字を省略して地域名だけの表示が多くなっています。

なお、岩手県などでは、「字(あざ)」や「小字(こあざ)」や「大字(おおあざ)」の代わりに。「地割(じわりかった/ぢわり)」が使われています。
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrd …




> 現地には杭などがあり、それを結んでいる?

前述の、昔からの「字(あざ)」や「小字(こあざ)」や「大字(おおあざ)」の境界をモトに、市町村合併後もその境界を確認したり、両方の市町村役場の関係者が、境界の杭や石を埋めたり、標識・看板等を設置します。

私も、地域・集落・町内会の役員・議員の経験がありますが、年度が替わっって季節が良くなると、役員の希望者(なかば強制)は、山菜取り・キノコ採りなどを兼ねて、境界線をいくつにも分けて日帰り・弁当持ちで、境回り(さかいまわり)という境界確認・杭打ちに行ったこともあります。




> またマップル、ゼンリンなどの市町村界は何を元に引いているのか?

市町村役場の関係者が確認した境界の地図・資料等を、地図を書く国土地理院にか提出します。

国土地理院は、地上で実測したり、GPSで測量したり、航空写真で測量して地図を作ります。

ゼンリン社では、国土地理院の地図をモトに、実際の家の形・入口、住民の名前・屋号、地上の人工物・自然物、土地の起伏・崖・石垣等を現地に行って歩いて調べます。
(ゼンリン社は、日本や世界でも、住宅地図のメーカとしてトップクラスです)

ゼンリンの住宅地図は、マップルなどの地図会社や、市町村役場や、郵便局や、警察消防など、官公庁のほとんどに採用されていて、しかも、業務用システムにもインストールされています。

【参考】
ゼンリン社の現地の調査員らしい人に行き会ったことがあります。
その人は、住宅地図らしき1ページ分のコピーを持って、地図をにらめっこしなら、見上げたり、立ち止まって玄関・入口を見ていたり(住居表示番号・番地・表札を見ている?)、地図に書き込んだり、ちょっと見ると不審者に見えます。
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