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英国人の日本文化論が「正しすぎる」「ぐぅの音も出ない」と話題に
ある英国人が語った着物についてのご意見が正しすぎて「ぐぅの音も出ない」とネット話題になっています。
https://withnews.jp/article/f0150507002qq0000000 …


伝統産業全体に言える事で、企業努力が無く、おなつめも、着物も値段が高く、一般消費者には手が出しにくい。
文化財の建築修繕を行う会社では社員は国から仕事が来るのを待つだけで営業にいかなかった。らしいです。
とはいえ、卒業袴レンタル事業があったり、寿司がスーパーで安く売っていたり、事業者が何か宣伝をしていたりと日本文化論は現在当てはまるものばかりでも無い気もするのですが。
このような状況は変えられ、魅力的な日本文化が手ごろに手に入るようになるのでしょうか?
ただおなつめのようなものは単純に値段を下げたら数を売れるかというと疑問もあります。
※私は高級品自体を否定しているわけではありません。安いものもあった方が良いという趣旨です。

A 回答 (12件中1~10件)

製造側の企業努力ではなく、販売側の企業努力が足りていません。



つまり販売側が市場の需要を調査して、製造側に提案、宣伝、販売をするのです。
製造側が市場を調査し、それを作って売れというのなら、卸売り、小売りは役立たずなので消滅した方がいいです。

伝統産業が苦戦するのは、販売側が世界や新しいものしか目が向いていないからです。
まぁどちらかが変わらなければ、伝統産業は消滅しますが…
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
コロナ禍で生活が色々変わりましたが新たな需要が見つかると良いですね。

お礼日時:2021/03/18 20:05

『英国人の日本文化論が「正しすぎる」』


どんな文化論なのか知らんけど
和服に関して言えば、日常生活に馴染まないので現状仕方ないと思うのだが?

そんな事言うなら、ビクトリア朝の頃の装いを現代英国の紳士淑女に見られないのは、企業努力が足りないからなのかね・・・・・
と聞いてみたいが
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
イギリスでは伝統的な衣装は気軽に買えるのか気になりますね。
住宅や食文化と違って、服装は使いやすさの面が現代向けにアレンジしにくいところはある気がしますね。

お礼日時:2021/03/18 20:08

デービッド・アトキンソン氏は、英国人ですが、じゃあ英国人が「フロックコートを着て、シルクハットを被り、杖をついて街中を歩くのか?」といえばあるかないわけです。



これらの商品は英国でも「安い」ものがあるわけではなく、英国王主催の舞踏会などに行くなら、レンタルか高級仕立て屋で仕立てるしかありません。

つまり「伝統的な物」は市場的な物とは異なる、ということを認識しないとダメです。
また、実用的な品物と美術品もわけて考えないといけません。

その点に関して言えば「日本は伝統文化の衣装などがはるかに手に入りやすい国」であるといえます。

そもそもが日常品ではないので、そこを踏まえたうえで、着物のレンタルとか安い浴衣とかを考えれば、日本は伝統文化で商売できる国ですし、需要がある浴衣などは充分に安い、です。

おなつめに関して言えば、アトキンソン氏はわざと話を逸らしています。それは「稽古に使う安いモノと、修練を積んだ茶師が使うものは別、ということ、さらにいえば茶道家として道具をそろえるには「業師」のものが必要になるわけで、それが原価10万でも「現代の人間国宝」が作ったものなら100万円でもいいわけです。

文化財の修繕は建築業者全体の問題であり、つまり「公共機関の下請けばかり」ということです。なので「伝統」という点から見るのは誤りであると言えます。

ただ、同時にアトキンソン氏の指摘で正しい部分はあります。
それはたしかに「ビジネスとしての企業努力が足りない」という点です。

建築業に限って言えば、営業をする必要があったのはたしか、浴衣は大手スーパーなどが参入することで復権しつつあります。

着物や指物などは「市場をどうやって広げるか?」が重要なてーまですが、それをやり過ぎると伝統工芸ではなくなってしまうので、ならば伝統的な工芸品をその価値が分かる人たちに売る、日本だけでなく外国にも売る、という方向性はあってもいいわけです。

この点についてなぜ日本人が遅れているかというと、一つには英語ができないこと、伝統工芸の職人さんであればあるほど英語は出来ないでしょう。そしてネットを活用できていないこと、です。

でも近年はだいぶ変わってきましたよ。英語ができる、少なくとも以前よりは抵抗の少ない若者が伝統世界に入って、少しずつ変えていくでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2021/03/18 20:11

世界最古の企業が株式会社金剛組(578年)であって、創業100年以上の老舗企業の80%は日本企業。

ビジネスが成立している結果です。
伝統を知らないアナリストって分析が正しくないですよね?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
その企業が売っているものは伝統品や伝統のアレンジ品なのでしょうか。
任天堂株式会社はゲーム会社ですよね。

お礼日時:2021/03/18 20:14

> 高級品自体を否定しているわけではありません。

安いものもあった方が良いという
かって高度経済成長期に、例えば提示されたページの「なつめ」ですが、プラスチック製品が数多く出回りました。
本物に比べて非常に安価で、ナツメに限らずお椀などで多くの人はそちらに流れた。結果として職人が淘汰され後継者がいなくなり制作出来なくなったものが多くあります。
  
件のページのナツメで原価10万、売価130万とありますが、原価はどこから割り出すのか?
そして130万というのは、おそらく作家さんの作品でしょう。
作家さん=日展などに代表される展覧会受賞作家の作品なのです。
日展受賞○○作のナツメというだけで値段が跳ね上がります。
早い話が高級品といより、ブランド品なのです。
  
我が家にもナツメがあります。
今は亡くなりましたが、近所の木工作家さんの作品です。
一本の木から削り出した物で、フタを持って持ち上げても機密性が高く全体が持ち上がります。
その方は漆を嫌い、木肌そのものの美しさを追求する手法です。
厳選した材料を入手して10年以上寝かせ、枯れきった木材を削って完成したものですが2万ほどで譲っていただきました。
  
茶道などで使うものは、それを所有し客に見せる事自体が、ある程度の目的なのですから、原価10万の物が130万だと不平を言う事自体間違いなのです。
安価な物でよければ、作家ではなく職人が作った物を買えば遙かに安く入手できます。
  
茶器でも同じで、作家作品と職人作品では大きく値段が違います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2021/03/18 20:15

>他にいくらでも代用品がある時代に、これで売れるはずがありません。


でも、お前は買ったんだろ?

それで良いんだよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
まあ確かに買う人がいるからその高い値段で売る会社があるわけですね。

お礼日時:2021/03/18 20:16

伝統というものを勘違いして、発展や進化を一切許さないという人がいます。

どういうわけか特に明治時代のままでなければならないという人がいます。それは明治時代に作られた比較的新しい伝統ですよと説明しても納得できないようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私も発展や進化を認めないのは反対ですね。
そういう方には「宣伝役の商品も大事だよ」と言って分かって欲しいです。
古いものを保護して継承するのも大事ですけど古い姿が完成形である保証は無いし、新しい派生品も生み出す必要があると思います。

お礼日時:2021/03/18 21:16

>その企業が売っているものは伝統品や伝統のアレンジ品なのでしょうか。



伝統産業はRetail(小売)業じゃないのです。
イギリス人がこれを指摘しているから、歴史認識がおかしいことになる。

リテールは産業革命による大量生産の副産物であり、イギリスによる18世紀発明品で、
イギリス人はマニファクチュールにトドメを刺してビクトリア文化を終わらせ、世界史から大英帝国を没落させた、伝統産業失敗の歴史だから。

彼の話は伝統産業は、産業革命と文明開化をもう一度やるべきって主張なんですけど、その結果は100年前に出ているわけで、
イギリスは失敗していて、日本は生き残った結果が今現在なんだから、
彼は自国史から学ばないとアナリティクスとして、どこも正しい事を言ってないのです。

フランス人がヌーベルバーグを語るのとわけが違う。
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この回答へのお礼

申し訳ありません。良く分かりません。

お礼日時:2021/03/18 21:45

>申し訳ありません。

良く分かりません。
任天堂は1889年創業のかるた屋であり、創業時から大量生産品の小売業です。
この時期にイギリスは伝統工業を捨てたので、フロックコートを着て、シルクハットを被り、杖をついて街中を歩く供給元である仕立て屋が廃れた。

着物はオートクチュールであり、高級なおなつめは作家の一点物であり、
大量生産して、問屋が卸して、小売店で一般販売する商品ではない。
一般販売されていたのは民芸品の雑貨であり、実用一点で伝統美はなかったのです。
伝統工芸は、伝統になる前からビジネスが小売業だったことはない。

イギリス人が日本史もイギリス史も無視したら、伝統の何も分析できていないのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
任天堂はもともと伝統品を広く販売しているということでしょうか。
すみません任天堂の例えが悪かったですね。
私が疑問に思ったのはNo.4で創業100年以上の老舗企業の80%は日本企業だと言われたので、
それらの会社が製造・販売しているものは何か(その企業が売っているものは伝統品や伝統のアレンジ品なのでしょうか。)という話です。


>着物はオートクチュールであり、高級なおなつめは作家の一点物であり、
大量生産して、問屋が卸して、小売店で一般販売する商品ではない。
>一般販売されていたのは民芸品の雑貨であり、実用一点で伝統美はなかったのです。

民芸品扱いだろうが美術品だろうがおなつめにも種類があった(ビジネスにもなっていた)という事なのでしょうか。

>伝統工芸は、伝統になる前からビジネスが小売業だったことはない。

もともとはこれが問題であるという趣旨ではないのでしょうか。

お礼日時:2021/03/19 08:55

>民芸品扱いだろうが美術品だろうがおなつめにも種類があった(ビジネスにもなっていた)という事なのでしょうか。


小売業がなかった時代には、ファクトリーアウトレットの生産者直販しか販路がないので、客はその場で売っている商品しか買えず、商品選択の余地がなかったのでビジネスが成り立ってしたし、
欲しいものを手に入れたかったら一点物をオーダーするしかなかったので、太客の投資によって少量をほそぼそ作ることで、伝統品まで昇華したのです。
その伝統品の仲買人が百貨店であり、日本の百貨店は呉服屋が発祥であり、デパートの発祥はロンドンのハロッズであり創業者ハロッドはやっぱり生地商の成り上がりで、百貨店産業は古いビジネスモデルとして斜陽なのです。

>そもそも伝統が伝統になる前は、ちゃんとビジネスになっていたはずなんです。消費者の意向を探り、自ら変わり続けた。だから伝統になれた。

>>伝統工芸は、伝統になる前からビジネスが小売業だったことはない。
>もともとはこれが問題であるという趣旨ではないのでしょうか。

記事はこのビジネス部分の着物、呉服屋、デパートの伝統の話をそらしているので、
イギリス人元アナリストが、イギリス史と日本史を無視して日本文化を語ることが詭弁なのです。
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この回答へのお礼

すいませんが、さっきから質問とどのように関わってくるのか分からないのですが。
創業100年以上の老舗企業の80%の日本企業は伝統品を売っているかも書かれていませんし。
というか100年以上たって現在伝統工芸品を売っているというのと、ビジネスとして消費者の手に届きやすいかは別の話じゃないでしょうか。

そもそも最初の記事にある「ビジネスになっていた」というのは一般消費者の手に届きやすいように努力していたという意味だと思います。

お礼日時:2021/03/20 22:00

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