「骨の折れることではなかった」という意味は？

「こういういがみ合いを続けていたから、桃太郎は彼等を家来にした後も、一通り骨の折れることではなかった。」

「骨の折れることではなかった」という表現は、桃太郎には「いがみ合い」のことが大したことではないということですか。

二：https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/100_ …

No.4 ベストアンサー 回答者： rose2011 回答日時： 2021/03/29 14:14

「一通りの苦労ではなかった」みたいな構文です。

すなわち、「骨の折れること」が「一通りではなかった」で、「大したことではない」どころではなく、「とても骨が折れた」です。

現代的ではない表現だし、芥川独特の文体かも知れず、逆の理解をしてしまうのも仕方がない様な気もしますが。

しかし、後の「その上猿は・・」と続く文脈からは、「大したことではない」と言う解釈だと、意味が繋がりません。

No.3 回答者： OKAT 回答日時： 2021/03/29 12:15

「骨を折る」=「努力する」・「苦労する」（実際に骨を折ったら骨折だ）

No.2 回答者： 八丁堀の旦那 回答日時： 2021/03/29 11:26

彼等を家来にした後も、いがみ合いを続けていたから、桃太郎は苦労したということでしょう。

「一通り」ですので、苦労して家来にして一段落とはならなかったのです。

No.1 回答者： gldfish 回答日時： 2021/03/29 07:11

「骨の折れること」は「行うのが大変」「労力を要する」ということ。

この文だけでは何が「大変ではなかった」のか出ていないのでわかりません。「いがみ合いを続けていた」のは、「そのこと」が大変ではなかった理由。「そのこと」が何かこの中で触れられていません。