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O君はけふも不相変赤シヤツに黒いチヨツキを着たまま、午前十一時の裏庇の下に七輪の火を起してゐた。焚きつけは枯れ松葉や松蓋だつた。僕は裏木戸へ顔を出しながら、「どうだね? 飯は炊けるかね?」と言つた。が、O君はふり返ると、僕の問には答へずにあたりの松の木へ顋をやつた。
「かうやつて飯を炊いてゐるとね、松は皆焚きつけの木――だよ。」

この最後の文章には、Oがいったい何を言っていますか。飯を炊いていないのに、飯を炊いてるとしたら全部の松を使わなければならいということですか。

A 回答 (2件)

太い薪は燃えにくいので、なかなか火がつきません。


そのため、最初は燃えやすい木に火をつけます。
松は燃えやすいので、そのための木として便利だ、と言っている。

「焚きつけの木」=着火用の木

ということ。
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#1です。


回答が若干ずれていたかもしれません。

(立派に見えても)松は皆(=どれもすべて)焚きつけの木――だよ。

という意味。
一種の皮肉です。
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