アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

「ひときはにあをきは草の松林」

この詩はわかってみていますが、ちょっと難しいです。

「ひとき」は、「一際」か「一季」ですか。それで、なぜ「には」ではなくて「はに」が書いてありますか。

「あをき」は植物の一つのタイプですか。英語で、「Japanese Laurel」ですか。だと、この詩のイメージは「Japanese Laurel」が松林の中ですか。

最後に、「草の松林」は「松林の草」とどう違いますか。

ありがとうございます。

A 回答 (5件)

ひとき、ではなく、ひときわ(一際)の古語仮名遣い→ひときは。


あおきは、草木のみどりも青と表現された、現在でも交通信号の青はみどりですね。
青きは草→青いのは草
続く「の」は所有格の「の」と理解しても当たらずとも遠からず?。
青い草を前景に持った松林。
最終的にはNO2さんの解釈になります。
    • good
    • 1

「ひときは」(一際=ひときわ)


「一際(ひときわ)背が高い。」のように使う副詞です。
他にくらべて、目だって、のように使います。なぜか副詞は後ろに「に」や「と」がついても使えるという傾向があります。「と」が多いのですが、たまに「に」もつきます。
 これは、575ですが、「俳句」とは考えにくいです。短歌の一部か、詩の一部と思います。と書いてから、引用先を見たら、「発句(ほっく)」と書いてあるから、やはり「俳句」のつもりなんですね。当然あまりうまい句とは思えない。目立って青いのは草であって、松の葉ではない。だからかえって松の葉の色合いが目立つ。芥川の句は詩の漱石ほどうまくはない。
 このO君は誰だろう。芥川の友人の一人に違いない。一高の同期入学に久米正雄、松岡讓、佐野文夫、菊池寛、井川恭(のちの恒藤恭)、土屋文明、渋沢秀雄ら。この中にはいない。親友の画家小穴隆一かもしれない。
    • good
    • 0

芥川龍之介の「O君の新秋」の文末の句ですね。



「ひときはに」というのは現代仮名遣いでいえば「ひときわに」であり漢字にすれば「一際に」です。単語の区切り方は「ひとき」ではなく「ひときは」です。

句の解釈、鑑賞についてはNo2のchiha2525さんが的確に答えられていらっしゃいますね。感心しました。
    • good
    • 2

有名な歌なのでしょうか。

初めて見るので間違えているかもしれませんが。

「ひときはに」は『一際に』で良いと思います。「あをきは」は『青きは』です。青は日本語では緑色を含めた概念であるので、植物の緑色を表現するときに、このように”青”を使うことがあります。また”青”には”若い”という意味もありますので、もしかしたら”植物の緑色”ではなく”若い植物の緑色”という意味なのかもしれません。
「草の松原」は”草が特徴的な松原”という意味があります。やや詩的な表現で口語ではあまり使わないです。この歌を口語に訳すと『松原にむっちゃ草が生えてて、びっくりするほどきれいだった』みたいな感じになるでしょうか。
言葉というのは頭から解釈されていきますから、『ひときわに』で聞いてる人は何が一際になの?と思います、次の「青きは」で、何かが一際に青いのね、となります。しかしその次に”松原”が来たら、え?松原が青いの?となってしまい、その後に”(松原)の草”ときたら、『ああ、青い(緑い)のは草なのね、それがどうしたの?』となってしまいます。
そこで「青きは」の後に『草』として、読んでいる人にも青く生い茂った草を連想させ、その後に「(草)の松原」と、その後ろに松原をもってきて、松原というと木の幹の茶色(Brown)を連想しますから、対比で草の緑がより一層あざやかになり、読んでいる人も、なるほどそれはきれいかもしれない、と思うのでしょう。

昔の映画で「Sound of Music」というのがありましたが、それが「Music Sound」ではないのと同じ感じ、と言えば分かりやすいでしょうか。

勉学の一助になれば♪
    • good
    • 4

これは、日本では俳句といいものです。

「ひときはに」は一際に、あおきは青の色をさしています。草がまるで松林の様に繁っているさまをよんだ句です。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!