重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

【GOLF me!】初月無料お試し

ランタノイド収縮について学びました。
以下が現状の知識です。
ーーーーーー
ランタノイドでは性質にあまり関与しない4f軌道に電子が入ります。
有効核電荷が大きくなると電子を良く引っ張るのでイオン半径が小さくなります。
スレーター則を基に考えると、内殻に電子が入ることで遮蔽効果の遮蔽定数が0.85ずつ増加します。
そうすると有効核電荷は0.15ずつ増加します。その分イオン半径が小さくなります。
ーーーーーー
以下質問です。

これはランタノイドに限った話なのでしょうか。
ほかの元素も同周期元素であれば、原子番号が増えるたびに有効核電荷が増加するため、イオン半径は小さくなると思います。

なぜランタノイド収縮という特別な感じなのでしょうか。
それとも僕の知識が間違っているのでしょうか。

詳しい方、解説してくださると幸いです。

A 回答 (1件)

ランタノイドが典型的でわかりやすいだけで, もちろんほかのところにもある. 例えば周期表上すぐ下にあるアクチノイドにも同じような現象があるし, もっというと Sc にはじまる第一遷移元素でもよく見ると出てくる.



「イオン半径」を考える上ではイオンの価数も重要で, これがほいほい変わると系統的な変化が見にくくなる. その点ランタノイドだとだいたいどれも +3価が安定だから「同じ価数のイオンにおける大きさの違い」を見やすい.

あと関連して
Zr と Hf の性質が似ているので分離が難しい
というのも現実的には重要.
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ランタノイドのイオンが+3で一定だから比べやすいという話なのですね。
理解出来ました。
Zr.Hfについても追記ありがとうございます。しらべてみようとおもいます。

お礼日時:2021/04/14 20:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!