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戦国時代を初めとして、大名や武将、武士が出家する例は多く見ますが、神職になる例は一切見たことがありません。これはなぜでしょうか? 単純に神職が世襲制だったためですか?

A 回答 (9件)

神仏習合の習慣が平安時代には成立しており、神道は仏教より低く見られていました。

さらに江戸時代多くの人が信仰した「伊勢神道」や「富士講」なども当時は、「大きな集客力」を持たず、「神道」で力を持つ行者の場合毎日の修業が大変で(修験道)しかも当時の仏教は「易行」「選択」「専修」が特徴で、多くの宗派の中から自分に合った教えを選べるうえに修業は簡単でした。つまり武士は自分の支配地の都合に合わせ、簡単な修行で済むうえに、露翁領地を持っている寺に大不応される仏教の方が、儲けが大きかったと言うことです。また神道は「天皇」や一部の貴族の間で細々と新興されていただけで、仏教のおまけのような役割でしかなかったことも大きな要因だと思います。庶民が「講」のような組織を持ち「神道を楽しむ手段に利用し始めたのは、戦国時代の後半からで、江戸時代には庶民の力うブームに乗って、「神社参拝」も一つの楽しみとして成立しました。
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神道の親玉は天皇。


つまり神道は朝廷の系列だった。

朝廷との交渉権は将軍が一手に握っていた。
その他の武士が好き勝手に接触することはできなかった。
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たとえば 諏訪大社の神職は諏訪家


というように
○○社の神職は△△家が務めていたんでしょ・・・

で、△△家の中でも有資格者(筆頭など)が神職についたわけでしょ
(△△一族の同意があって、このひとなら神職につくことに納得という人だけがつけたわけですよね)

だから、△△家の人を差し置いてまったく無関係な他家の者が○○社の神職につくことはできないのは 道理

△△家の縁戚関係から神職につく例があるのかどうかは知りませんが
神職につくなら他家の者はまず△△家の養子になるなどして
△△家の一員にならないといけない
そののち神職につける有資格者にならないといけないという事・・・
(でも、後継ぎがいれば養子はなかなか取らないだろうね)
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言われてみれば超有名人ではあまりいないかもしれないですね。


うちの先祖はそのパターンですし、
神主の先祖を辿ると元は武士って家は少なくない印象ですが。

違いを挙げるとすれば、
出家というのは元の身分を捨てることに大きな意味があるので
皇族だの大名だのの出家がフォーカスされやすい、

武士が神主になるのは、
単なる転職であるパターンが多い
ということだと思います。
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武士からみると「出家」は僧になって身分を落とすこと、


逆に「神職」は神主になって身分が上がる。
さすがにそれはズーズーしいと思ったんじゃないでしょうかね。
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出家して仏門に入るのは、念仏を唱えることによって死後「極楽浄土に生まれ変わることが出きる」という「極楽信仰」が広まったのが最初です。


神職は出家と違い誰にでもなれるというものではありませんでした。公家の中には代々神職を世襲する家がありました。
例えば、吉田家は名前の通り京都吉田神社の宮司を世襲しており、公家の中で最大勢力で、全国の神社の任命権を持っていました。
ちなみに吉田家は徒然草の吉田兼好の流れです。
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出家するという事は 仏門に入った


死んだ人間という事で
世の中にはかからないという意味
天皇や武家の子供が世継ぎ争いに巻き込まれて
殺されないように得度させて仏門に入れました
戊辰戦争のとき 仁和寺で坊主をしていた天皇の息子を無理矢理
還俗させて戦争にかりだした話しは有名です
神主は神に仕える人で
世の中の動きには関係ありません
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神社など、今の様に庶民が訪れたりして身近な物になったのは


ここ近年の事です。
以前は、皇族(宮家)しか訪れる事が出来なくて
それ以外が、信仰出来るのは 仏教だけでしたから
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人は神にはなれません。


ですが
修行して解脱できれば仏にはなれます。

そういうことが背景にあります。
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