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アメリカって性に関して寛容ではないのですか?
LGBTとかに寛容なイメージがあるのですが、
昔はqueenのI wamt to break freeなどのそういう解釈がされたり、性的な言葉の入ったレコードがヨーロッパなどでは売れているのにアメリカでは発売できなかったり批判があったりしたと思うのですが、時代と共に変わってきたと言うことですか?

A 回答 (3件)

勘違いです。


LGBTは「社会的に」認められてるということにはなっていますが、州によってもかなり違うと思いますし、認められている州でも反対勢力や差別主義者はたくさんいます。

90年代からヨーロッパ中心に世界では既にダンスミュージックは人気定番ジャンルの一つでしたが、アメリカだけはhip-hopのようなクラブ系音楽は大全盛期となったものの、なぜかダンスミュージックは全く浸透しなかった経緯があります。(Mobyだけ規格外に売れたので注目された。)ダンスミュージックが急にヒットチャートを賑わし始めたのはここ10年です。しかも「ダンスミュージック」全般というよりも、若者が馬鹿騒ぎするパーティーミュージックから始まりました。
ここまで浸透が遅れたのが私もずっと不思議でしたが、どうやら「ゲイの聴く音楽だから」「女々しい」という偏見が足枷になっていたそうです。確かにダンスミュージックとゲイカルチャーは近いですが、ヨーロッパではそれ以前に一般化していたのです。先に触れたMobyも、面識もないエミネムに酷い言い方で公然とディスられ戸惑うなど、アメリカの「男を売る」ミュージシャン達からも「男らしくない」という偏見が絶えなかったです。

アカデミー獲った映画「アメリカンビューティー」でも、ゲイを頑なに受け入れない、というか存在自体認めないアメリカ軍人のおじさんが取り上げられてましたよね。しかも本人がゲイだったという。あれがアメリカの現実を表していると思います。LGBTはある人達にとっては「当然のタブー」で、例え自分がゲイであっても自分で受け入れられないほど「許されないこと」なのです。

ジェンダーレスな要素が意外と(もはや無意識なほどに)受け入れられている日本とは大きく違い、アメリカでは「男は男らしくあるべき」「女っぽい要素は許されない」といった意識が強いです。それはLGBTを許容しない意識にも繋がっています。みんなとは言いませんが、そういう意識の人達がたくさんいるということです。
ヨーロッパはそれよりは寛容のようですが、それでも日本人には前時代的にも思える「男は男らしく」を掲げる人達はまだまだ多いようです。特に年配に公然と反LGBTを訴えている活動家もいるようです。ある有名ミュージシャンがそのことで実の父を「恥ずかしい」と大バッシングしてたことあり、そういう存在を知りました。
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それは話が逆でしょう。


差別が厳しくて根強いからこそ「我々を不当に虐げるな、平等な権利
を寄越せ」という運動が盛んになるのです。
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州によって違うと思いますよ。

信仰心の強い南部では寛容でなく北部では寛容であると。アラバマ州やジョージア州などのアメリカ南部は何かしらの宗教を信仰している人の割合が多く、シアトルがあるワシントン州やオレゴン州などのアメリカ北西部は無宗教の人が多いという傾向があります。アメリカ南部のミシシッピ州やアラバマ州では60%以上の人が教会へ出向いています。一方で、バーモント州やニューハンプシャー州などアメリカ北東部さらにはネバダ州やワシントン州など北西部は30%以下となっています。

ごく簡単にまとめると、南部の州は宗教を信仰している割合が高く、北西部や北東部は無宗教の人の割合が多い傾向があると言えます。

現在でもアメリカ国民の半分以上を占めているキリスト教の聖書では、明確に同性愛は不品行な性犯罪、さらには不自然と記されています。ただし、同性結婚そのものについては具体的には触れられていません。

このことは、昨今のLGBTの権利を守る運動と、聖書に書かれていることが相反していることを意味しています。同性愛や性同一性障害など現実的な問題と、アメリカ国民の半分以上が信仰している神の教えのどちらを尊重すべきかということでもあるのです。

LGBTの人たちは、自分たちの生きていく権利や自由が特定の宗教観によって制限がかかってしまうことは受け入れがたいとして、結果的にどこの宗教にも属さない無宗教を選ぶ傾向があります。特にLGBTに該当する若い世代はこの傾向が強いと言えるでしょう。

一方で、同性愛を禁じる宗教を信仰する人たちは、あくまでも聖書の教えを尊重すべきとして同性結婚に反対する傾向が強いと言えます。

2015年、アメリカ連邦最高裁は、同性婚はアメリカ国民の権利であるため、州は同性婚を認めなければならないとしました。つまりは、アメリカでは法的に同性結婚は合法であり、禁止し続ける州は違憲状態ということになります。

最高裁のこの判決を受けて、現在では50州のうち37州とワシントンD.C.では同性結婚は合法になっています。しかし、アメリカ南部のテキサス州、アラバマ州、ジョージア州などでは、依然と同性結婚は州法で認められていません。

先に紹介したように、アメリカ南部の州は宗教心が強く、60%以上の人が毎週礼拝に通うとされるほどです。宗教心を重んじる南部の人たちは、同性結婚を受け入れない傾向があることが浮き彫りになっていると言えます。

アメリカでは住むエリアと宗教観は一定の関係性があると考えられており、南部は宗教心を大切にすることから「保守派」と言われ、無宗教や同性結婚に理解がある北西部や北東部の州は「リベラル」と言われる傾向があるのです。
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