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現代文、小説の人物像をとらえる問題について
それぞれの選択肢には、いくつかその人物の特徴が書かれていますが、その特徴全てが客観性を持っているとは限らないと思っています。例えば、(実際の問題は載せられないのですが)選択肢アが正解だとして、そのアには人物の特徴がa、b 、cが書かれている。しかしb、cは確かに文章中から読み取れるが、aは作問した人の主観ではないだろうかと思われる。解答にもb、cのが文のどこから読み取れるかのみ書かれていて、aがどこから読み取れるのかは何も書かれていない。といった感じです。これを共感する方はいらっしゃいますか?また、この場合どのように正解を導いていけばいいのでしょうか?回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

> しかしb、cは確かに文章中から読み取れるが、aは作問した人の主観ではないだろうかと思われる。



仮に、a、b、cすべてが確かに文章中から読み取れることだったら、正解の選択肢はそれだと誰でも分かってしまい、試験問題として易しすぎるでしょう。
そこで「大小展外誤」ですよ。「正解は外」の法則ですよ。これは清水義範の短編小説から来ていて、元は冗談や風刺だったのですが、実際に国語の問題を解くのに役立つと評判になりました。

ご質問の例でいうと、aが「外」で、他の選択肢は「大小展誤」だったのでしょう。外とは、文章中から直接には読み取れないが間接的にそう読み取れるようなことです。どんぴしゃりではなくピントを外したようなのを、作問した人がわざと混入させて選択肢を作っているわけです。
「間接的で良いなら大も展も良しではないか」と思うかもしれませんが、それはダメとされます。たとえば刑法で、拡張解釈は許されるが類推解釈は許されませんね。刑法はマジな話で、大小展外誤は元々が冗談ですから、両者は同じではありませんが、ちょっと通ずるところがあるでしょう。
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この回答へのお礼

大小展外誤ですか…初めて知りました。
小説の問題でどうしても納得できない問題の時にこの方法を使ってしょうがなく理解することにします。

お礼日時:2021/08/04 08:52

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