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インタネットで調べても「空気抵抗の力を利用した圧力」などいまいちピンとこない説明書きが多くてちゃんと理解をしたいと思ってます。
車やバイクが高速走行しているときに前から向かってくる風をどのようにして圧力をかけているのですか?
空気の取り入れ口で圧縮されるみたいなことを書いてあったりするのですが、よくわからないです。。

A 回答 (3件)

ラムというと子羊、ですから子羊がたくさん寄ってきた圧力じゃないかなw



>前から向かってくる風
簡単に言えば、これそのものの圧力です。風が前から向かってくる=後ろに押される、または押されないように前に行く、前に行くと風が前から向かってくる力を感じる。この風が前から向かってくる力、そのものがラム圧。
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この回答へのお礼

簡潔明瞭に説明いただきありがとうございます!
分かりやすかったです。

お礼日時:2021/08/05 10:34

ラム圧とは、要するに『前方から吹く風の圧力』で、もう少し難しく言うと、『流体の運動エネルギーを圧力の単位により表したもの』となります。



 計算式でいうと、
流体密度ρ(kg/m^3)×v速度v(m/s)/2 =圧力q(Pa)

・・・この場合の圧力qは、『動圧』といいます。
 動圧は単位面積当たりの圧力なので、これに風が当たっている面積(m^2)をかけると、(qの単位kg/m^2・sのm^2が消えて)1秒間に受けるチカラの大きさ(㎏/s)となります。

>空気の取り入れ口で圧縮されるみたいなことを書いてあったりするのですが、

 それはベンチュリの原理(ベルヌーイの定理)による働きなので、ラム圧とは直接は関係ありません。
 流体は、広いところから狭いところに押し込まれると、流速を上げつつその分動圧が低下します(ベルヌーイの定理)。
 実際には、吸気口の抵抗などにより、穴を通過した流体は動圧が完全には回復しません。(その損失を『吸気効率』と言います。)

 さて、ここはクルマのカテゴリーなので、クルマで言うと。

※ラム圧を利用した吸気口(Pitot Duct=ピトー・ダクトと言います)は、流線に直行した位置に置くと、吸気効率が最大となります。
 ’70年代前半のF1に取り付けられていたインダクションポット(これもピトー・ダクトの一種)はまさにこの考えに基くもので、ラム圧過給が最大になります。
https://tse3.mm.bing.net/th?id=OIP.ACn2DtibsJVFp …
・・・背が高いのは、車体周りのタービュランス(乱流)を吸い込まない様にする為で、車体からメ一杯離しているワケです。(タービュランスは密度が低く、コイツを吸い込むと吸気効率が落ちます。)
 この時代のインダクションポットは、ラム圧過給により30馬力以上も増加したとされていますが、年々形状がエスカレートしていき(高く・大きくなりました)、1976年にレギュレーションで禁止されました。

※今日よく使われているNACAダクトも、ラム圧を利用していると言えば利用していますが・・・
https://www.windingroad.com/assets/autos_db/thum …
・・・これはピトー・ダクトよりも圧力損失が大きく、吸気効率が良いとは言えません。
 しかし今日のレーシングカーやスーパーカーでも使われているのは、ピトー・ダクトの様な『車体から突出した穴』が必要ないからです。
 車体から突出した部分は車両全体の前投影面積を大きくし、当然車体の空気抵抗が増します。現状では、NACAダクトよりも車両全体の空気抵抗への影響が小さいダクト形状は発明されてなく、故に現在でもNACAダクトが使われています。
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この回答へのお礼

細かな説明と画像のリンクまで示していただきありがとうございます!

お礼日時:2021/08/05 10:34

ラムちゃんだと空気抵抗で空を飛べます

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この回答へのお礼

ユーモアな回答ありがとうございます!w

お礼日時:2021/08/05 10:31

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