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家電店などでよく見られる「オープン価格」とはどういう価格なのか、教えて下さい。解り易く説明してくださると助かります。

今朝のTV「とくダネ」のオープニングトークでこの話題が出ていたのですが、解ったような解らないような・・・気になったので質問してみました。

A 回答 (4件)

オープン価格というのは、そもそもは二重価格表示を防ぐために


取り入れられたようです。
消費者は商品の価値を値段(定価)で判断することが多いので、
実際に1万円程度の価値の品でも、「定価5万円ですが大特価
で1万円!」と言われたらすごいお得に感じちゃいますよね?
そんな風に、定価と実際に売る値段を意図的に離れさせて、
消費者を混乱させることは法律で禁止されています。

電化製品等は、消費者を騙そうという意図が
無くても、新製品が出るごとに古い製品の価値は落ちて、
実際の販売価格は安くなっていきます。
なので、メーカーが発売した時に決めた定価と、実際の
販売価格にどんどん差が出てきてしまいます。

定価2万円だけど、発売されたのは2年前で性能が悪いから割引さ
れて1万5千円で売られてる商品と、定価2万円で売り出さ
れたばかりの最新の製品とでは、定価は同じでも価値は
同じじゃないですよね?
こんな場合に、「同じ2万円の商品なのに、こっちは5千
円も割り引かれててお得だから安い方を買おう」という
誤まった基準での判断を消費者にさせないために、「製品の価格
を実際の販売価格(=商品の実際の価値)に近づける努力を
しなさい」と、公正取引委員会からメーカーに注意がありました。

そこでメーカーは、「時間がたつにつれて商品の価値、価格
が変化しやすい商品は、もう定価を自分でつけるのはやめて、
実際に売る人に任せてしまおう」
ということで、オープン価格(販売する人に自由に値段を
決めさせる)というシステムにしたようです。

ですが、販売店が自由に決められると言ってもメーカーが
販売店に売る値段よりも安く売ったら損ですし、
「売り値の○割は儲けになるように値段を決める」などといった
慣例が販売店の業界全体にあるので、どこの店に行っても
大体同じ値段で売られてるんだと思います。
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メーカーが「希望小売価格」(再販商品でなければ「定価」ということはありません)を設定していない商品をいうのですが、


・メーカーが当初から希望小売価格を設定しないもの
・かつては希望小売価格を設定していたが、実際の販売価格と乖離が生じたため希望小売価格を撤廃したもの
の二種類があります。

家電品などは実態として希望小売価格で販売されることがほとんどないのが現状で、希望小売価格を設定することは消費者に誤解を与える二重価格表示ではないか、ということでオープン価格の商品が増えているようですね。

参考URL:http://www.eftc.or.jp/special/0202.html
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オープン価格(オープンプライス)



これは、元々メーカーが希望小売価格を設定せず、定価が存在しないことを表します。よって、小売店が販売価格を自由に決めることができる商品なのです。

従来のように定価があると値引率が生まれ、その率が大きいと商品のイメージダウンにつながる。これを防ぐための制度のようです。

得にパソコン関係などは販売店での値引き競争が激しいので、消費者に「値崩れ」の不信感が起きるのを防ぐため、メーカーがあえて希望小売価格を
定めず、小売業者の実売価格だけを表示してますけど、定価を知りたいのが、購入者の気持ちですよね~
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事の発端は「メーカーが標準小売価格」を


決定するのはおかしいのでは?ということ
みたいです。

たしかに、家電って自社で売ってる訳では
なく、それを仕入れて電気店などが売って
いるのですから電気店に価格を決めさせて
もいいと思いますよね。

それでオープン価格が出来て、カタログに
は金額が載らなくなりました。

でも買い手にとっては、まずは金額で判断
しますから不便きわまりないですよね。

だからその見直し案もでてきているようで
す。
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