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最近のデジカメで、ハイスペックモデルには
RAW撮影機能がついていますが、
付属のソフトなどで、RAWをTIFFに変換した場合、
どのような違いがありますでしょうか。

RAWのまま現像する場合は、露出やホワイトバランスなどを、画質を落とさずに自由に調整がきくと思いますが、

TIFFに変換した場合、たとえばフォトショップなどで
レベル補正やトーンカーブなどで調整できると思いますが、RAW現像と比べて違いはありますでしょうか。

A 回答 (5件)

> 付属のソフトなどで、RAWをTIFFに変換した場合、


> どのような違いがありますでしょうか。

RawはCCDを通った光の情報そのものであり、それにカメラ設定が
添付されたものがRawファイルです。そして添付されたカメラ設定に
もどづき付属のソフトなどで現像したものがTIFFファイルとなるのです。

少し強引にフィルムカメラに置き換えてみると撮影し終わった潜在フィルム
がRawであり、DPEで現像する事がTIFFという事になると思います。

潜在ファイルか現像済みファイルか.これがRawとTIFFの一番大きな
違いでしょう。

> RAWのまま現像する場合は、露出やホワイトバランスなどを、
> 画質を落とさずに自由に調整がきくと思いますが、

いえ、そんな事はありません。Rawで撮っておけばあとでなんとでもなる
と良く雑誌などでみかけますが、ご存じかと思いますが写真は光がなければ
撮れません。そしてある一定量の光をCCDに当てる事により像を作っている
わけです。一定の光の量とは適正露出であるのが良いのでしょうが、例えば
Rawで調整するからかなり暗めに撮ってRaw調整・・・というのは現像時に
擬色カラー(ノイズ)を増やす原因にもなります。このノイズはモニタで相対的には確認しづらいので、いざプリント
すると赤く仕上がってしまった・・・や緑っぽい・・・などの原因になってきます。

それと白飛びした画像をRaw調整で露出補正し、現像しても白飛び部に情報が帰って
くるわけではないので例えRawと言えどもある程度シビアに撮影する必要があると
私は思います。


> TIFFに変換した場合、たとえばフォトショップなどで
> レベル補正やトーンカーブなどで調整できると思いますが、
> RAW現像と比べて違いはありますでしょうか。

TIFFにした場合、カメラ設定をすでに読み込んだ現像されたデータである事から補正すれば
するほど階調情報は失われていきますが、Rawならば光の情報にカメラ設定をそのつど
適用させる形で補正が行えますから階調劣化は無いんです。
ただRawから現像されるTIFFファイルには2種類あります。8bitファイルと16bitファイルです。
この場合、16bitでフォトショップで読み込んだ方が情報が豊富にある事から補正による劣化は
少ないと言えます。ただモニタでは16bit出力が出来ないためその階調の豊富さを確認する事は
出来ません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

分かりやすく読むことが出来ました。
参考になりました。

お礼日時:2005/03/13 17:42

#4です。


単板(CCD素子が1個)の場合、画素の上にカラーフィルターが付いていて、200万画素の場合100万画素が緑、50万画素が赤、50万画素が青となっています。
3CCDの場合色分光プリズムで入社光をR,G,Bに分光し、分光された光を白黒のCCDで受け、それぞれをR,G,Bとして映像としています。
色再現性は3CCDの方がいいですね。
SONYのCCDは良く知りませんが、多分Gの半分をシアン(実際には水色)にして色情報を得ているのではないかと思います。
富士フィルムの銀塩カメラ用フィルムでシアン層をつけたものがありましたが、それと同じ考えかただと思います。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/25 20:34

3CCDタイプでないデジタルカメラはRGBの画素がモザイク上に配置されている場合が多いです。


RAWはその画素ごとの光の強度(多分10bit)を順番に記録しているだけの状態です。
ですから、そのままでは映像になりません。
TIFF、Bitmap、jpegなどは、RAW画像を画素補完し各画素にRGB情報を入れた状態です。
多分この時に輝度情報は8bitになってしまうと思います。(RGB×8で24bit)
この時なくなった2bitは主にガンマ補正などの画像調整に使われます。
この2bitがあるためRAWが後加工できると言われているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ただ、3CCDと言うものが良く分かりません。

たしか、TV-CMで3CCDという、うたい文句のビデオカメラがあったように思いますが、それのことでしょうか・・・?

SONYのデジカメで、RGBのほかにエメラルドグリーンのセンサーを持つCCDがあったと思いますが、それにも興味があります。

お礼日時:2005/03/13 17:46

順序としてはRAWファイルを現像処理してTIFFで保存しますが


その段階で画像調整も行なうのが普通です。
何の処理もせずにRAWをTIFFに変換するだけならRAW撮影の意味がありません。
最初からTIFFで撮る方が後の手間(現像処理)がかかりません。

ですからTIFFになった段階で画像調整も終っているはずですが
もちろんその後でTIFFファイルに対して再度の画像調整も行えます。

RAWへの処理とTIFFへの処理での違いは
RAWは(使用カメラにもよりますが)56億色分のデータで画像処理しますが
TIFFでは1600万色のデータに対しての処理になりますから
大きな調整を行なった場合には「数値上」では画像の劣化度合いが違います。

「数値上」としたのは、目で見て違いが分かるようなものではないからです。
違いが出るような画像を選んで、違いが出そうな処理をすれば「出る」程度です。
一般的な用途では大きな違いはないと思います。

大きな違いがあるのは現像段階ではなくて撮影段階です。
TIFFとRAWとで、約2倍の画像容量(RAWのほうが少ない)になりますから
撮影できる枚数が違ってきます。
RAW撮影のほうが2倍多く撮影できます。

それと、これもカメラによりますが
TIFFにはPhotoshopの一般的な画質調整しか行えませんが
RAWでしたらカメラ特有の機能を現像段階で加えることができますから
調整できる幅が広いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
分かりやすく、理解できました。

お礼日時:2005/03/13 17:40

凄く違います「RAW」の圧勝?



>RAWのまま現像する場合は

RAWは、生データ(未現像)のファイル形式の総称で、規格が、統一されていないので、それぞれの機種に対応したソフトでしか、開くことが出来ません

RAWから他の一般的ファイルに変換することを、現像と云っています

TIFF(現像済み)は、スキャナーなどで使用されている標準的なファイル形式で、画像劣化は無いようですが、ファイル容量が、大きくなります
LZW圧縮等で小さくすることも出来ます

TIFFの解説はコチラ
http://yougo.ascii24.com/gh/07/000777.html

参考URL:http://yougo.ascii24.com/gh/07/000777.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2005/03/07 21:20

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