No.3ベストアンサー
- 回答日時:
「アルミニウムの方がカルシウムより強いということでしょうか?」
確かに耐用年数がローマン・コンクリート約1000年、ポルトランドセメントのコンクリートが約100年と言われておりますが、単純なものではないようです。
ポルトランドセメントは、アルカリ性になる化学反応によって結合しているものであるため、二酸化炭素の侵入による中性化や塩害でしだいに強度を失っていきます。特に現代の二酸化炭素濃度の上昇で、コンクリートの劣化が問題になります。一方、ローマン・コンクリートは、ケイ素やアルミニウム等の金属イオンがケイ酸アルカリ溶液と接することで,水分子を外しながら高分子化する「縮重合化」により硬化し、長期耐久性があるようです。
現在も研究が進んでいるようですが、コスト面ではすぐに普及実用化は困難と思われます。
この回答へのお礼
お礼日時:2021/09/09 18:56
教えていただいたことを参考にして自分で調べてみました。とても楽しかったです。
未来の人がジオポリマーで建てられた素敵な家に何世代も住んでいたら楽しそうですね。
No.2
- 回答日時:
「アルミ・・・金属ですか?」
カルシウムも金属です。
アルミニウムもカルシウムも金属分子としてではなくて、化合物として含まれています。
鉄分(鉄)は人に必要なたんぱく質ですが、ヘモグロビンとして化合物で取り込まれています。
あまり金属にこだわらない方がよいと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2021/09/09 16:49
サンクス。
ローマ**ンクリートの方が何かと強いということですが、化合物として取り込まれた場合アルミの方がカルシウムより強いということでしょうか?
No.1
- 回答日時:
ローマン・コンクリートは、古代ローマ帝国の時代に使用された、火山灰を用いたアルミニウム系の結合材のコンクリートです。
現代のコンクリートは、いろいろありますが、主にカルシウム系結合材であるポルトランドセメントを用いたコンクリートです。
ポルトランドセメントの主成分は、主な物質は、ケイ酸三カルシウム(3CaO・SiO2)、ケイ酸二カルシウム(2CaO・SiO2)、カルシウムアルミネート(3CaO・Al2O3)、カルシウムアルミノフェライト(4CaO・Al2O3・Fe2O3)、硫酸カルシウム(CaSO4・2H2O)です。炭酸カルシウム(CaCO3)はありません。
コンクリートは、このセメントを結合材として、砂・砂利・砕石を混ぜたものです。また、引張強度を上げるため、鉄筋を入れ、さらに引張強度を上げるためあらかじめ引っ張った鉄筋を入れることがあります(プレストレストコンクリイート)。
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