
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
錫メッキ線は光沢があり、言葉通りメッキですから、錫のメッキの皮膜がしっかりくっついていて簡単に剥がれません。
容易にさびる事もありません。シースを被せて使えますし、ジャンパー線としても使えます。勿論、半田付けにも適しています。錫メッキ線は線全体をメッキしますので、配線全体が腐食から守まれますので信頼性がありますが、配線が硬くなる欠点もあります。
半田メッキ線は、ただ銅線(の一部)を半田付けしやすいようにしたり、導線が錆びないようにしているだけで、半田ごてで半田メッキ部分を熱すればメッキ部分の半田が溶け出してしまいます。半田も半田メッキですから、だんだん半田部分が酸化して艶がなくなって腐食したり、半田付け時の酸化防止剤(ヤニ)はメッキ部分に入り込んで半田部分が早く傷む事もあります。多芯銅線では、半田メッキしていない部分は軟らかく曲がり、取り扱いやすいですね。
半田自体は余り強度が無いですね。半田メッキは銅線(単線または多芯)の先端の半田の乗りをよくする、銅線が錆びないように半田メッキ(錆びた銅線は半田がくっつかないので、サンドペーパーで錆を落したり、先端をカットして参加していない被覆で覆われた部分を出して改めて半田メッキして半田付けをします)します。
銅線に半田メッキしたものより、錫メッキ線の方が(メッキがしっかりしている分)持ちがいいですね。半田メッキは、通常、銅配線の先を、(多芯の場合)割れないようにしたり、銅線が錆びて半田付けができなくなることを防ぐ為に便宜的にメッキするのが目的ですね。
No.2
- 回答日時:
基板上のジャンパー線や、電子部品の足にはスズメッキ線が多く使われていますが、もし半田メッキだと、半田ごてを当てたらメッキが溶けてしまいます。
スズだけだと融点が高いのでメッキを維持できます。
六四ハンダ(スズ:鉛=6:4)ぐらいが一番融点が低かったと思います。
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