電子書籍の厳選無料作品が豊富!

コンパレータ理論とは何ですか?

A 回答 (1件)

たぶん、古典的条件付け・レスポデント反応付けの、条件付け刺激と無条件反応との結合についての、解釈仮説のことでしょう。



条件刺激CS1(例えば食器がぶつかる音)
条件刺激CS2(例えば母が冷蔵庫を開けている光景)
条件刺激CS3(例えば昼12時が近づいていること)
反応UR(例えば12:05に食事が用意され食べ始めること)

❷ CS2でURがつながる 
❸ CS3でURがつながる
❶ CS1でURがつながる  どれでも「起きうる」のでしょう。
つながりの強度は、どれが強いとは限らず、
例えば、❷は強度1、❸は強度2、❶も強度1だったとしまます。
当初は、❷は強度1、❸は強度2、❶も強度1だったとしても、
やがて、❷は強度4、❸は強度1、❶は強度1の状況に変化していくということもあるのでしょう。 
❸の強度が2から1に低下するのは「隠微」という説明もあるようです。 
❷の強度が1から4に変化するのは「強化」が重なった結果なのでしょう。
で、❸の古典的条件付けがしっかり出来た(学習した)後で、冷蔵庫のあるキッチンと居間・食道の間にドアをこさえたために、CS2がなくなったりすると、刺激-反応の強度が1だった❶ CS1(食器がぶつかる音)とUR(食事反応)が、4に上昇することがあれば、「有効に使える刺激CSが、CS2からCS1へと切り替え」と考える仮説なのでしょう。 
そのさらに後に、ドアの遮音性が上がったり、料理や盛り付けの腕が上がって、CS1(食器がぶつかる音)も聞こえなくなると、「もうお昼だよ!」と時刻性のような刺激提示とは言えないような❸CS3でも強いUR反応が起きるのでしょう。
食事、喫煙、飲酒、新聞・テレビを見る、スマホを操作する、ゲームを始めるのも、オペラント行動と考えずに、習慣行動・レスポデント反応のように解釈するとすれば、行動・反応を強く惹起する刺激はあらかじめ学習されたときのつながり強度で行動・反応を起こすのではなく、行動・反応を起こすこと自体がその事前スタンバイきっかけを選ぶという側面もあるのだと言うことではないでしょうか。
酒飲み・酒好きが、飲む口実を求めて、自分に都合のよい刺激条件を作るような面があるのでは、、、
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
教科書読んでもちんぷんかんぷんだったのですが、なんとなく理解できた気がします。分かりやすく説明して下さりありがとうございました!

お礼日時:2021/09/14 11:16

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!