遅れて弔意を表す場合、御香典や御供はどのように送るのがいいのでしょうか？

喪中の相手に、御香典に加えて御品(フルーツなど）を送るのは一般的ですか？

実家に、母がお世話になってきた方からの喪中はがきが届いていました。
遅れて御香典を送るつもりなのですが、フルーツ・クッキー・線香などを一緒に送った方がいいでしょうか？

以前テレビで、喪中はがきが届いた女性が、行きつけらしいカフェのマスターに「お香典を今から送るのもどうなんだろう」と相談し、マスターが「私はね、お線香を送っているよ」のような返しをする、線香メーカーだったか何だかのCMを見ました。
私が今まさにそんな状況です。

ちょっと今別件で、千疋屋のフルーツポンチを見ていた時に、「お送りした方がいいかな」と思い浮かびました。
お店にもよるとは思うのですが、御香典やご祝儀を一緒に包んで下さいとかやってくれるものなんでしょうか？

No.2 回答者： cactus2 回答日時： 2021/12/16 16:51

御品ではなくお供物と言います。

余りご存知ではなさそうですので、少し書かせて頂きますね。
まず四十九日法要までは御霊前、これは仏様になられていない
ためです。四十九日を過ぎると仏様になられますので、御仏前
と書きます。ただ通夜から葬儀から法要時には御香典でも別に
構いません。御香典だけを渡す方が一般的ですが、生前に付き
合いが深かった場合は、御霊前と一緒にお供物だけは贈られた
方が御遺族は喜ばれますし、他界された方も喜ばれます。

御線香ですが、これは四十九日法要を過ぎてから渡します。
ただ何処の家庭でも御線香には好みがありますので、最近では
御線香は送られず、白封筒(郵便番号が印字されていない物）に
２～３千円を入れて渡します。この金で好きな御線香を買って
下さいと言う意味になります。表書きには「御線香料」と書き
ます。また封筒は糊付けせず、また封印もしません。

店では現金は一緒に包みません。これは法律で定められていま
すので、現金は現金書留で、他は配送で構いません。

この回答へのお礼

cactus2さん、無知の私に丁寧に教えてくださりありがとうございます。
まず何より、考えてみれば本当にそうですね！現金は現金書留で送るものですよね、恥ずかしいボケでした。
一昨年もこの方から喪中はがきが届きましたが、そのときに何もしなかった自分が悔やまれます。御香典を辞退されていたのでやきもきしてはいましたが、お供物ならお送りすべきだったかもしれません。

直接訪問させていただくのも一つとは思いますが、相手の方がとても気を遣う方だというのと、やはりこの状況下なので、郵送を考えます。
が、やはり現金・お供え物と別々になってしまうことを考えた場合、どちらかに合わせた方がいいと思いました。明日までちょっと考えます。

また、線香の件はまったくしりませんでした。
こんな作法があるんですね。良かれと思い糊付けをするところでした。
今一度マナーについて学び直さなければと思います。
最低でも、今日教えていただいたことだけは頭に入れます。

お礼日時：2021/12/16 23:38

No.1 回答者： mukaiyam 回答日時： 2021/12/16 08:22

＞喪中の相手に、御香典に加えて御品(フルーツなど…

もらった側が、お返しで手を煩わせなければいけなくなります。

冠婚葬祭で金品をもらえば、半分程度はお返しするものです。
その上で、近い将来に相手方で同じようなことがあったとき、同じように出す.のが慣例です。

これは人間社会の潤滑剤でもあるのですが、人によって家によっては煩わしく思うことがあるのもまた事実なのです。

訃報が喪家から直接に、あるいは第三者を通してリアルタイムで伝えられたのなら、金品を持ってお参りするものです。
千疋屋のフルーツポンチも御供物に良いでしょう。

一方、俗に言う喪中はがきの季節まで知らせてこなかったのは、それだけの関係にとどめたいという意思表示なのです。

「あなた様と冠婚葬祭での深いお付き合いは遠慮します」
と暗に言っているわけです。

＞実家に、母がお世話になってきた方から…

あなた自身が世話になった人ならともかく、親の知人さんはあなたのことなんかなんとも思っていないのですよ。
「ああそうでしたか」
で済ませておきましょう。

この回答へのお礼

とても詳しくありがとうございました。
お相手の方には、父の葬儀の際いただいたお香典に対してお香典返しを送っているので、そういう意味では「完了」していますね。
ただ、相手の方にはその後もよくしていただいていて、足のわるい母が会合(宗教的な）に出掛ける際、いつも送り迎えをしてくださっていました。
コロナでもう2年くらい会っていませんが、本当に何もしないでいいのかなと…
たしかに母の人間関係に私が突っ込むこともないのですが、日ごろの感謝の意味をこめるチャンスでもあるのかなと思いました。

お礼日時：2021/12/16 23:27