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>伝統は特別なものじゃない 「残すべき」より「残ってほしい」か

>貝沼さんは、あくまで「自然と」という点が大切で、「残すべきという義務感では文化は残らない。暮らしを豊かに、楽しく、美しくしてきたものが受け継がれ、伝統文化と呼ばれるものになっていくのではないか」と考えているようです。

>伝統を継承していくということは、伝統を切り離して特別視するのではなく、実際に触れて使って、毎日の暮らしへと自然に溶け込ませること。そうした日々が積み重なって、伝統になっていくのだと思います。伝統は残すべきものか。イタリアの友人から問われた「元号や着物」が残るかは、それらが日常に溶け込むかにかかっているのかもしれません。

皆さんはどう思われますか?
義務感「だけ」では文化が残らないというのなら分かるのですが。
実際には保護・振興するために社会的な各種政策があったり、
広く関心を持ってもらったり使用してもらうために新しいモノ(アンドロイド観音など)や改良版を作ったりした例もあるので、
残すべきという義務感も無いと新しいものも生まれないのかなという気もするのですが。

A 回答 (2件)

どれか一つだけ、てことは


無いと思います。

義務感。

社会にとっての必要性、つまり
飯を食えるか。

そして、暮らしにプラスになるか
等々。

こういうモノの総合だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに仕事にならなければ守る人も減ってしまいますね。
和食を世界に輸出したくても作る人も売る人もいない・・ではですね。

お礼日時:2022/01/04 23:38

URLのコラムも見ましたが、書いた人自身にこのような話題を書くだけの知識がないことが露呈しています。



そもそもアメリカ人に「伝統意識」を聞くこと自体が間違っていて、建国200年程度で、様々な人種が自分のルーツ探しをしているような人たちが「伝統」という言葉の意味と重みを理解しているわけがないのです。

で、伝統というのは確かに「毎日の暮らしに溶け込んでいるもの」で、そこには確たる意識と基準と様式が存在します。これを「伝統」とよぶのです。

コラムの中にある「イタリアとスターバックス」はまさにその一例で、スタがイタリアで根付くには二つの方法しかないのです。それは
①スタバはイタリア文化や伝統と似たところがあるけどまったく別のもの
②スタバがイタリア文化や伝統を認識してそこに溶け込むように変容すること
のどちらかです。

このようなことはほかにも起きていて、たとえば拉麺発祥の地である中国で日本のラーメンを「日式ラーメン」として許容しています。「おいしいものはおいしいが、伝統的な中華料理ではない」という線引きが厳然とあるわけです。

伝統というのは「その国の生活スタイルに根付いていて、それが価値観の基本になっているもの」で、同時に「その民族は変えることができないもの」です。

だから中国人は日式ラーメンを作り出すことはできないし、日本人はカルフォルニアロールを生み出すことができないのです。これはその文化が「それをスタンダードとしていて、それを逸脱するものは変なモノとみなす」からです。

つい先日もミスユニバースの日本的衣装が大批判を受けました。あれは外国人がイメージする「日本」をデザインしたもので、外国人が左前を知っているわけがない、わけです。

逆をいえば日本人自体がどれほど着物を新しいデザインにしようとしても左前には絶対にしないし、スカートのようなものにもしないし、チャイナドレスのようにスリットも入れないし、ましてや胸が見えるようには絶対にしないわけです(ケイティ・ペリー・着物で検索してね)

それはなぜか?というと、そこには「伝統の具現化」があって、左前は死者の装束・胸や足を見せないのは大和なでしこの慎ましさ、などを具現化しているからです。

ほかにも着物は日本からなくなることはないでしょう。昔のように日常的に着ることはなくなりましたが、時代劇や歌舞伎などの伝統的なものも残っているし、晴れ着を着て成人式を迎えるのは「日本社会に参加する意識」を強く意識できるからです。

翻って、イタリアのバール文化も同じ「イタリア社会の日常と帰属意識」がそこにあり、スタバの進出はそれを思い出させてくれるわけで、外国のものに自国の価値観がさらされてると「伝統意識」が強く刺激されて、むしろそれを継続し保存しようという意識が強くなっていくものなのです。

質問者様のいう「義務感」というのは、実は「外国の価値観にさらされて、消滅の危機を迎えている」ということでもあり、異文化と比較されることで初めて「これは実は伝統文化だったのだ」と気が付くこともたくさんあります。

そういう点では「努力して残す」ことは必要だし、日本は割とそういう努力をしている国だといえるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2022/01/03 17:27

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