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▲ (ヰキぺ:歴史哲学講義) ~~~~~~~~
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§ 4 ヘーゲル世界史論
§ 4.2 文明論

ヘーゲルは世界史の歩みを際立たせるために、世界の文明を発達レベルの低い順から段階的に三区分で説明している。

ヘーゲルの文明論では、文明の発達は文明形成の初期段階でその性格が決まり、その後の発展過程も恒久的に規定されると考えられている。

曰く
「東洋人は、ひとりが自由だと知るだけであり、
ギリシアとローマの世界は特定の人々が自由だと知り、
わたしたちゲルマン人はすべての人間は人間それ自身として自由だと知っている…。

この三区分は、同時に世界史の区分の仕方とあつかい方をも示唆するものです」
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☆ すなわち 殊に日本社会は:
▲ 東洋人は、ひとりが自由だと知るだけである
☆ が 当てはまるか?

A 回答 (3件)

まず、何が聞きたい?


現代日本? ヘーゲルの時代の日本?

まず、西洋思想を世界中にバラまいた以降について、世界史論は条件が異なるがゆえに成立しないでしょ?
 ※文明形成の初期段階でその性格が決まり  は、その後、自身より優勢な文明の接触を受けた後については何も述べていない。

で、江戸時代のこととして、当時の西欧における認識は
日本の支配者は2人。天皇と徳川将軍。
こんなところだろうけど、ヘーゲルの思想上関係ない。

ひとりが自由、とは専制君主制度のこと。
特定の人々が自由、とは、いちおう民主制なんだけど、全員ではなかった。奴隷(=人権皆無)がいたし、(ローマは)市民権がない限り国政に参加できなかった。
皆が自由、とは、国民全員が国政に参加できることを意味する。
国政に参加できるとは、個人の意思を表明できることも意味する。

こういうこと、あなたが参照したページに書いてあるので、私はその解説通りの意味にとる。


現代日本:国民全員が国政に参加できる。よって、自由である。
江戸時代の日本:国民全員が国政に参加できるようなシステムは存在しない。国政に参加できるのは限られる。
そして、制度上はとにかく、精神的な意味において、国民全員が国政に参加できるようになったのは戦後だと思うけどね。
その理由。
産業革命以前は、農業が基本。日本の場合、昔から米作で集約農業(灌漑を伴う)だから、個人の意見は抹殺され集団優先。
いっぽう、ヘーゲルは古代ゲルマン挙げているけど、これって狩猟社会。一神教の成立基盤は遊牧。これまた、多数群れたらアウト。畑作(麦作)も、代掻き不要なのでアウト。
 ※代掻き時は、通常期の5倍くらいの水量が必要。(減水深で検索推奨。)
  よって代掻きは、周辺農家と協調が必要で個人の勝手はできない。
 ※そして、個人の勝手、をヘーゲルは判断基準としている。

ですので、私から言わせてもらうと
西欧の農法(三圃農業/四圃農業)に比べ、アジア(東/東南)は、無茶苦茶効率が高い。(水稲って、連作障害には無縁。)ということかな?結果として、国政に文句言う筋が無ところ、ヘーゲルに何かわけわからんいちゃもんつけられた。ということ。
まあ、そのため科学技術の発展が抑制、という面があり、その意味ではヘーゲルは正しいかも。
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この回答へのお礼

まささん こんにちは。ご回答をありがとうございます。


★ まず、何が聞きたい?
現代日本? ヘーゲルの時代の日本?
☆ その《東洋人》は 中国のことですが ここでは応用(?)して日本の社会(国家の成立以来 現在までの歴史)について問うています。


★ まず、西洋思想を世界中にバラまいた以降について、世界史論は条件が異なるがゆえに成立しないでしょ?
 ※文明形成の初期段階でその性格が決まり  は、その後、自身より優勢な文明の接触を受けた後については何も述べていない。
☆ そうですね。ここでは きわめて単純に《日本社会では 自由を知っている(実践できている)のは ただひとりだ》という命題につくって問うています。


★ で、江戸時代のこととして、当時の西欧における認識は
日本の支配者は2人。天皇と徳川将軍。
こんなところだろうけど、ヘーゲルの思想上関係ない。
☆ 理論じょうは アマテラス公民の長たる慶喜が主権をもともとのアマテラシテ(象徴)たる天皇に奉還したので やはり《ただひとり》だったという仮説です。


★ ひとりが自由、とは専制君主制度のこと。
特定の人々が自由、とは、いちおう民主制なんだけど、全員ではなかった。奴隷(=人権皆無)がいたし、(ローマは)市民権がない限り国政に参加できなかった。
☆ いま《ただひとり》以外の事例は 放っておきます。


★ 皆が自由、とは、国民全員が国政に参加できることを意味する。
国政に参加できるとは、個人の意思を表明できることも意味する。
☆ 理論じょうは――理念としては――すでに主権在民です。と同時に 社会現象としてやはり《ただひとり》説が つづいています。



★ 現代日本:国民全員が国政に参加できる。よって、自由である。
☆ M子氏が PTSDに罹っていると発表したら マスメディアは一斉に報道を自粛した。という《自由》のあり方について問うています。



☆ 以上でひととおりお応えできたかと思います。貴重な参考資料とご見解について割愛するご無礼をおゆるしあれ。

お礼日時:2022/01/22 13:11

先生。

今日はいつになく、新年初っぱなから、不自由な奴らに手厳しいですね。大笑。
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この回答へのお礼

・・・ですか。


たぶん 成り行きだろうと思うんですが。

その扱う主題の関係で そういう批判的な内容になったのだと思います。

お礼日時:2022/01/18 12:55

先生。

お早うございます。
日本人は自ら皆、不自由、にします。不景気だと物を消費せず市場の失敗を自ら引き込みます。空気読解、あるいは同調圧力。それは個人の利益よりも集団の利益を優先するからでしょうか?それとも単なる理由のない物真似でしょうか?
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この回答へのお礼

お早うございます。ご回答をありがとうございます。


★ 日本人は自ら皆、不自由、にします。
☆ ん? 自分で自分を不自由にする ですか? 自業自得に到る自作自演のドラマ!?


★ 不景気だと物を消費せず市場の失敗を自ら引き込みます。
☆ うむ。そうでしょうし またそれは 老後の備えかも。


★ 空気読解、あるいは同調圧力。それは個人の利益よりも集団の利益を優先するからでしょうか? それとも単なる理由のない物真似でしょうか?
☆ そうですね。わたしは スーパーアマテラス・キャラが うまく人びとを丸め込みお二階なる統治者の地位にみづからを押し上げた・その結果 《市民 ‐ 公民》の――主権にかんする――逆立ち連関制が なぜか世界史においても国家として 出来上がったその影響だと思っています。

《神のごとく如何なる者の下にも立つまいと堅く誓ったたましい》なるキャラ。


おほやけ
(これは スサノヲ市民のあやまちうる人間語から抽象されたあやまち得ざるアマテラス普遍語すなわち非倫理のアマテラス科学語ないし倫理のアマテラス人格語と言えます)
という鍵語――あるいは 殺し文句――で 市民も公民性をおもんじることに同意し スーパーアマテラス人種による《もっぱらの公民》の創造に甘んじた。

要するに お上意識――広げれば 日本クウキ教――ではないかと。


★ 個人の利益よりも集団の利益を優先する
☆ これは アマテラス族にくにゆづりをおこなったのと同じように 人びとの生活世界におけるユヅリ愛のゆえだと。

明治維新を起こすほどには お上に抵抗しましたが。

あるいは いまNHKでやっていますが 承久の乱を起こすほどには 空中庭園なるアマテラシテに反旗をひるがえし得ました。



★ 単なる理由のない物真似
☆ これは アマテラス予備軍症候群に罹ったむしろスサノヲ市民の中から出てくるキャラです。

中には 公民族に寄生し身も心も予備軍でありつつしかも 内に分け入って不祥事を探り出しこれを暴くことに専念し まわりまわってむしろその強請り集りで私服を肥やす予備軍症候群に属する変種株ヰルスもあらわれます。

その種の野党やマスコミ。

(理由はあるのかも知れませんが 物まねだというのは かれらが立派なアマテラス公民づら(面)をしていることです)。

お礼日時:2022/01/18 05:22

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