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レスポールのマホガ二ーバックは普通1ピースだとおもいますが、私のエピフォンは3枚、バッカスは2枚の板が貼り合わせてあります、まあ安物ですから仕方ないのでしょうが、1枚板と2~3枚貼り合わせた物では音的にはどのくらい違いがあるのでしょうか。

本物のギブソンにはさわったこともないので宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

私はギター制作の専門家でもないし、実際に1ピースのモノと2~3ピースのモノとを聞き比べたこともないですが、つたない知識を総合して考えると、先ず、1ピースと2ピースの音の伝導に差が出るのは、スプルースとかメイプルといった、比較的木目がまっすぐ走っている木で、マホガニーは元々木目のはっきりしない材だから音的にはそんなに違いはないと思います。


それより木を2ピース、3ピースにするのは、経済的な問題だけではなく、別の木を合わせることによってお互いの歪みを打ち消し合う効果が得られるので、1ピースのモノよりもゆがみやねじれに強くなるからです。
マーチンなんかのアコースティックギターは、高級になればなるほど、バックはローズやハカランダ等の2ピース.3ピースになってます。むしろ安いモノの方がマホガニーの1ピースだったりします。
フェンダーのメイプルネックやレスポールのメイプルトップも同じ理由で2ピースになってますよね。
こちらの方が大事だと思います。

ただし、メイプルなんかだとマホガニーよりも音の伝導に差があるので、木の歪みを考えるか、音を考えるか、楽器として非常に難しい矛盾をはらんだ選択だと思います。
それぞれのメーカーが「こっちがいい」と判断して色々作っているんでしょうね。
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この回答へのお礼

こんばんは、早速の回答ありがとうございます。
私は経済的なことだけだと思っていましたがいろいろな事が考えられるのですね。
それからご指摘のアコ-スティックギターですが、現在所有しているマーティンM36は、バックが3ピースです。
いろいろ参考になりましたありがとうございました。

お礼日時:2005/03/19 20:33

 こんにちは。



 『ギターマガジン』にコラムを載せているリペアマン西村秀昭氏の受け売りですが、エレキのボディでは、一枚、二枚、三枚、四枚…とピースを増やしていっても、これといった音の違いが出ないようですよ(レス・ポールかどうかは忘れましたが、実験してみたそうです)。
 そういうことを知ってか、最近プロのオーダーで注目されているメーカー、ヴァリータでは、トップはブックマッチ、バックは原則的に3ピースですね。

 ちなみに、私は、ブックマッチのフレイム・メイプルのカーヴド・トップ、ホンジュラス・マホガニーの一枚板のバックでできたギター(スーパー・ストラト-タイプ)を持っています。生鳴りはたいへん良いのですが、「おお、これぞ一枚板バック!! このふくよかな中域の中にも澄み切った高音と、味わいのある低域のハーモニーが……」みたいな音は全く感じ取れませんでした(比較対象となる2ピース、3ピースのモデルがないので、なおさらですが)。

 それはともかく、エレキ・ギターとしての音の違いは、PU、ポットなどの電気関係や、ナット、ブリッジ、フレットなど弦と直接接触して支えるパーツ、木材の種類や質や個体差、加工精度の違いなどによって大きく異なるといえます。
 仮に、バック以外は全く同一だったとして、1ピース、2ピース、3ピースと試してみて、果たしてどれだけ違う音になるか、たしかに怪しいと思います。

 なお、マーチンのアコギの3ピース・バックは、ワシントン条約以前に、ブラジル政府が丸太のハカランダの輸出を禁じ、製材したハカランダのみを輸出するようになり、それに合わせて工夫した結果だというようなことを、数十年前に何かで読んだ覚えがあります(うろ覚えですみません)。

 ああ、これからどんどん良い木材がなくなっていくのでしょうね。人類は、いったいいつまで木製のギターを手にしていられるのでしょうか……。どうか、エピフォンもバッカスも大切にしてあげてくださいね。
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この回答へのお礼

わかりました。大切にしようと思います。
まあ、よい材料を使ったギターはよい音がするんでしょうが、 でも最後は演奏者の技術と感性なんでしょうね。昔のカントリーブルースマンのマンス、リプスカムなんか、名もないようなギターでいい音出してましたからね。

いろいろ教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2005/03/25 23:50

こんにちは。

趣味でギター作ってますが、No.1さんの仰る通りかなと思います。ソリッドボディのマホガニーに関しては1ピースでも2~3ピースでも音に大差ないのではと私も思います。5~6ピースになると判りませんが(笑)。但し韓国製エピフォンが3枚なのは単に経済的理由のみと考えます。またマホガニーと称してもこのクラスの安物は俗称フィリピンマホガニー、つまりラワン(フタバガキ科)等を使っておりマホガニー(センダン科)とは別の植物です。本物ギブソンを昔持っていましたが、アンプを通さないで鳴らしても3~4万円の安物とは鳴りに随分差がありました。

参考URL:http://www3.snowman.ne.jp/~karubi/guitar/g_wood. …
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この回答へのお礼

こんばんは。韓国製エピフォンがラワンとは笑ってしまいました。きかいがあったらギブソンとエピフォン&バッカスを生音で弾き比べてみたいとおもいます。
それからURLたいへん参考になりました。

早々のご回答まことにありがとうございました。

お礼日時:2005/03/19 20:52

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