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1周が9キロの遊歩道をA、Bの2人が同じ地点からAは時計回りに、Bは反時計回りに、8時ちょうどに歩き始め、一周するまでの間、Aは休むことなく歩き、BはAと出会った地点で30分休み、Bは休憩を終えて再び反時計回りに歩きはじめてから1時間15分後に1周し終えた。A、Bは歩く速さは一定であり、Aは時速5キロの速さで歩いた時、Bが遊歩道を1周し終えた時刻は?

という問題で、正解は10時45分でした。

どのように解けば良いのか教えて頂きたいです。

A 回答 (4件)

数学の問題として解く前に、日本で書かれた条件をきちんと認識できていますか?



何を未知数にしてもよいですが、その未知数を使って与えられた条件をきちんとまとめます。

ここでは、Aが歩き始めてからBに出会った地点までの道のりを X [km] としましょう。
Aの歩く速さは 5 km/h なので、X [km] を歩くのに要した時間は
 Ta = X/5 [h]

Bが歩き始めてからAに出会うまでの道のりは
 9 - X [km]
なので、Bの歩く速さを Vb [km/h] とすると、Aに出会うまでの時間は
 Tb = (9 - X)/Vb     ①

Ta と Tb は等しいので
 X/5 = (9 - X)/Vb     ②

また、BはAに出会った後の X [km] を1時間15分 = 1.25 [h] で歩いたので
 Vb = X/1.25     ③

これが、問題文に書かれている条件です。
あとはこれを解いていきます。

③を②に代入すれば
 X/5 = (9 - X)/(X/1.25)
   = 1.25(9 - X)/X
→ X^2 = 6.25(9 - X)
4倍して整理すれば
 4X^2 + 25X - 225 = 0
これを解けば
 X = [-25 ± √(625 + 3600)]/8
  = [-25 ± √4225]/8
  = [-25 ± 65]/8
X>0 なので
 X = [-25 + 65]/8 = 5 [km]

よって、Bの速さは、③より
 Vb = 5/1.25 = 4 [km/h]

BがAに出会うまでの時間は、①より
 Tb = (9 - 5)/4 = 1 [h]

ここから 30分休んで、さらに1時間15分歩いたので、Bが一周に要した時間は
 1 [時間] + 30 [分] + 1時間15分 = 2時間45分

歩き始めたのが 8時なら、到着時刻は 10時45分。
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A、Bは歩く速さは一定であり、


とあるが、同じ速さと定義されていないので解はありません。
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問題で提示された関係を全て方程式にする。


というのが定跡です。
日本語から方程式を立てることができれば後は簡単です。
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[1] 最初に問題文をしっかり読み解くこと。

そして、遊歩道が周回路だということはこの問題では全然重要ではない。単に「長さ9kmの直線道路の両端からA, Bが、お互いに向かって同時に出発した」というのでも同じことだな、と気がつかなくちゃいけない。
 とりあえず図のようにダイヤグラムを描いてみると、どういう問題なのかがわかりやすくなります。(ダイヤグラムに馴染みがなければ→ https://oshiete.goo.ne.jp/qa/262584.html)赤はA、緑がBです。

[2] 「Bは出発してから何時間で道を歩き切ったか」ということがわかれば、問題は解決です。その時間をTとする。すると「TはAとBが出会ってから30分+1時間15分後」とわかる。つまり「A,Bが出発してから、AとBが出会うまでの時間」をtとし、1時間を単位にして書くと
  T = (t + 1/2 + 5/4) [時間]
ってことです。かくて、tがいくらなのかが問題である。

[3] 「AとBが出会った場所がAの出発地点からどれだけ離れているか」をm[km]としましょう。
 Aの歩く速さは5[km/時間] だから、時刻tにAが居た場所はAの出発地点から
  m = 5t [km]
の地点である。

[4] 時刻tにはBもこの場所にいたわけです。そして、この地点mに至るまでにBが歩いた距離は (9 - m) [km]。つまり、Bがこの地点まで歩いて来た速さは
  (9 - 5t)/t [km/時間]
である。

[5] また、Bは残り5t [km]を歩くのに(5/4)[時間]掛かった。てことは、その速さは
   (5 t)/(5/4) [km/時間]
である。

[6] さて、Bの歩く速さは一定だというのだから、
  (9 - 5t)/t = (5 t)/(5/4)
でなくてはならない。
 この方程式を整理しますと、
   4t^2 + 5t - 9 = 0
という二次方程式であることがわかります。これを解くと
  t = ((-5±13)/8) [時間]
という二つの解が出るわけですが、もちろんt>0であるような解だけに興味がある。

[7] というわけで、tがわかったんで、Tもわかる。なので答もわかる。
「1周が9キロの遊歩道をA、Bの2人が同じ」の回答画像4
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この回答へのお礼

丁寧に解説してくださってとても分かりやすく助かりました。ありがとうございました!

お礼日時:2022/02/28 17:45

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