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外国語の詩は、原文で読まなければ本質は掴めませんか?

A 回答 (5件)

現代の日本では韻文は滅び、散文オンリーだから、韻を踏んでいるところを表現できない。



マイ・フェア・レディの中に訳文で「スペインの雨は主に平地に降る」という言葉がありますが、これ、英語だと
The rain in Spain stays mainly in the plain.
となり、短い文のなかにエイという発音が回出てきて、ここを主人公が下町訛でアイと発音するところが滑稽なのですが、日本語にしたら、全く意味が通りません。
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正しい発音やイントネーションができない限り、原文のニュアンスは分かりません。



例えば、方言で書かれている詩があったとして、その方言の発音、イントネーションなどが分からなければ、その詩を味わうこともできないでしょ。
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原文には訳にない微妙なニュアンスがあります。


その微妙なニュアンスを感じるには原文を読んでください。
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そうですね。



詩は通常、音の調子があります。
漢詩などではかならず韻を含んでいますし、西欧の詩でもそうですね。
シェークスピアの「spring」という詩の原文は

Spring
When daisies pied, and violets blue
And lady-smocks all silver-white,
And cuckoo-buds of yellow hue
Do paint the meadows with delight,
The cuckoo then, on every tree,
Mocks married men,
for thus sings he:
'Cuckoo!
Cuckoo, cuckoo!'

でも日本語に訳せば


ヒナギクの花がまだら色になってきて、スミレは青く
タネツケバナは白銀色になり
ラナンキュラスの花が牧草地を黄色に染め上げるとき、
木々の上にいるカッコーたちが
「カッコー、カッコー、カッコー」と
鳴いて、妻帯者たちを冷やかすんだ。

なんだか味わいがないですね。

漢詩もそうです。

春暁

春眠不覚暁 処処聞啼鳥
夜来風雨声 花落知多少

これをそのままわかりやすく訳した人がいます。
名訳だとは思いますが、味わいというとどうでしょう。

ところどころに鳥の声
春の夜明けは眠たいな
よっぴてひどい雨だった
いよいよ花もお終いか
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詩に本質はありません


読んだ人が、それぞれイメージをふくらま
せたらいいんです

たとえばカレー。本場のインドカレーと日本のカレーは
全く違います。じゃあ日本のカレーはニセモノかというと
そうではないです
インドのカレーは本物のインドカレーで、日本のは
本物の日本のカレーです。

原文で読んでも、日本語で読んでも本物です
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