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虫歯のレーザー治療ってどうなんでしょうか？

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質問者：ふみまさ
質問日時：2022/03/27 21:40
回答数：3件

歯医者さんに聞いたらレーザー治療で殺菌なんて信憑性のないオカルトだ。やらない方がいいと言われたんですが本当なんでしょうか？当方、なるべく歯を削らない虫歯の治療をしたいと思っているのですが

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回答 (3件)

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No.3

回答者： pandalovelove
回答日時：2022/03/30 16:04

歯科のレーザーにはいくつかの種類があります。

炭酸ガスレーザーや半導体レーザー、ヤグレーザーなど
それぞれに得手不得手があります。

保険のむし歯の治療に使われるのはエルビウム・ヤグレーザー
（及び、罹患象牙質除去機能付きレーザー）で、
算定時は「う蝕無痛的窩洞形成」（う蝕無痛）で加算は40点。
作用機序は簡単に言うとむし歯は正常部より水分が多いので
その水分に反応させて組成を崩壊させてボロボロにさせて
器具で取り出し、少しずつ削り出していきます。
時間はかかりますがタービンで削らなくて済みます。
（ただし、触るだけでも痛い場合は触るので痛いです）
理論上は周辺部も硝子様変性するので歯が強くなります。
という訳で、滅菌。消毒（の効果はあるけど）が
目的ではありません。
　注：保険での請求の場合、「むし歯があれば削ります」だと
　　　請求できなくなります。

他にも、波長などの違いで軟組織が得意な炭酸ガスレーザーで
粘液膿胞摘出でも保険の加算があります。
（炭酸ガスレーザーでむし歯は削れないことは無いですが
　非常に非効率なので、あまり使いませんし保険でできません）
また、デフォーカス（焦点をぼかす）で組織を刺激することで
顎関節症の疼痛軽減などにも使用されます。
（これも滅菌・消毒とは関係ありません）

近年はMI（ミニマルインタベーション）の考え方で
できるだけ歯を残すために削る量を少なくすることが多く
逆に削ることを躊躇してむし歯が進行することもあります。
できれば（レーザーは滅菌とかいう歯科医はダメだけど）
歯科医に相談してみてください。