見学に行くとしたら【天国】と【地獄】どっち?

9ヶ月(もうすぐ10ヶ月)の子供ですが、離乳食を食べるのが遅いです

量は1回140~160gくらいと、量からしたらかなり少ないのに(9ヶ月だと1回200~220gくらいが平均だと聞きました)食べる時間が15~20分もかかります

保健師からは「15~20分は長すぎます」「9ヶ月だと離乳食を食べる時間は5~10分以内にしてください」「10分過ぎたら食べるのを止めてください」と言われましたが、10分で止めたら物足りないと泣きます

早く離乳食を食べる方法はないですか?

A 回答 (2件)

子供に関わる仕事を長くする者です。



物足りなくて、いいのです。その足りない分だけ母乳なりミルクをあげます。

離乳食は、栄養補給という考え方をしませんし、栄養補助という考え方もしません。食べ慣れさせる為のものです。顎を使ったり、歯茎を使ったりすると、発達が刺激されるんですね。知育お遊びみたいなものだとお考え下さい。

なので、長い時間をかけると、お楽しみの時間ではなく、義務のような時間になってしまいますので、飽きないうちに、パッと切り上げることが、とても大切です。

厚生労働省から発出される、日本人の乳児の離乳食の基準って、戦前戦後あたりを基準にして出来上がっているんですね。その習慣や文化が、現在まで引き継がれている。
その頃は、母親自身の栄養も足りなくて、母乳の出も良くない。粉ミルクも高くて買えない。そんな時代です。母親もその家の重要な労働力だったりしました。なので、子供を早く離乳させないと、親子共に、生きてゆくことが難しい。そういう時代の名残りが、現在まで続いているんですね。

子供の発達の研究職としての私が、現場で専門家達と共有する認識は、現在では、栄養的にも母親は充実しているし、ミルクの品質も安定しているということです。
なので、1歳の誕生日までは、母乳かミルクだけでも発育は充分、という結論です。というか、乳児に、食から栄養補給できるほど、食べることは難しい。という結論です。
それは、早期に離乳した子供ほど、歯や骨の成長に不全化が見られるということです。乳児が、その成長に必要な、タンパク質やカルシウム、ミネラル、脂質、ビタミン類などを、食品から摂取しようと思えば、多種多様な食品を食べなくてはいけない。それは、はやり無理があるんですね。
なので、栄養としての離乳食という、考え方はなくても大丈夫ですし、その摂取量を気にする必要もありません。

とは言え、手で食品を触り、口の中で、色々な食感や、喉越し、その香りを経験することは、その子供の脳育に、とても良い刺激になりますので、お味見させてあげましょうね〜、のノリで、存分に楽しませてあげて下さい。
好奇心が、食を育てるのですし、好奇心が脳を発達させます。

毎日、お疲れ様です。
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厳密に考えすぎです。


見るのは体重増加だけで十分。食べる時間まで考える必要ありません。
子どもは教科書通りには育たないです。
体重さえ増えているなら、何も心配することはありません。

私の子どもは、離乳食なんて一口も食べてくれませんでした。
1歳半まで母乳のみです。
(もちろん教科書通りにスタートし、ものすごく悩み、各方面に相談して、できる限りの手は尽くしました)。
それでも健康に、よい子に育っています。

食べる量はもちろんのこと、食べるスピードには個人差があります。
小学生になってもそうなのに、0歳児ならなおのこと。
個人差が大きい時期です。
早く食べさそうとする必要ないです。無理に食べさせるのは可哀想です。
大らかにかまえてください。
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