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①あなたが、参与観察などの調査をする際に親密性にともなう、どのような問題が発生すると思いますか?
②その問題を解決するためにはどういう対策(心構えでも、具体的な対策でもどちらでもかまいません)をするとよいでしょうか?
③ソーシャル・メディアとの関わりの中で新たに、気をつけなけばならない問題について教えて欲しいです。

A 回答 (1件)

①参与による親密性バイアス。

それを狙っているのですから当然ですけどね。「情熱大陸」や「プロフェショナル」などのテレビ番組における長期密着取材ドキュメンタリーもそれを狙って、対象者から本音を引き出そうとしています。

②観察側は仮説を持っていることが多いだろう。特に学術的・研究的なものはそうだ。どうしても対象に対してその辺を意図的にせよ無意識的にせよ、自分の仮説に合わせて誘導してしまいがちだ。それがこの手の定性調査の難題だ。
一番良いのは、観察側が、敢えて仮説を持たず、心理的な構えを持たずに、対象者の意識と行動に余計なバイアスをかけずに、可能な限り自然に接することだろう。つまり自分から「こういうことですね」など決めつける能動的な質問は一切せずに、「なぜ?」「どうして?」など、受け身の質問を繰り返し、対象者自らに背景や隠れた動機を考えさせ、発言させることだろう。

③対面であろうとSNSであろうと、注意点は同じ。②さえ徹底できれば、学術的・研究的定性調査の熟練者と同じように、隠れた本音を対象者から引き出すことが可能になる。
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