中国の責任

中国が日本に迷惑をかけたとします。
それを賠償するのは中国ですが、行為の決定は、
一部の役人や官僚だったりします。

その場合でも、謝罪のするのは
「役人だけ」
でしょうか。それとも
「それを選んだ国民」
も含むのでしょうか。

一般論として、謝罪するときは
「直接的な決定や行為をした役所・役人・官僚」
だけでしょうか。
それとも
「それを作ってきた国民」
も含むのでしょうか。

No.5 回答者： Dendrocacalia 回答日時： 2022/06/02 21:35

ご質問者は国家の基本が分かっていらっしゃらないのかも知れません。

いいえ、そんな偉そうな言い方はよくない。私はちっとも偉くない。まあ、「知ったかぶりの回答者がなんか言ってる」と、お気楽に読んでいただければ幸いです。

昔は「国家無答責の法理」が世界の主流だったんですよ。国家が個人に損害を及ぼしても、国は賠償責任を負わないとする原則です（今はそうではないが）。また、「主権免除」といいまして、国家は外国の裁判所で被告として裁かれることはないと、国際法で決まっています。

にもかかわらず、ご質問者は「中国が日本に迷惑をかけたとします。それを賠償するのは中国ですが」と当たり前のようにおっしゃってますが、そもそも国家というものは「迷惑をかけた」程度では、あまり謝罪・賠償しないでしょう。よっぽど、戦争に負けたとかなら話は別ですが。
いいえ、戦争などと大きな話ではなく、もっと細かい普通の話をしましょう。さきほど、国家無答責について「今はそうではないが」と述べましたが、戦後は「国家賠償法」という法律が作られました。国（または公共団体）は賠償責任を負うようになっています。
その第六条は「この法律は、外国人が被害者である場合には、相互の保証があるときに限り、これを適用する」と定めています。そして、ご質問の中国にも、国家賠償法が存在して同様の規定があるそうです。したがって、ご質問のように中国国家の行為で日本人が損害を受けた場合は、中国政府に対して賠償を請求できます。

ただし、前述した主権免除は、今もなお国際法の原則です。よって、中国政府が日本の裁判所で裁かれることはなく、逆に日本人が中国の裁判所に訴え出ることになります。考えただけでもムズイわー。
結局、賠償させるだけでも難しいのですから、ご質問者のように「謝罪」させようなんて、現実離れしてませんか？

> 謝罪のするのは「役人だけ」でしょうか。それとも「それを選んだ国民」も含むのでしょうか。

実際問題としては、「頭はお下げにならなくていいので、お金で片を付けて、賠償してください」となるでしょう。最初は裁判沙汰にせず、日中両国間の交渉で解決をめざすとしても、「ご同意できないなら裁判に訴えてください」と言われてしまうでしょう。

No.4 回答者： tanzou2 回答日時： 2022/06/02 10:59

国家の性格によります。

かつて、国家は王侯貴族だけの
ものでした。

それを、国民皆のモノ、としたのが
国民国家であり民主制国家です。

国家は国民皆のモノですから
国家が悪い事をして謝罪する、という
ことは国民も謝罪する、ということです。

No.3 回答者： satoshino 回答日時： 2022/06/02 10:57

中国は民主主義国家ではありませんので

国民ではなく中国共産党政府の責任です

５０年前の日中友好条約では田中角栄総理大臣が
中国への侵略や植民地化を謝罪し中国が受け入れ
中日和平友好条約が成立しました

No.2 回答者： カエデラックス 回答日時： 2022/06/02 10:02

中国は「自分たちこそ民主主義を大事にしてきた国だ」と言っていたこともあるみたいですが、基本のところは社会主義で一党独裁です。

反発する集団は弾圧されたり、逮捕されたりします、香港のように。

我が身可愛さに圧政に屈しているのは国民の不甲斐なさのせい・・・と言われてしまえば、投稿主様の言う「それを選んだ国民」に含まれるでしょう。
ただ今の中国に国民が良い感情を持ってないのも事実です。

共産党の毛沢東を指示して中華人民共和国を作った人達がイカンというのであれば、もうその世代はほとんど生きていないので投稿主様の言う「役人だけ」となるでしょう。

どういう視点で考えるかで、変わると思います。

No.1 回答者： カウロンさん 回答日時： 2022/06/02 09:52

政府の判断では？国民感情、愛国心が中国の方は強いから、国含めて。